今週はBasicコースのレッスンデザインが「ラウンドブーケ&ブートニア」
大抵の生徒さんはラウンドブーケ制作で終わってしまい、ブートニアまで頑張る方はそれほど多くはありません
でも、中には、ブーケよりもブートニア(コサージュ)の作り方を知りたいという方もいらっしゃいます
実際、今週のレッスンでコサージュを制作した生徒さんが何人かいらっしゃました
ところで、コサージュとブートニアって
どう違うのでしょうか
「女性が衣服、もしくは身体につける小さな花飾りの総称」が、コサージュ
髪、胸、肩、腰、腕、手首、足首などにつけたり、ネックレス(チョーカー)やイヤリングとしてつけたり、
さらに、帽子、バッグ、靴などにもつけることができます
ブートニアとは
「男性が胸につける花飾り」です
特に、新郎がつける場合は、花嫁のブーケと同じ花材を用いて作るのです
今日は、生花でコサージュ(ブートニア)を久しぶりに作ってみました😊
どうやって作るのか知らない方が割と多いのです
出来上がりはこんな感じになりました
花材はバラ2輪、白いデンファレ、アイビー
バラの葉は結局は使いませんでしたが、とりあえず、準備しました
花材それぞれに適切なワイヤリングを行います
バラの花は花の下1.5センチほどのところで茎をカットし、本来は保水処理を行うのですが、
今日は省略しました
花材にワイヤリングしたものがこちら
ワイヤリングした後は、フローラルテープでテーピングをします
さあ、ここから組み立てになります
メインはバラなので、2輪のうちの大きく見た目の綺麗なものをフォーカルポイントの花にします
フォーカルポイントの花は90度から120度ぐらいの角度に折り曲げ、この折り曲げた位置を
メカニカルフォーカルポイント(構造上の焦点)とし、このポイントを中心に次々と花材を足していきます
出来上がった時に、このメカニカルフォーカルポイントから放射状に花材が構成されるように組み立てていくのです
こうして、デンファレ、アイビーの葉を足していき、こんな配置にしてみたのです😊
ワイヤーで作った茎を切りそろえ、メカニカルフォーカルポイントから切り口まで再びフローラルテープできっちりと巻きます
ワイヤーの切り口もテープで包みましょう
フローラルテープの上に仕上げのリボンを下から巻き上げます
最後はこんな風にリボンを止めます
巻き上げに使ったリボンと同じリボンでフレンチボウを作り、コサージュの首元に取り付けます
今回は斜め左下のアイビーをいれたあたりにフレンチボウをつけてみました
生花で作ったコサージュは本当に綺麗ですよ😊
今回はたまたまデンファレがあったので、使用しましたが、バラだけでもいいし、かすみ草などの小花があれば、
隙間隠しとしても使えますね
アレンジメントを作るほどでもない少量のお花が残ったとき、ぜひ、練習してみてください