最近、また母が調子を崩す日が増えてきました。
季節の変わり目ということも、原因のひとつかもしれませんが、加齢による老化が進んでいるのだとも思います。
作曲家の筒美京平さんの訃報を知り、亡くなった原因を知り、さらにいろいろと考えています。
今回は、そんな感じの内容を綴ります。
筒美京平さん、誤嚥性肺炎で亡くなる
SNSを開くと、よく知る有名人の名前が飛び込んできて、とても驚きました。
筒美さんは、昭和から平成にかけてのヒットメーカーです。
特に70年代80年代は、テレビで歌われる楽曲は、曲名とセットで必ず作詞家と作曲家の名前も画面に映っていたのですが「作曲:筒美京平」という文字を見ない日はなかったくらい、いろいろな人の曲やアニメソングを、たくさん手掛けていらっしゃいました。
筒美さんの死因は、誤嚥性肺炎。
最近は、病気療養中だったという報道も一部ありましたので、嚥下障害などもあったのかもしれないと思いました。
この訃報を聞き、偉大なヒットメーカーが、また一人この世を旅立たれてしまった、と思うのと同時に、亡くなったのは誤嚥性肺炎だったと知り、また、いろいろと考えることが増えてしまいました。
誤嚥による事故や疾病
私の知り合いのお父様は、自宅でデイケアを受けているときに、誤嚥による事故で救急搬送され、そのまま帰らぬ人となってしまいました。
身近で起きたこの事故に、私は他人ごとではない、誰にでも起こり得ることであると、かなり真剣にいろいろな事を考えました。
また、入居型介護施設でも、誤嚥によっておこる事故はよくあるとも聞きます。
幸い命の別状がなくても、やはり年齢的な衰えにより、今まですんなり飲み込めていたモノも、嚥下するのが難しくなってしまうのでしょう。
私の母も、最近ちょっとしたことでむせて、咳き込むようになりました。
特に、食事中に多いので、本人はよく噛んで飲み込んでいるつもりのようですが、おそらく食事のメニューにむせやすい食材が入っているのでしょう。
母がむせる度に、次回以降の母の食事には、思い付く食材を入れないようにしているのですが、完全に誤嚥を防ぎきれるとも思えません。
かといって、まだまだ、自分でかむ力はあるので、柔らかいモノばかり食べさせるのもどうだろうか、と思うので、かみ砕いて喉を通過するときに、するっと飲み込めるように味付けを工夫しています。
嚥下しやすい食事の準備
母は、入れ歯ですが堅焼きせんべいのようなモノが大好きですし、噛むのに時間がかかるするめも大好きです。
半面、細かい食材(すりごま、ふりかけ、砕いたナッツなど)を食べているときに、むせることが増えたので、ふりかけを買うのはやめて、すりごまや砕いたナッツは、ドレッシングやタレに入れて、水分をしみ込ませた状態になってから、おかずにかけたり、混ぜたりしています。
また、飲み込みにくそうな食材は、あんかけ風にして表面がツルツルになるように工夫しています。
料理の工夫の他には、必ず水を飲みながら食べるように、いつも声をかけています。
母は、食事中に水分を摂らないことが多く、食事が済んでからお茶やコーヒーで一息つくので、声掛けをすることで、食事中の水分摂取を意識させています。
もちろん、食事を工夫しても、水分を食事中に摂らせても、誤嚥を完全に防げるわけではありません。
出来得る限りの努力はしたいですし、今後もしていきますが、もし誤嚥をさせてしまったら、そのときどうやって対処するかということも、しっかり覚えておく必要があると、いつも考えています。
たのしく食事をしてもらうためにも
誤嚥を防ぎたいからと言って、美味しくもない食事を用意するわけにはいきませんよね。
なので、いまのところは味や歯ごたえを優先したメニューを考えることが多いです。
しかし、いつか来るかもしれない事態に備えておく心構えは、必要です。
何ができるのかは、よくわかっていませんが、誤嚥は本人にもかなりのダメージになってしまうので、これから勉強するなり調べるなりして、誤嚥をしないように過ごす方法を学んでいきたいですね。
本日は、筒美京平さんの訃報から、今考えていることについて綴りました。
私の母は、食事中に誰かの介助や介護を受ける状態にはありませんが、嚥下する力が衰えれば、真剣に考えなければならないことのひとつになるでしょう。
老いることは、それなりの楽しさもありますが、少し物事がズレただけで大惨事になることもあります。
誤嚥だけではなく、他のことも同じように用心しなければならないことが、老いとともに増えていきます。
赤ちゃんは、いろいろな事を経験しながら、危険を回避する能力をつけて行きますが、歳をとってしまうと、危ないとわかっていても身体が動かなくなっていきますし、判断力や判断速度も衰えます。
そんな時に、少しでも事故や新たな病気に繋がらないように考え、備えておきたいです。
