3月以降、感染症COVID-19の世界的な流行により、自粛要請などが出されたため、多くの人は外出頻度が大幅に減ったと思いますが、私の場合は自粛生活や感染予防とは別に、買い物へ行く頻度が減った理由があります。
今回は、買い物頻度が減った理由について綴ります。
買いたいものはある
自粛生活や、感染予防のため外出を減らしてわかったことは、人は割とたくさんのモノが欲しいと思っているのだな、ということでした(笑)
まあ、生活に必要なモノは当然のことなのですが、今すぐ買わなくても生活に支障が出たり、生命を脅かされたりすることはないモノも、欲しいと思うことはたびたびありました。
その都度「いや待てよ、今買わなくても別に困ってないし、ここは購入を我慢しておこう」と自制してきました。
時には、食料品や日用品の買い出しついでに、服を買ったりもしましたが、3月以降にムダ使いしたモノは、数えるほどしかありません。
3月以降で気が付いたことは、人間そんなに買わなければいけないモノなど、多くはないのだな、ということでした。
そして、どうしても買いたいのならば、まずネット通販で探してみるか、という習慣が染みついたのも、3月以降です。
それまでは、実店舗へ下見に行って、それからネットで調べて金額的なことや使い勝手や色とデザインも比較検討してから、再度実店舗へ行くなりネット購入で済ませるなりをしていました。
今は、とりあえずネットで検索して、その段階で「どうしても欲しいのか」を自問自答してから、購入するかどうかを決めていますが、大半は「なくてもいいか」となり、購入にまで至らないことが多いです(笑)
自粛要請が出る前から減っていた買い物
今は、私のような感じで買い物頻度が減った人もたくさんいるかと思いますが、実を言うと感染症が流行する前から、私は買い物の頻度が減りつつある状態でした(ムダ使いがなかったわけではないですが)
特に、なんとなく足が遠のき始めたのが、コンビニと100円ショップ、そしてアパレル関係や雑貨関連のショップです。
飲食店については、消費税増税に伴い店内での飲食がぐっと減りはしましたが、持ち帰りができる飲食店での買い物は、以前より増えたような気がします。
感染症の流行後は、事前予約や配達ができるようになった飲食店も増えたので、今まで利用しなかった飲食店で購入することも増えましたね。
ただ、それも買い物へ行ったついでに寄ったり、食事の用意が面倒くさいときに利用しているだけで、外食をしなくなったことと相殺すると、やはり3月以前よりは飲食店の利用は減りました。
買い物頻度が減った理由
私が、感染症流行前から足が遠のきつつあった買い物ですが、その理由は以下のとおりです。
・レジでの店員とのやり取り(会話)が多い(あるいは長い)
・支払い(決済)方法の選択が面倒くさい
・何かを訪ねた際にマニュアル通りの頓珍漢な受け答えをする店員が増えた
・実店舗にあるモノはネット通販で大体買えるから行く必要性が低くなった
・欲しいと思えるモノが減った(個人的な嗜好の変化を含め)
大体、このような感じなのですが、1つずつ具体的に説明します。
レジでのやり取り(会話)
最近になって、レジでいろいろ言われることが増えたと感じています。
ポイントカードの有無、レジ袋(ショッピングバッグ)の要不要、キャンペーンシールの要不要やくじ引き、クーポン券の有無。
飲食店では、1つの商品を購入しようとすると、サイズ、フレーバー、トッピング、アイスかホットか、店内飲食か持ち帰りか、なども加わり、常にレジ店員がしゃべっている印象を受けます。
昭和生まれの私からすると、昔は1つのモノを買うだけでいろいろ聞かれたり、店員に返事をしなければならないのは、せいぜいファストフード店くらいで、それ以外では、世間話とこちらが質問した場合以外は、最低限のやり取りしかしていなかった気がします。
客「これください」店員「かしこまりました。合計〇〇円です・・・〇〇円のお釣りです。ありがとうございました」程度しか、会話していなかった記憶があります。
商品が渡されるときも、いちいち「こちらが商品です」みたいなことは言われてなかったのですが、最近は言う店員が増えた気がします。
