ユーバーシュナイデント
花材の茎を交差させて魅せるアレンジメントデザインです
茎にはわき枝や葉をあまりつけず、すっきりと下処理をしておかなければなりません
交差した茎の頂点には花が付いていますが、その花が縦横に並んではいけません
茎の交差ということに気をとられていると、花が上下、左右に偶然並んでしまうということが
よく起きてしまうのです
このアレンジは奥行きを取ることにも注意が必要です
正面からみて左右の広がり、また、高さがある作品は
それなりの奥行きを確保しないと、
大変不安定で、アンバランスに見えます
こんな風に、後方の花材はさらに少し後ろに傾斜をかけて先端が後方へ伸びるようなイメージで挿します
また、下部の花材は前方へ傾斜をかけて、手前に広がるようなイメージで配置します
アウトラインの取り方は自由
私はトライアンギュラーのように、中央部分が一番高い花になるようにしたかったので、
こんな形になってしまいました。
ニューサイのしっかりとして、まっすぐなグリーンの葉は
見ていて爽快な気分になれますね