HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

クローバー

2006年03月14日 | 邦楽
今は卒業式シーズン。大学、専門学校、高校、中学、小学校といろんなところで卒業式が行われている。それにしても、イメージは桜吹雪なんだけど、今日なんかは雪がまだ舞っている。春はシャイなのか、なかなか出てきてくれはしない。

でも、そんな卒業シーズンにふと頭の中に浮かんだのがCUNEの『クローバー』・・・なんでだろう。きっと歌詞に

「瞳閉じて 思い出すメモリーズ ゆっくり時を運ぶ春の風」

っていうのがあるからだろうね。

私の中で春のイメージの強いのは高校時代の春。桜の木がいっぱいあって、地名もそれにちなんだ名前がついていて、桜の花のトンネルをくぐって学校に通ったからかもしれない。本当にきれいな春の似合う場所だった。もう何年も行ってないけど、また写真でも撮りに行こうかな~。自分の昔を思い出しながら・・・そう、合格発表を父親と見に行ったあの時を・・・自分の番号を見つけた時は本当にうれしかった。その帰り京都の美術館に寄って絵を見て、食事して帰ったあの時間が今でも甦る。晴天の日だったな、空がほんとに青くて・・・街もきらきらしていた。

CUNEは関西出身のバンドでhitomiだったかな「サムライ・ドライブ」という彼らの曲をカバーしたことで注目され、メジャーデビューしたバンドだ。ものすごいファンというわけではないけど、一枚だけアルバムを持っている。『GREAT SPLASH』というベスト盤だ。スカパーとかでライブ映像を見て、いい感じのバンドでギターがいいな~って思っていたのでいつかCD欲しいと思っていた時にたまたま見つけたこのアルバム。タイトルがなぜかイギリスのバンドBLURの『ザ・グレイト・エスケープ』を思い出させたのでそれに惹かれて買ってしまった・・・ってグレイトだけがいっしょなのにね(笑)

ちなみに私はブラ-が大好きで『ザ・グレイト・エスケープ』というアルバムも大好きなんです。

またCUNEに戻すけど、あのJUDY AND MARYのプロデューサーでありGLAYなんかもやっている佐久間さんがプロデュースをしているんだね。佐久間さんも私の好きなプロデューサーの一人だ。JUDY AND MARYといえばギターのTAKUYA君は同じ敷地内で勉強した仲だ(笑)年は違うけどね、もちろん(笑)

「クローバー」といえば、スピッツの「歩き出せ、クローバー」というのも思い出す。

スピッツの曲っていつ聴いても甘酸っぱい感じがする。そして、どうやって大人になっていっていいのかわからないような手探りで歩いていっている時代の自分を呼び起こすような曲がたくさんある。この「歩き出せ、クローバー」が入っている『ハチミツ』というアルバムは特にそうだ。聴くたびにタイムスリップする。でも、それが幸せな時間というわけでなく、未知な世界に未知な希望を抱いて、不安でいっぱいだった頃の自分の時間にだ。新しい学校に行く時の自分や社会人になったばかりの自分のあの時にだ。

♪~歩き出せクローバー 止まらないクローバー 熱い投げキッス 受け止める空~♪



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