例外として、いつもの行きつけの店であれば、世間話や商品に関することなどを話題にすることもありましたが、特に親しくもなければ行きつけでもない店で買うときは、二言三言でレジ精算が終わっていた記憶しかありません。
それに比べて、今はとにかくいろいろな事を確認しなければならなくなり、店員も大変ですが、訊ねられる客の立場としても、その確認もうしなくていいのに、という気持ちで接していることが増えています。
そうなると、だんだん店員とのやり取りが億劫になってきて、日々の食料品や日用品以外の買い物は、極力ネット通販で済ませてしまおうという気分になってしまいます。
若い頃は、店員との世間話は楽しかったのですが、今はマニュアル通りのやり取りに時間が割かれて、世間話をするゆとりもなければ、のんびりした雰囲気も少なくなって、正直買い物をする面白さを感じなくなってきている状態です。
支払い(決済)方法の選択
これは、個人的な事情になりますが、レジでの支払いの際に、決済方法を迷ってしまうことが、買い物を遠ざけています。
私が常に用意できる決済方法は、クレジットカードと現金と携帯キャリアのスマホPAYです。
その他は、チャージ方法が現金でしかできない交通系ICと行きつけのスーパーの電子マネーを必要に応じて持ち歩いています。
他の決済方法としては、nanacoも持っているのですが、こちらも現金チャージしかできないために、コンビニへめったに行かなくなった私にとっては、チャージが面倒くさい決済方法となっていますし、コンビニは他の決済方法もあるので、わざわざコンビニ発行のカードを使う必要性も感じていません。
現金でしかチャージできない決済方法を、銀行と連携させて自動チャージが可能になるよう変更することも検討しましたが、キャッシュレス決済が可能(あるいはキャッシュレスしか受け付けない店舗)な場合は、クレジットカードかスマホPAYで対処できますし、現金が使えるのであれば、少額に限り現金の方が素早く支払いができるので、銀行との連携については少し迷っています。
私が頻繁に使用しているのは、スーパーでのみ使える電子マネー、クレジットカード、現金、スマホなのですが、大体使う場面は固定されています。
スーパーは、当然のことながら専用の電子マネーで、家から近いドラッグストアではスマホ、その他の店では大体クレジットで、現金のみOKのお店では当然現金での支払いとなります。
交通系ICは、公共交通機関を使う場合にのみ決済方法として加えています。
旅行の際は、クレジットカードと交通系ICと現金を使い分けている感じですね。
都市部では、交通系ICが使える店舗がたくさんあるのでいいのですが、私が住む地域は駅ビルや駅周辺の一部の店でしか使えないので、電車やバスで出かけない場合は、あまり役に立たないのです。
現状では、出かける際の準備で、着替えや身だしなみの他に、どの決済方法(カード)を持って行こうか、という選択肢が増えています。
キャッシュレス化が進む前は、クレジットカードと現金を常に持ち歩いていれば問題はありませんでした。
しかし、さまざまなキャッシュレス方法がある今は、自分が買い物をするシーンをあらかじめ想定しておいて、支払い方法を準備しなくてはならない状態になっています。
キャッシュレスそのものは大歓迎派なのですが、いちいち店舗で使い分けていることに対して、少々イライラとモヤモヤが積もっています(苦笑)
決済方法を3つあるいは4つで固定したいのですが、今のところベストな状態を探っている状態なので、支払い方法については、しばらくの間イライラとモヤモヤを抱え込んだまま、過ごすことになると思います。
このイライラとモヤモヤを、少しでも感じないようにするために、買い物を控えてしまっている側面があります。
店員の徹底され過ぎたマニュアル対応
これは、私が歳をとったことも原因かもしれませんが、買い物をする際に店員に聞きたいことがあって訊ねると、何故かマニュアルどおりの返答で、私が聞きたいことの答えになっていないことが、何度かありました。
シチュエーションとしては、本当に固定観念ととられかねないのですが、高校生や大学生のアルバイトの方が、この傾向にありますね。
もちろん、中高年の店員でも慣れていないと似たようなことが起こりますが、確率的には少ないです。
