フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

絡まる絡まるヴィンデント

2017年03月02日 | フーちゃん作品

3月のいけばなコース中級の
「ヴィンデント」

絡まりを表現するデザインの基本形です

早速作ってみました


フラワーアレンジメントでも、プロフェッショナルコースの基本形の一つである「ヴィンデント」

出来上がった作品を見ると、
「あ〜、なるほどなるほど、細くて長いしなやかな茎の花材を絡めていけばいいんだ!」

と、一見簡単そうに思うデザインですが、実際作ってみるとなかなかに難しい形(*_*)



使用花材は茎の長い花材で
茎の途中に葉っぱはついていないものです

カラーの花の色が優しい薄い肌色なのは良かったのですが、ムム!茎が若干太い(⊙ꇴ⊙)
その他の花細くてしなやかなのですが・・・

いけばなの作品なので、水盤にブロンズネットを筒状にしたものを配置
フィックスで留めます



が、何だか不安です😐

花材を絡めていくにつれて倒れるような気が・・・

まずはカラーから



こんな風にネットの網目から花が外向きに出るように
網目にくぐらせていくのです

1種類ずつ花材を配置していくのですが~

あー!やっぱり😢
フィックスで止めたブロンズネットがどんどん傾いていきます

日月剣山でネットの下を抑えたりしましたが❌

8割がた花材を配置したのですがギブアップ!

急遽、花器にフォームを入れ、ブロンズネットをフォームに差し込んで作り直すハメになりました

そして完成したのがこちら



花器の高さに対して作品の高さが低いのがイマイチですが、仕方ありません

この作品は外に向いた花はもちろんですが、
絡まっている茎の様子やライングリーンの線を綺麗に見せなければならないので、花の位置とその花の茎がどのような線を作るのか、1本1本よく見て配置しなけらばならないのです

右側面




後側




左側面




細くしなやかなラインが綺麗に絡まっている様子

難しかったですが、何とか表現できたと思います(*ˊૢᵕˋૢ*)



コメント
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