FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ちびっこクラブ@pump2 10月1回目

2010-10-19 11:59:57 | クライミングレッスン報告
10月5日 16:45~ メンバー:かんちゃん(小1)、アカネちゃん(小1)

ちびっこクラブ10月の1回目。
準備運動のあと、実技は「どんじゃんけん」から。
アカネちゃんは壁の中での動きに馴染んできて、基本的な体の使い方を自然と行えるようになってきた
かんちゃんは、もう一人前のクライマーのような足さばきを時折見せるようになり、テクニックも順調に定着してきている

学習のコーナーでは「ピンチ」を習った。ついでに「ピンチ」で課題を作り登った後、自分たちでも考えてみる
「これもそうかなー?」「あっこーしたら良いかも
二人とも実に楽しそう
想像力が頭の中いっぱいに広がっているようだね。これが良いんだな、きっと。

チャレンジタイムも大張りきり。あんまり熱心にチャレンジしているので、私もついつい熱が入り、時間を大幅にオーバーしているのに気付かなかった

大急ぎでルートエリアに移動したものの、どう考えても登る時間がない
「え~っ」とかんちゃんはとても残念そう。ごめんね 次回はルートをたくさんやろうね

レッスンの後、アカネちゃんのお誕生会をした。


<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-10-18 12:35:44 | クライミングレッスン報告
10月2日(土)

朝10時からはコーイチロウ君(小5)とユイト(中1)。

準備体操とストレッチはユイトに誘導してもらう。ちょっと照れくさそうだが、一応のことは出来たかな?
他の人に動いてもらうように働きかけることも大切な学習要素のひとつ。これもトレーニングが必要なことなのだから、機会があれば練習して行こう。

先ずはボルダーエリアでアップとそれに伴う基本ムーブの練習。クラスが違う2人なのでそれぞれ別メニュー。
コーイチロウ君は5年生になって大分力もついてきたせいか、最近良い動きが出ることが多くなってきた

一方のユイトは中級用の手足限定の基本ムーブ課題をこなした後は、初級のコーイチロウ君がボルダーのチャレンジタイムでピンクテープ(8級)にチャレンジしている間、ずっと持久力トレーニングで壁の中 20分くらいは壁の中にいただろうか。

後半のルートは、コーイチロウ君がショートウエーブの紺■5.7を完登し、トップロープの安全性のテストにも合格した。
2時間続きでレッスンを受けるユイトは、この時間は2時間目のアップという感じで10台を1本オンサイト。

コーイチロウ君は週1回なため、一方のユイトは持久力トレーニングのため、理由は別々だったが2人とも手の皮が赤く、痛くなり、ルートは1本でギブアップだった


午後1時からはりんちゃん(中1)と2時間目のユイト。
中学生コンビなので、2人で組んでルートを登ってもらう。万が一に備えて私が一応ビレイヤーのロープの端を握っているが、もうトップロープの補助輪もとれ、安心してビレイを任せられるようになってきた。

ユイトは手の皮のヒリヒリに耐えてツナミの緑↑12a、白□11cバージョン、奥壁黒×11a/bのオンサイトと結構頑張って全てこなした

夏のJOC参加で一皮むけたりんちゃんはルートへの取り組みも積極的になってきたのと、11aは今のところ全てオンサイトに成功しているので、今日はちょっとハードルを上げて、奥壁の11a/b黒×にトライ 彼女のリーチには少々遠い個所があるのだが、ボルダー力のある彼女なら、メンタルで負けなければこなせるはず。件の個所、何とか超えようと粘りに粘り、自分と戦ったが力尽きてテンション
でも、途中でリタイヤせずに根性で終了点まで抜けた 
メンタル的にも徐々に強さを見せるようになってきた


<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-10-16 21:57:22 | クライミングレッスン報告
10月1日(金)

午後6時半から、最近この時間に定着してきたともちゃん(中1)、ちかちゃん(小3)。

ともちゃんは中学生になって体が大きくなってきているので、筋力が伴わず、なかなか思うように動けなくなってきた。
なので基本練習もスラブや垂壁など、筋力をあまり使わないですむ場所で練習している。
中学生になってからクライミングを始めた女の子たちは大抵そうしているのだが、少しずつトレーニングをつんで筋力をつけ、しっかり動けるようにして行きたいものだね。

一方のちかちゃんは前傾の壁でフラッキングなどもしっかり練習してもらっている。大分動きが良くなってきたが、まだ途中でリタイヤしているので、トップまで行けるように練習して行こう。