もちろん、返答が難しいこともあるかもしれませんが、そういう場合は「私ではわかりかねますので、他の者に替わります」「確認してまいります」などでいいのですが、そうしてくれずにマニュアルどおりの答えが返ってきてしまうのですよね。
また、こちらの言葉を最後まで聞いていないか、こちらの言いたいことを理解しないまま返答しようとするために、望んでいない答えを返されてしまうのかもしれないとも思っています。
それは、要するに私が訊ねている内容がわからなかったか、聞こえなかったということになると思うのですが、そういう場合も「もう一度仰ってくださいますか」でいいのです。
でも、何か答えを返さなければいけないと思うのか、頓珍漢なマニュアルどおりの返答になってしまう。
正直、疲れます(苦笑)
何故なら、頓珍漢な答えを返されると、もう一度同じ内容を最初から話さなければいけないからです。
聞こえなかったのなら、聞こえるように、理解できないのであれば、言葉を変えてもう一度言うようにすることもできますが、そうではないのなら、同じことを繰り返す以外、こちらは対応できないのですよね。
私としては、わからないことはわからないと、はっきり言ってくださった方がありがたいのですが、昨今はクレームが怖いのか、決められた答えを返しておけば安心だ、という空気があるのかもしれません。
今の時代、接客業が受けるストレスは尋常ではないのかもしれませんが、もう少し肩の力を抜いて、客と自然に会話できるような社会になってほしいと思います。
そんなわけで、会話が辛くなってくる場合があるので、買い物へ行く頻度が減っています(苦笑)
ネットでの買い物が充実している世の中
ひと昔前は、通販では実店舗で取り扱っていないような商品や大きな商品(家具やインテリアなど)ばかりがラインナップされ、日用品や食品も大量購入前提が主でしたが、今はどんなに小さな雑貨でも、食品ひとつでも配送してくれる時代です。
近所のスーパーに置いてある商品も、ネットで購入することができますから、わざわざ外出して店員とやり取りしなくても買い物が完了できてしまいます。
最近になって、店員とのやり取りが少し億劫になってきている私のような人間には、通販や配送サービスは最高にありがたいシステムでもあります。
今のところ、日常的な食料品や日用品の買い物は、スーパーへ足を運んでいますが、それはたまたま近くにスーパーがあるからそうしているだけで、もしも買い物へ行く道のりが遠い場所に住んでいたら、配送サービスを使いまくっていると思います(笑)
また、今後は重たい荷物を持ち歩く体力が衰えてくるでしょうから、なおさら配送サービスを使う頻度は上がってくると考えています。
そうなると、ますます私は実店舗で店員と接する機会がなくなり、さらに店員との長いやり取り(実際は数分でしょうけれど)が億劫に感じてしまいそうで、下手をすると熟年引きこもりになりそうです(笑)
とはいえ、好きな実店舗も存在はしますし、そういった店は、私が億劫に感じるやり取りや返答がほとんどないので、買い物しやすく、逆に行きたくて仕方がないですね(笑)
欲しいと思えるモノが減った
これは、完全に嗜好の変化と、ライフスタイルの変更が影響しています。
昔は、一目見ただけで欲しかったブランドやシリーズがありました。
しかし、今は特にこだわっているブランドもシリーズもなく、趣味のモノも集めることをやめると決めて以来、欲しいと思わなくなりました。
かといって、全く物欲がなくなったわけではなく、本当は今使っているコレは、もっと違うモノに買い替えたいんだ、とか、これがあったら今の暮らしが少し楽になったり、充実したりするのに、などと感じるモノも少なくありません。
ただ、現状で我慢するとストレスになるのかならないのか、という視点で考えると、特にストレスなわけではないけれど、少しだけブラッシュアップしたい程度には感じているというところでしょうか。
また、少しだけ先の将来を考えて、シフトチェンジしなければならないモノもあるので、準備として購入しておいた方がいいモノはあるかもしれません。
しかし、やはり現状困っていないのであれば、急いで購入する必要もないと考えてしまうので、買い物をする手が止まりますね。