季節の変わり目ということも、原因のひとつかもしれませんが、加齢による老化が進んでいるのだとも思います。
作曲家の筒美京平さんの訃報を知り、亡くなった原因を知り、さらにいろいろと考えています。
今回は、そんな感じの内容を綴ります。
筒美京平さん、誤嚥性肺炎で亡くなる
SNSを開くと、よく知る有名人の名前が飛び込んできて、とても驚きました。
筒美さんは、昭和から平成にかけてのヒットメーカーです。
特に70年代80年代は、テレビで歌われる楽曲は、曲名とセットで必ず作詞家と作曲家の名前も画面に映っていたのですが「作曲:筒美京平」という文字を見ない日はなかったくらい、いろいろな人の曲やアニメソングを、たくさん手掛けていらっしゃいました。
筒美さんの死因は、誤嚥性肺炎。
最近は、病気療養中だったという報道も一部ありましたので、嚥下障害などもあったのかもしれないと思いました。
この訃報を聞き、偉大なヒットメーカーが、また一人この世を旅立たれてしまった、と思うのと同時に、亡くなったのは誤嚥性肺炎だったと知り、また、いろいろと考えることが増えてしまいました。
誤嚥による事故や疾病
私の知り合いのお父様は、自宅でデイケアを受けているときに、誤嚥による事故で救急搬送され、そのまま帰らぬ人となってしまいました。
身近で起きたこの事故に、私は他人ごとではない、誰にでも起こり得ることであると、かなり真剣にいろいろな事を考えました。
また、入居型介護施設でも、誤嚥によっておこる事故はよくあるとも聞きます。
幸い命の別状がなくても、やはり年齢的な衰えにより、今まですんなり飲み込めていたモノも、嚥下するのが難しくなってしまうのでしょう。
私の母も、最近ちょっとしたことでむせて、咳き込むようになりました。
特に、食事中に多いので、本人はよく噛んで飲み込んでいるつもりのようですが、おそらく食事のメニューにむせやすい食材が入っているのでしょう。
母がむせる度に、次回以降の母の食事には、思い付く食材を入れないようにしているのですが、完全に誤嚥を防ぎきれるとも思えません。
かといって、まだまだ、自分でかむ力はあるので、柔らかいモノばかり食べさせるのもどうだろうか、と思うので、かみ砕いて喉を通過するときに、するっと飲み込めるように味付けを工夫しています。
嚥下しやすい食事の準備
母は、入れ歯ですが堅焼きせんべいのようなモノが大好きですし、噛むのに時間がかかるするめも大好きです。
半面、細かい食材(すりごま、ふりかけ、砕いたナッツなど)を食べているときに、むせることが増えたので、ふりかけを買うのはやめて、すりごまや砕いたナッツは、ドレッシングやタレに入れて、水分をしみ込ませた状態になってから、おかずにかけたり、混ぜたりしています。
また、飲み込みにくそうな食材は、あんかけ風にして表面がツルツルになるように工夫しています。
料理の工夫の他には、必ず水を飲みながら食べるように、いつも声をかけています。
母は、食事中に水分を摂らないことが多く、食事が済んでからお茶やコーヒーで一息つくので、声掛けをすることで、食事中の水分摂取を意識させています。
もちろん、食事を工夫しても、水分を食事中に摂らせても、誤嚥を完全に防げるわけではありません。
出来得る限りの努力はしたいですし、今後もしていきますが、もし誤嚥をさせてしまったら、そのときどうやって対処するかということも、しっかり覚えておく必要があると、いつも考えています。
たのしく食事をしてもらうためにも
誤嚥を防ぎたいからと言って、美味しくもない食事を用意するわけにはいきませんよね。
なので、いまのところは味や歯ごたえを優先したメニューを考えることが多いです。
しかし、いつか来るかもしれない事態に備えておく心構えは、必要です。
何ができるのかは、よくわかっていませんが、誤嚥は本人にもかなりのダメージになってしまうので、これから勉強するなり調べるなりして、誤嚥をしないように過ごす方法を学んでいきたいですね。
本日は、筒美京平さんの訃報から、今考えていることについて綴りました。
私の母は、食事中に誰かの介助や介護を受ける状態にはありませんが、嚥下する力が衰えれば、真剣に考えなければならないことのひとつになるでしょう。
老いることは、それなりの楽しさもありますが、少し物事がズレただけで大惨事になることもあります。
誤嚥だけではなく、他のことも同じように用心しなければならないことが、老いとともに増えていきます。
赤ちゃんは、いろいろな事を経験しながら、危険を回避する能力をつけて行きますが、歳をとってしまうと、危ないとわかっていても身体が動かなくなっていきますし、判断力や判断速度も衰えます。
そんな時に、少しでも事故や新たな病気に繋がらないように考え、備えておきたいです。