フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

ホリゾンタル

2017年03月11日 | フーちゃん作品


Basicコースの基本形 ホリゾンタル

水平に横に広がるデザインです

真正面から見ると、左右対称の形で
上部のアウトラインは緩やかな小山状

真上から見ると、手前に頂点がある
二等辺三角形

一つのデザインの輪郭線に、曲線と直線を含む形

そして片面構成でできる面は曲面

どんな形なのかすぐにイメージできますか?(^^)






娘が私とアレンジメントレッスンを初めて1年半以上経過
今年の夏からはプロフェッショナルコースに進級です

その娘が「検定試験受けてみようかな〜?」と、
少し前から言い始めていました

ちょっとびっくり!しましたが
私としては勿論大歓迎∩^ω^∩

検定用の学科テキストやら問題集も購入し
少しずつ読み始めているようです

が、大事なのは実技

検定試験を受けるとなると、かなり詰めて実技の練習をしなければなりません

これからはテキストのデザイン製作よりも、実技試験に出題される基本形の練習をしなきゃね・・・

と、検定試験練習用の花材を早速用意して
この週末レッスンする予定をしていたのに

私と娘の予定が急に合わなくなってしまいました

花材を放っておくわけにもいかないので、
私が基本形のホリゾンタルを作ることにしたのです

久しぶり~(笑)

それに検定試験用の花材で私自身が作るのは実は初めてです

バラ10本、SPマム5本、SPカーネーション5本
カスミソウ3本、レザー5枚、タマシダ5枚


実際の検定試験ではバラ10本中1本はワイヤリング用として残しておきますので実際は9本で作ります

また、実際の試験では、上記の花材にユリをさらに2本使用しますが、基本形の練習の初期段階ではユリを使わずに形を作る練習をします

花材の密度は均等
花材配分も均等に分散
サイズも決められたサイズ内で作らなければなりません😅

しかも50分以内で(≧∇≦)

だからかなーり練習する必要があるのです💧

さて、今回の花材
バラもスプレーカーネーションも綺麗
なのに、白のスプレーマムが・・・
先端部分でちょこっと短い枝分かれ

これでは切り分け不可能なので、1本使いにするしかありません😢


さて、この形、注意点は輪郭線です

手前の輪郭線は直線です



後ろの上部の輪郭線は緩やかな曲線です



この角度からも分かるように、
正面にできる面は曲面です

なのに、真上から見ると二等辺三角形です



面白いですよね~





試験では、ユリが花材として入るので
咲いているユリがあればそれをFPとします


基本形を作る時のポイントを生徒さんからよく聞かれますが

① 最初の基本点を正確に決める

② 基本点と基本点を繋ぐ輪郭線の花材は最初は大まかにとる
ここで、花材を密に入れすぎないようにすること

作品の密度を均等にするためには、輪郭線を作る花材の間隔が重要なのです

輪郭線の花材の間隔を作品内部の間隔に当てはめていくのです

③ あとは、自分の目に厳しく!
直線ぽく見える・・・とか、
曲線になっているような気がする・・・

では❌ダメ

客観的に自分の作った形を見ましょう


しかし、我が娘、検定試験本当に受けるのかしら?かなりノンビリ構えているのですが・・・

コメント
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