欲しいと思えるモノが減り、実店舗での店員とのやり取りを少し億劫に感じ、支払い方法を面倒に感じていれば、それは買い物をする頻度が減って当然。
でも、もしもこうなったら、また買い物へ出かける頻度は上がるかもしれません。
今の私が望む買い物スタイル
まず、お店ごとのポイント付与をやめてほしいです。
そして店員は、レジ袋の有無やキャンペーンシールの要不要はあえて訊ねないでほしいです。
欲しかったら、自己申告制でいいのですから(笑)
お箸やスプーン、おしぼりも同様です。
とにかく、レジでのやり取りは最小限で済むようになったらうれしいです。
究極は、やはりセルフレジですね。
レジ打ち係は、もはや不要な時代になりつつあるような気がしています。
替わりに、レジトラブル解消係を配置して、無人レジを増やしてほしいです。
決済方法については、使えない決済方法がないようにしてほしいというのが、本音ですね。
そういう決済機器が広まれば、この件は実現できますよね。
あとは、そういう機器を導入しやすいように、さまざまな店舗への補助制度や支援制度が整備されたらいいですよね。
店員とは、親しくない限りあまり会話をしたくありません。
ただ、こちらが何か訊ねた際は、たのしい会話が成立するように、自分も心がけたいし、もちろん店員の人にもそういうゆとりをもっていただけたら、ありがたいです。
普段は、言葉かけも会話も最小限で済ます代わりに、やり取りが必要になったときは、気持ちよく会話したいです。
品ぞろえは、店側の事情もあるでしょうから、パーフェクトは望みません。
でも、その店でしか買えないとか、その店に行けば必ず買える商品などがあれば、通う頻度も増えると思います。
実際、私が好きなカレールウが、決まった店舗にしか売っていないので、その店舗へ行く頻度はとても高いです(笑)
ポイントになるのは、いつもきまった商品が、いつでも買えることなのかもしれません。
本日は、買い物へ行く頻度が減った理由を綴りましたが、また買い物を楽しむことができるようになりたい、というのが本音です。
もちろん、ムダ使いはしませんし、必要のないモノを購入することもしませんが、買い物自体を短い時間でもいいから楽しみたいです。
事務的で義務的な買い物よりも、楽しみながらする買い物が、今の私の理想です。
今回は、買い物頻度が減った理由について綴ります。
買いたいものはある
自粛生活や、感染予防のため外出を減らしてわかったことは、人は割とたくさんのモノが欲しいと思っているのだな、ということでした(笑)
まあ、生活に必要なモノは当然のことなのですが、今すぐ買わなくても生活に支障が出たり、生命を脅かされたりすることはないモノも、欲しいと思うことはたびたびありました。
その都度「いや待てよ、今買わなくても別に困ってないし、ここは購入を我慢しておこう」と自制してきました。
時には、食料品や日用品の買い出しついでに、服を買ったりもしましたが、3月以降にムダ使いしたモノは、数えるほどしかありません。
3月以降で気が付いたことは、人間そんなに買わなければいけないモノなど、多くはないのだな、ということでした。
そして、どうしても買いたいのならば、まずネット通販で探してみるか、という習慣が染みついたのも、3月以降です。
それまでは、実店舗へ下見に行って、それからネットで調べて金額的なことや使い勝手や色とデザインも比較検討してから、再度実店舗へ行くなりネット購入で済ませるなりをしていました。
今は、とりあえずネットで検索して、その段階で「どうしても欲しいのか」を自問自答してから、購入するかどうかを決めていますが、大半は「なくてもいいか」となり、購入にまで至らないことが多いです(笑)
自粛要請が出る前から減っていた買い物
今は、私のような感じで買い物頻度が減った人もたくさんいるかと思いますが、実を言うと感染症が流行する前から、私は買い物の頻度が減りつつある状態でした(ムダ使いがなかったわけではないですが)
特に、なんとなく足が遠のき始めたのが、コンビニと100円ショップ、そしてアパレル関係や雑貨関連のショップです。
飲食店については、消費税増税に伴い店内での飲食がぐっと減りはしましたが、持ち帰りができる飲食店での買い物は、以前より増えたような気がします。
