【マニラ=佐竹実】三菱東京UFJ銀行は、マニラ支店の資本金をこれまでの3倍近い40億円に増資した。同支店の増資は約15年ぶり。日本からの進出企業が増えており、資金需要に対応する。フィリピンを重要な市場として、今後3年で融資総額を現在の2倍の2000億円に増やす。
フィリピンでは1社当たりの融資額が支店の自己資本の1.25倍までとする規制がある。今回の増資で、最大50億円程度の融資が可能になる。
フィリピンは2010年のアキノ政権誕生以来政情が安定し、日本企業の進出が増えている。中国で人件費が高騰しているほか、対日感情が悪化していることもあり、安価な労働力が豊富なフィリピンが見直されている。同支店の新規取引先は11年に約30件だったが、12年は50件を超えた。
フィリピンの12年7~9月の国内総生産の伸びは東南アジア諸国連合(ASEAN)で最も高い。三菱は比政府などによる大型のインフラ整備事業への大規模な融資も視野に入れている。
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フィリピンは年平均4%程度のGDP成長率を続けています。(リーマンショック後を除いて)
フィリピンをはじめ、東南アジアの市場にも目を向けるべきでしょう。
I would like to pay my attention to the stable economic growth rate in the Philippines.
フィリピンでは1社当たりの融資額が支店の自己資本の1.25倍までとする規制がある。今回の増資で、最大50億円程度の融資が可能になる。
フィリピンは2010年のアキノ政権誕生以来政情が安定し、日本企業の進出が増えている。中国で人件費が高騰しているほか、対日感情が悪化していることもあり、安価な労働力が豊富なフィリピンが見直されている。同支店の新規取引先は11年に約30件だったが、12年は50件を超えた。
フィリピンの12年7~9月の国内総生産の伸びは東南アジア諸国連合(ASEAN)で最も高い。三菱は比政府などによる大型のインフラ整備事業への大規模な融資も視野に入れている。
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フィリピンは年平均4%程度のGDP成長率を続けています。(リーマンショック後を除いて)
フィリピンをはじめ、東南アジアの市場にも目を向けるべきでしょう。
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