HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

羅針盤の射す方へ☆

2005年04月09日 | 音楽・映画・本
まあ、あきらめが悪いというのは私のことですね。しつこくAUDIO RULEZ後遺症です(笑)久々にゆっくりお昼を過ごしながら、ハードディスクに録り溜めていた彼らのライブ映像を見てました。なんていうのでしょうか・・・もったいない・・・もっと多くの人に彼らの音楽を聴いてほしかったって思うわけです。今までここに書いているように私の音楽遍歴はかなり長く、私の好きなバンドはこういうタイプだろうとだいたい推測できてしまう人もいることでしょう。しかし、彼らはちょっと違うかもしれません。彼らの歌はストレートなまっすぐな曲でごちゃごちゃしてません。そして歌詞が日々のひとこまにす~っと入ってくるかんじで、しかもメロディもそよ風のごとく気持ちよくふわ~っと入ってくるんです。しかもロックなのに・・・ビートルズの曲ってシンプルでしょ?彼らにはそんな要素が入っているんです。こてこてのラブソングなんてあまりありません。むしろ生きて行く上の苦悩やら希望やらが入り交じった歌が多いです。あるいは日常のスケッチのような、街の風景が目に浮かぶような歌もあります。ワンマンライブの映像の合間に彼らが語るところがあるのですが、その表情を見ながら「この時はまだ解散なんて考えてなかったのかな?それとももう終末は見え始めていたのかな?」って思うと胸が痛みました。私は彼らと3回ちゃんとというか会話らしきものをしたことがあります。一度目は京都の北山というところで偶然に出会った時・・・前にも書いたと思いますが、まだ彼らがMILKRUNというバンド名だった時代で私が彼らの曲が好きになったころでした。さすがにその時はあまりに突然で舞い上がって、なんか「何言っているんだろう」というぐらいの私でした。こういう偶然ってあるんですね。友達の買い物につきあって来た北山のある住宅街。閑静な住宅街の一角にその「布」のお店はあり、その帰り道、夕方6時頃、あたりも暗くなった頃に目の前からまっすぐ来る一群が・・・それが彼らだったんです。あたりには他に人はいません。なにせ住宅地ですから。まさに正面です。きっと私はかなりびっくりした表情をしていたのでしょう。それでマネージャーさんとボーカルの博長さんが「え?」って感じで立ち止まり、気付くと目の前に4人とも立っていらっしゃいました。マネージャーさんは何処へ・・・いい方なんですよ。このマネージャーさん。住宅地の電信柱の下で立ち話ですよ(笑)それから時が流れ、AUDIO RULEZになってから京都で2度メンバーのそれぞれの方といろいろ話す機会がありました。メジャーに出てもこんなに優しくファンと接することができるんだな~と思いました。たまにインディーズでも横柄なやついますが・・・

そうそう我が愛弟子が牛乳嫌いということでMILKRUN時代のラジオに「メンバーは牛乳が好きでこんなバンド名をつけたのですか?」というようなFAXを送ったら読まれたことがあります。彼女はそのFAXにフライングVの絵を描いたらしいですが、AUDIO RULEZになってライブに来れなかった彼女のために彼らはなんとサインではなく、言葉を書いてくれたんですよ。しかも博長さんはギターの絵つきで・・・彼女のそのFAXの絵を覚えてくれてたのか知りませんが、彼女はすご~く喜んでましたね。しかも「ギターがんばれ!」って感じのメッセージですからね。4人それぞれの・・・それでもって彼女はがんばってますよ。日に日に上手くなっているようですね。この前ビートルズの『BIRTHDAY』を全部ではないけど、知る範囲で弾いてくれました。いつの間に・・・って感じで驚きましたよ。こうしてAUDIO RULEZは解散しても彼らの遺伝子はしっかりと次世代に伝えられていますから・・・AUDIO RULEZは永遠に続くんです。

さあ~て今から京都三条あたりまでおでかけだ~!
コメント
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