感染症の流行後は、事前予約や配達ができるようになった飲食店も増えたので、今まで利用しなかった飲食店で購入することも増えましたね。
ただ、それも買い物へ行ったついでに寄ったり、食事の用意が面倒くさいときに利用しているだけで、外食をしなくなったことと相殺すると、やはり3月以前よりは飲食店の利用は減りました。
買い物頻度が減った理由
私が、感染症流行前から足が遠のきつつあった買い物ですが、その理由は以下のとおりです。
・レジでの店員とのやり取り(会話)が多い(あるいは長い)
・支払い(決済)方法の選択が面倒くさい
・何かを訪ねた際にマニュアル通りの頓珍漢な受け答えをする店員が増えた
・実店舗にあるモノはネット通販で大体買えるから行く必要性が低くなった
・欲しいと思えるモノが減った(個人的な嗜好の変化を含め)
大体、このような感じなのですが、1つずつ具体的に説明します。
レジでのやり取り(会話)
最近になって、レジでいろいろ言われることが増えたと感じています。
ポイントカードの有無、レジ袋(ショッピングバッグ)の要不要、キャンペーンシールの要不要やくじ引き、クーポン券の有無。
飲食店では、1つの商品を購入しようとすると、サイズ、フレーバー、トッピング、アイスかホットか、店内飲食か持ち帰りか、なども加わり、常にレジ店員がしゃべっている印象を受けます。
昭和生まれの私からすると、昔は1つのモノを買うだけでいろいろ聞かれたり、店員に返事をしなければならないのは、せいぜいファストフード店くらいで、それ以外では、世間話とこちらが質問した場合以外は、最低限のやり取りしかしていなかった気がします。
客「これください」店員「かしこまりました。合計〇〇円です・・・〇〇円のお釣りです。ありがとうございました」程度しか、会話していなかった記憶があります。
商品が渡されるときも、いちいち「こちらが商品です」みたいなことは言われてなかったのですが、最近は言う店員が増えた気がします。
例外として、いつもの行きつけの店であれば、世間話や商品に関することなどを話題にすることもありましたが、特に親しくもなければ行きつけでもない店で買うときは、二言三言でレジ精算が終わっていた記憶しかありません。
それに比べて、今はとにかくいろいろな事を確認しなければならなくなり、店員も大変ですが、訊ねられる客の立場としても、その確認もうしなくていいのに、という気持ちで接していることが増えています。
そうなると、だんだん店員とのやり取りが億劫になってきて、日々の食料品や日用品以外の買い物は、極力ネット通販で済ませてしまおうという気分になってしまいます。
若い頃は、店員との世間話は楽しかったのですが、今はマニュアル通りのやり取りに時間が割かれて、世間話をするゆとりもなければ、のんびりした雰囲気も少なくなって、正直買い物をする面白さを感じなくなってきている状態です。
支払い(決済)方法の選択
これは、個人的な事情になりますが、レジでの支払いの際に、決済方法を迷ってしまうことが、買い物を遠ざけています。
私が常に用意できる決済方法は、クレジットカードと現金と携帯キャリアのスマホPAYです。
その他は、チャージ方法が現金でしかできない交通系ICと行きつけのスーパーの電子マネーを必要に応じて持ち歩いています。
他の決済方法としては、nanacoも持っているのですが、こちらも現金チャージしかできないために、コンビニへめったに行かなくなった私にとっては、チャージが面倒くさい決済方法となっていますし、コンビニは他の決済方法もあるので、わざわざコンビニ発行のカードを使う必要性も感じていません。
現金でしかチャージできない決済方法を、銀行と連携させて自動チャージが可能になるよう変更することも検討しましたが、キャッシュレス決済が可能(あるいはキャッシュレスしか受け付けない店舗)な場合は、クレジットカードかスマホPAYで対処できますし、現金が使えるのであれば、少額に限り現金の方が素早く支払いができるので、銀行との連携については少し迷っています。
私が頻繁に使用しているのは、スーパーでのみ使える電子マネー、クレジットカード、現金、スマホなのですが、大体使う場面は固定されています。
スーパーは、当然のことながら専用の電子マネーで、家から近いドラッグストアではスマホ、その他の店では大体クレジットで、現金のみOKのお店では当然現金での支払いとなります。
