【NQNニューヨーク=古江敦子】29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の1月物は前日比1.85ドル(3.9%)安の1バレル45.23ドルで終えた。30日の石油輸出国機構(OPEC)総会で加盟国が減産で合意するか見極めたいとのムードが強く、持ち高をいったん売りに傾ける動きが広がった。
総会に向けてOPEC本部ウィーンに集まった加盟国のうちインドネシアが減産に消極的な姿勢を示したと米主要メディアが報じた。イランとイラクも自国の減産を確約する方針を示していない。加盟国間での足並みの乱れが目立ち、協議難航の可能性が意識された。
市場では「減産が想定より小規模だったり、枠組みが明らかにされなかったりすれば相場は一時的に40ドルを下回る」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)との慎重な見方が出て、原油に売りが膨らんだ。12月物は一時44.82ドルと期近物として18日以来の安値を付けた。
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11月30日がやって来てしまいました。
減産の合意ができるでしょうか?
総会に向けてOPEC本部ウィーンに集まった加盟国のうちインドネシアが減産に消極的な姿勢を示したと米主要メディアが報じた。イランとイラクも自国の減産を確約する方針を示していない。加盟国間での足並みの乱れが目立ち、協議難航の可能性が意識された。
市場では「減産が想定より小規模だったり、枠組みが明らかにされなかったりすれば相場は一時的に40ドルを下回る」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)との慎重な見方が出て、原油に売りが膨らんだ。12月物は一時44.82ドルと期近物として18日以来の安値を付けた。
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