フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

ヒマワリのアレンジメント2015

2015年06月24日 | フーちゃん作品

6月もあと1週間で終わり

もう来週は7月ですね
毎日忙しく生活していると、時はあっという間に過ぎ、季節も駆け足で進んでいくように思います

幸いなことに私は花に携わる仕事をしているので、
日々のレッスンで季節季節の花に出会い、季節を感じ、そして花たちからパワーを貰って
日々を過ごしているわけです

さて、季節季節のお花といっても、アレンジメントでは季節を一歩先取りした花材を使い、作品を作ることが多いです

今日はヒマワリ🌻

一応、まだ6月なのですが、花屋さんでは🌻ヒマワリは随分前から店先にならべられています

7月を目前にした今なら、ヒマワリのアレンジメントを作って家の中に飾っても
そう違和感はない時期ですね😊



横長の船のような形をしたバスケットにアレンジしてみました

このバスケットのサイズはは幅40センチ、奥行き内寸は8センチほど、高さは14センチ
フローラルフォームの分量は2/3個を入れています

作品自体のサイズははば80センチ、奥行き50センチ、テーブル面からの高さが50センチ

写真でみると、そんなに大きくは見えませんが、実際は大きい!のです(笑)

最初にまず、グリーンをいれます
グリーンの入れ方って、とっても重要!