交通系ICは、公共交通機関を使う場合にのみ決済方法として加えています。
旅行の際は、クレジットカードと交通系ICと現金を使い分けている感じですね。
都市部では、交通系ICが使える店舗がたくさんあるのでいいのですが、私が住む地域は駅ビルや駅周辺の一部の店でしか使えないので、電車やバスで出かけない場合は、あまり役に立たないのです。
現状では、出かける際の準備で、着替えや身だしなみの他に、どの決済方法(カード)を持って行こうか、という選択肢が増えています。
キャッシュレス化が進む前は、クレジットカードと現金を常に持ち歩いていれば問題はありませんでした。
しかし、さまざまなキャッシュレス方法がある今は、自分が買い物をするシーンをあらかじめ想定しておいて、支払い方法を準備しなくてはならない状態になっています。
キャッシュレスそのものは大歓迎派なのですが、いちいち店舗で使い分けていることに対して、少々イライラとモヤモヤが積もっています(苦笑)
決済方法を3つあるいは4つで固定したいのですが、今のところベストな状態を探っている状態なので、支払い方法については、しばらくの間イライラとモヤモヤを抱え込んだまま、過ごすことになると思います。
このイライラとモヤモヤを、少しでも感じないようにするために、買い物を控えてしまっている側面があります。
店員の徹底され過ぎたマニュアル対応
これは、私が歳をとったことも原因かもしれませんが、買い物をする際に店員に聞きたいことがあって訊ねると、何故かマニュアルどおりの返答で、私が聞きたいことの答えになっていないことが、何度かありました。
シチュエーションとしては、本当に固定観念ととられかねないのですが、高校生や大学生のアルバイトの方が、この傾向にありますね。
もちろん、中高年の店員でも慣れていないと似たようなことが起こりますが、確率的には少ないです。
もちろん、返答が難しいこともあるかもしれませんが、そういう場合は「私ではわかりかねますので、他の者に替わります」「確認してまいります」などでいいのですが、そうしてくれずにマニュアルどおりの答えが返ってきてしまうのですよね。
また、こちらの言葉を最後まで聞いていないか、こちらの言いたいことを理解しないまま返答しようとするために、望んでいない答えを返されてしまうのかもしれないとも思っています。
それは、要するに私が訊ねている内容がわからなかったか、聞こえなかったということになると思うのですが、そういう場合も「もう一度仰ってくださいますか」でいいのです。
でも、何か答えを返さなければいけないと思うのか、頓珍漢なマニュアルどおりの返答になってしまう。
正直、疲れます(苦笑)
何故なら、頓珍漢な答えを返されると、もう一度同じ内容を最初から話さなければいけないからです。
聞こえなかったのなら、聞こえるように、理解できないのであれば、言葉を変えてもう一度言うようにすることもできますが、そうではないのなら、同じことを繰り返す以外、こちらは対応できないのですよね。
私としては、わからないことはわからないと、はっきり言ってくださった方がありがたいのですが、昨今はクレームが怖いのか、決められた答えを返しておけば安心だ、という空気があるのかもしれません。
今の時代、接客業が受けるストレスは尋常ではないのかもしれませんが、もう少し肩の力を抜いて、客と自然に会話できるような社会になってほしいと思います。
そんなわけで、会話が辛くなってくる場合があるので、買い物へ行く頻度が減っています(苦笑)
ネットでの買い物が充実している世の中
ひと昔前は、通販では実店舗で取り扱っていないような商品や大きな商品(家具やインテリアなど)ばかりがラインナップされ、日用品や食品も大量購入前提が主でしたが、今はどんなに小さな雑貨でも、食品ひとつでも配送してくれる時代です。
近所のスーパーに置いてある商品も、ネットで購入することができますから、わざわざ外出して店員とやり取りしなくても買い物が完了できてしまいます。
最近になって、店員とのやり取りが少し億劫になってきている私のような人間には、通販や配送サービスは最高にありがたいシステムでもあります。
