なかなかロシアは侵略戦争を止めようとしません。
日本は北方領土を奪られているし
フィンランドも同じような状況。
プーチンはどうしても使える海が欲しいらしい。
演奏会を聞きに行ってきました。
五つの国の作品というテーマで
女声によるジョイントリサイタルです。
ロシアの作品も本来なら
五つの国に入っていてもいいところで
音楽の対比という上では非常に興味深いのですが
この戦時下ではもう世論的に加わることはあり得ず。
今回初めてシベリウスの声楽曲を聞いたのですが
とってもシベリウス!! とってもフィンランド!!
フィンランドをフィンランドたらしめる音楽を書いているんですね。
なんと清々しく美しいことか。
帝政ロシアの圧力に屈することなく
「フィンランドであること」を強く主張するシベリウスの意思が
明確に聴こえる。そんな作品群でありましたよ。