作品のおおまかなアウトライン、そして大きさが決まります!
今回はモンステラとドラセナです

ドラセナはループにしたり、そのまま葉先を見せるようにのばしたままだったり
一律な感じにならないように、リズミカルに配置しましょう


ヒマワリはランダムに高さを変えて、斜め上を見上げるように配置しています
手前のヒマワリはかなり前に飛び出しているのですよ😊





ヒマワリが配置できたら、その他の花
私は黄色ガーベラと白のトルコキキョウを使っています

これらも高さをかえて、また、花同士が接触しないように配置しています

今回は黄色いオンシジュームを切り分けて、フローラルフォームのカバーリングも兼ねて、
全体に散りばめました

黄色い花が零れ落ちるようで、とっても気に入っています😊

上から見ると、こんな感じです



ここで終わってもよかったのですが、
ちょうど来週のレッスンでヒマワリのアレンジメントがあり、ニューサイランを細く裂いて、ループにいれている作例を思い出しました

手元にちょうどニューサイランがあったので、いれてみましたよ

私の場合、作品が大きいので、ループを入れるにしても大きなループを作らねばならず、それも、複数箇所にいれないと
バランスがわるくなるので、結構難しかったです

ループを入れる場合、ループと花材が接触しないように、空間を取り込むようないれ方をすると、
作品全体がふんわりと大きくなり、また、変化も出ます



ニューサイランを裂いたものは先端はワイヤリングしてフォームに挿すとしっかり留まります



夏は一度はヒマワリのアレンジメント、作りたいですね🌻

ヒマワリの花は、気持ちをパッと明るくさせてくれます😊😊😊




















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鉢植えのアジサイでアレンジメント

2015年06月23日 | フーちゃん作品

先日訪ねた舞自然文化園で買った鉢植えのアジサイ

鉢がそれほど大きくはないのに、
大きな手まり状の花がついていました

1日に必要な水分量はかなりのもの
また、アジサイは葉から蒸発する水分も多いので、
地植えのアジサイに比べると、鉢植えのアジサイの花はあまり長くもたないようです💦

花弁が汚くなるまで置いておくのも可哀想なので、
思い切って切ってしまいました😅

ブルーとパープル
ドラセナの葉を入れて、ちょっとアレンジ



パープルのアジサイは4つ
ブルーのアジサイは3つです
後ろのほうにブルーが2つはいっているので、正面からは見えていません

アジサイのように、一つの塊が大きな花を花器の中央部に配置してしまうと
その後に入れる花の配置が非常に難しいですね

今回は白い花器の中央部部分に二色のアジサイが斜めラインで位置するように入れています

また、パープルのアジサイは花器の縁に大きくかぶるように低めに入れて、
更に、ドラセナをループにしてデザインの輪郭に動きをつけています

隣り合うアジサイの花との間にもドラセナのループを少し配置
ちょっと見えにくいけれど、ベアグラスも3本はいっています



今の季節にしかできないアジサイのアレンジ
それも、私の好きなブルーにパープル

個性的でオシャレな作品になりました☺️


さて、花を切った後のアジサイは、ちゃんと植え替えて、鉢植えで育ててみようと思います
来年も綺麗なパープルの花が咲きますように









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今週のレッスン 6月23日~6月29日

2015年06月22日 | 今週のレッスン

6月最後の週のレッスンは各グレードで基本形となります

Basic : ホリゾンタルクレッセント
Gradually : コンテンポラリー
Professional : ユーバーシュナイデント

基本形は作品のアウトラインやサイズ、また面の作り方など
細かい決まり事があり、正確に作るのはとても難しいです

しかし、その全てがこれからの作品を作る際に必ず生きてくるもの

どんな事でも基本形を押さえておく事は大切だと思います

難しいけれど、チャレンジしてみてくださいね

Basic : ホリゾンタルクレッセント










Gradually : コンテンポラリー
フォーカルポイントの花を基準に、上方はヴァーティカル(垂直)にラインを作り、
下方は斜めにラインを作ります
かつ、この形は正面からのみ見る形
正面は平面に仕上げ、
側面は花材の茎が立ち上がっている様が見えるだけです

このコンテンポラリーが
私の中では一番難しい基本形です💦




Professional : ユーバーシュナイデント
『交差』を表す ユーバーシュナイデント
交差している花材の茎を美しく見せましょう
勿論、花の位置も大切です

奥行きが出しにくい作品ですが、後方の花材は少し後ろに傾斜をつけ
また、後方にも花を少し配置すると、奥行き感を感じる事ができます

































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白い花のアレンジメント

2015年06月20日 | フーちゃん作品

先日、白いアジサイの切り花を花屋さんで発見!

これは何か作りたいと思い、白い大きなオリエンタルユリ、白いテッポウユリ、
白いブバルデイア、珍しい花としてノーブルリリー
アレカヤシ、ユーカリ

これらの花で黒い花器に大きなアレンジメントを作ってみました



ユリは、購入したばかりは3分咲きぐらいが一つか二つ
あとはほとんど花が咲いていませんから
配置場所が非常に難しいのです💦


とても立派な蕾がたくさんついてはいるのですが、この時点ではまだバナナみたいな形

とりあえず、茎を長くとって大きなサイズでのアレンジになります

アジサイもノーブルリリーも空間をとって、ふんわりとした感じに仕上げておきます

これって結構大きなサイズになっているのですよ

ところが、これが3日も経つと、ユリが爆発したみたいに咲いてくるのです😅

豪華ですが、形がおかしくなってくるので、今朝仕立て直しをしました



ちょっと開きすぎて上品さが欠けてしまったユリの花は引退してもらって

一つ大きく咲いたオリエンタルユリを残し、全体をサイズダウン

花と花の空間も詰めて、こんもりとした感じにしました

最初のアレンジと比べると、アジサイの位置も変え、4本のアジサイもくっつけて、
モコモコ~



もちろん、アジサイの花の高さは変えて、間にユーカリをのぞかせたり、
花の形の違うブバルディアも近くに配置

白い花といっても、本当のPure White ではなく、
どの花にもグリーンが少しはいっているような白

この色が涼しげで好きなんですよね~❤️

黒い花器にはピッタリで大好きな色合いです

          

ところで
このアレンジメントの中の「ノーブルリリー」というお花

初めての出会いでした



高知県ブランドの世界で高知県だけの生産となっているお花なのです

白というよりもミントグリーン
花弁が恐ろしくたくさんあるのです

HPによると、外側の花弁を定期的に掃除すれば長期間花を楽しむことができるのだそうです
早速、やってみました

花弁が散らないので、手で外していくのですが、花弁がとてもしっかりとついているので
手でむしる感じです(笑)

ノーブルリリー

なかなか面白いお花ですね😊

















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リリーオブジェ 

2015年06月18日 | フーちゃん作品

ユリにバラ、そして大ぶりのグリーン

ひとつひとつが大きな花材
グリーンは個性的なモンステラ、クッカバラ、タニワタリ、ドラセナゴッドセフィアナ

フィラフラワー的な使い方ができるのは、今回はスプレーデルフィニューム

それぞれをちゃんと魅せるためには
花材をグルーピングすることと、空間をとることかしらね😊

生徒さんの間では垂直にたち上がるヴァーティカルスタイルが人気のようです

私はあえて、テーブルフラワーとして置くホリゾンタルスタイルにしてみました



今回の花材のタニワタリは縁がフリル状になっている面白い葉っぱ

先端をわざと魅せるために~



ループにして、先端を少しずらして見えるようにしています

クッカバラもギザギザの手のひらのようなアウトラインを隠さないように、花はかぶせていません

左側のタニワタリは大きなトンネルのようなループを作り、

その中に花が入っているように配置してみましたよ😊




器は、例のイケアで買ったステンレスの脚付きの器

夏のアレンジではステンレスってひんやりした感じがして、結構使えます(^_^)





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