今のところ、日常的な食料品や日用品の買い物は、スーパーへ足を運んでいますが、それはたまたま近くにスーパーがあるからそうしているだけで、もしも買い物へ行く道のりが遠い場所に住んでいたら、配送サービスを使いまくっていると思います(笑)
また、今後は重たい荷物を持ち歩く体力が衰えてくるでしょうから、なおさら配送サービスを使う頻度は上がってくると考えています。
そうなると、ますます私は実店舗で店員と接する機会がなくなり、さらに店員との長いやり取り(実際は数分でしょうけれど)が億劫に感じてしまいそうで、下手をすると熟年引きこもりになりそうです(笑)
とはいえ、好きな実店舗も存在はしますし、そういった店は、私が億劫に感じるやり取りや返答がほとんどないので、買い物しやすく、逆に行きたくて仕方がないですね(笑)
欲しいと思えるモノが減った
これは、完全に嗜好の変化と、ライフスタイルの変更が影響しています。
昔は、一目見ただけで欲しかったブランドやシリーズがありました。
しかし、今は特にこだわっているブランドもシリーズもなく、趣味のモノも集めることをやめると決めて以来、欲しいと思わなくなりました。
かといって、全く物欲がなくなったわけではなく、本当は今使っているコレは、もっと違うモノに買い替えたいんだ、とか、これがあったら今の暮らしが少し楽になったり、充実したりするのに、などと感じるモノも少なくありません。
ただ、現状で我慢するとストレスになるのかならないのか、という視点で考えると、特にストレスなわけではないけれど、少しだけブラッシュアップしたい程度には感じているというところでしょうか。
また、少しだけ先の将来を考えて、シフトチェンジしなければならないモノもあるので、準備として購入しておいた方がいいモノはあるかもしれません。
しかし、やはり現状困っていないのであれば、急いで購入する必要もないと考えてしまうので、買い物をする手が止まりますね。
欲しいと思えるモノが減り、実店舗での店員とのやり取りを少し億劫に感じ、支払い方法を面倒に感じていれば、それは買い物をする頻度が減って当然。
でも、もしもこうなったら、また買い物へ出かける頻度は上がるかもしれません。
今の私が望む買い物スタイル
まず、お店ごとのポイント付与をやめてほしいです。
そして店員は、レジ袋の有無やキャンペーンシールの要不要はあえて訊ねないでほしいです。
欲しかったら、自己申告制でいいのですから(笑)
お箸やスプーン、おしぼりも同様です。
とにかく、レジでのやり取りは最小限で済むようになったらうれしいです。
究極は、やはりセルフレジですね。
レジ打ち係は、もはや不要な時代になりつつあるような気がしています。
替わりに、レジトラブル解消係を配置して、無人レジを増やしてほしいです。
決済方法については、使えない決済方法がないようにしてほしいというのが、本音ですね。
そういう決済機器が広まれば、この件は実現できますよね。
あとは、そういう機器を導入しやすいように、さまざまな店舗への補助制度や支援制度が整備されたらいいですよね。
店員とは、親しくない限りあまり会話をしたくありません。
ただ、こちらが何か訊ねた際は、たのしい会話が成立するように、自分も心がけたいし、もちろん店員の人にもそういうゆとりをもっていただけたら、ありがたいです。
普段は、言葉かけも会話も最小限で済ます代わりに、やり取りが必要になったときは、気持ちよく会話したいです。
品ぞろえは、店側の事情もあるでしょうから、パーフェクトは望みません。
でも、その店でしか買えないとか、その店に行けば必ず買える商品などがあれば、通う頻度も増えると思います。
実際、私が好きなカレールウが、決まった店舗にしか売っていないので、その店舗へ行く頻度はとても高いです(笑)
ポイントになるのは、いつもきまった商品が、いつでも買えることなのかもしれません。
本日は、買い物へ行く頻度が減った理由を綴りましたが、また買い物を楽しむことができるようになりたい、というのが本音です。
もちろん、ムダ使いはしませんし、必要のないモノを購入することもしませんが、買い物自体を短い時間でもいいから楽しみたいです。
事務的で義務的な買い物よりも、楽しみながらする買い物が、今の私の理想です。