的矢かき(まとやかき、英語:Matoya Oyster)は、三重県志摩市の的矢湾で生産されるカキである。
有限会社佐藤養殖場は的矢かきを生産・販売する唯一の業者で、本社所在地は三重県志摩市磯部町的矢。
戦後は、アメリカ軍が「日本のカキは不衛生だから、食べないように」と指示を出したことにより、カキの養殖高は減少した。この言葉を聞いた佐藤は再び奮起し、生でも安心して食べられる「無菌かき」作りの研究を開始する。1945年、紫外線で殺菌した海水を利用したカキの浄化法を考案、1955年に「オゾン・紫外線併用殺菌海水装置」の特許を取得した。この技術は的矢かきのブランド力を一層高め、欧米にも知られることとなった。
2001年、三重県の地域ブランド・三重ブランドの第1号認定の際に松阪牛・伊勢えび・真珠・あわびなどの産品と共に的矢かきも認定され、2008年に更新されている。認定事業者は佐藤養殖場1社のみである。
新鮮で良い商品を速く安く届けるためにホテルやレストランと直接契約し、海水に浸けて出荷する産地直送方式を導入している。
出典:ウィキペディアをもとに、ふかよん編集。
---------------------
先日、志摩スペイン村 ジャパニーズレストラン「的矢」で、牡蠣フライ定食を食べました。
的矢かき、たいへん美味しかったですが、美味しさの秘訣は生産・流通技術にあるのですね!