学習コーナーでは、ともちゃんがホールド編初級の理解を合格 中学生用の初級ファイルではこうした知識のチェック項目も含まれているのだ

ルートはとちかちゃんがギャラリーの青5.9にチャレンジするが、ラストゴール取りの一手が怖くてなかなか出せない 何度も試したがやはり手が出せずに今日は断念 技術はトップロープのビレイを練習。次回テストだよ。
ともちゃんはショートウエーブの白/5.8にトライ。遠い一手を「側対」を使って取ることが出来て見事完登
基本練習が実践に活かせるようになってきた 技術はエイトノットでのロープ装着の仕方を習う。が、なかなか覚えられず、頭は機能停止状態に 短いロープをお持ち帰りし、宿題に。


<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-10-15 10:26:34 | クライミングレッスン報告
9月29日(水)

16:45からはふう君(小3)。今日はマンツーマンでのレッスンだ。
準備体操と基本練習のあとのカードは「スローパー」をひいた。
「スローパー」のホールドの特徴を伝え、壁の中から実際に探してもらう。
「ツルツルのホールドを探せ」とばかり大張りきりで見つけて回る
それが済むと「スローパー」ホールドを使ったボルダー課題を実際にやってみなから、持ち方のコツや体の動かし方を学んでもらう。
なかなか上手く動けたぞ。

一人なのでルートもたくさん登れた。5.5から5.6の復習を3本登って「トップロープの安全性」をテスト。
今日でこのチェック項目を合格した


18:30からは、ゴローちゃん(小6)、ユイト(中1)、りんちゃん(中1)のチームメンバーが集まった。
中級用の基本練習の後はすぐにルートへ。

ゴローちゃんは自分の目下の目標を、11aのオンサイトと11bのレッドポイントとしている。
この目標をクリアするためには、登れている11aを繰り返し登りこんで、自分のものとする必要がある、と自己分析。
その通りよく考えることができた、えらいぞ というわけで、今日は11aの復習だ
一反木綿の緑/を復習するが、今日は跳ね返された 
ムーブの組み立てが不十分であるため現場処理になりがちなのと、スタンスへの目配りが遅いのが敗因のようだ。
クライミング以外にもいろいろなことをやっているため多忙なゴローちゃんが目標を達成するためには、クライミングをする時間をどうにかしてもう少し増やして、登りこむ必要があると思うよ。

りんちゃんは奥壁の11a緑■のオンサイトトライ。
本当を言うと、私は別の10cのオンサイトトライを指示したのだが、彼女は勘違いしてトライする気になったようだ。
能力的にはオンサイト出来る力を持っているはずの彼女なので、うれしい誤算。せっかくやる気になっているのだから、チャレンジしてもらおう。
この11aはダイナミックなルーフ越えを持つ。怖がりな彼女がどう対処するか?
結果、5~6回ルーフを行きつ戻りつし、粘りに粘ってオンサイトに成功した

ユイトはツナミの12b黄色■。以前、東京の強化練習の時にレッドポイントしているが、目下それが幻の1回となっている。
前傾壁での重心移動がまだかなり雑なためダメージを受けているようなので、基本となる重心移動の再確認と体幹の強化が必要のようだ。
下部がもっとスムーズにこなせるようなれば、ツナミの他のルートもこなせるようになるだろう


<レッスン日誌>ダムキッズスクール 9月2回目

2010-10-14 12:31:50 | クライミングレッスン報告
9月28日

フリーダムでのキッズスクール「ダムキッズ」9月の2回目。

たっくんとケンタが来ない。
仕方ないので、先に準備体操を始めているとケンタが駆け込んできた (たっくんはお休みとの連絡が入った

ドンじゃんけんの後基本の練習。練習の順番や使うホールドも覚え、大分スムーズに出来るようになってきた
なので、ここ数回、次のステップであるフラッキングの練習をプラスし始めた。
フラッキングは片手・片足で動かなければならない動き。こういう動きに慣れていない子供たちは大騒ぎだ
最後に乗り込み。股関節が外に開きにくいとなかなか重心を移して行けないのだが、どうしても膝が内側に入ってしまう子が多い。
トップアスリートは股関節が自然と外に開く人が多いとのこと。
最初の準備体操でこのあたりをもう少ししっかりやって行こうかな?

次は学習コーナー。初級のホールド編はみんな良く覚えていて全員クリア すごいすごい
じゃぁ、次回からはムーブ編を重点的に覚えて行こう。

チャレンジではアオイちゃんがルーフの課題を大奮闘 天井をスパイダーマンのように這って行くルーフ内でのクライミングは習得しにくい技術の1つだが、体操も習っているというアオイちゃんは良く対応して大分動けるようになってきた
しかも彼女だけいまだに上履き。。。クライミングシューズを履いたら、もっと良く動けるようになると思うのだが。。。

他のメンバーも実に良く登って、あっという間の1時間半が過ぎた。
レッスンのシメの長ものも、完登する子が続出。出来ると次のステップに挑戦していた