HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Dear Deadman

2006年03月24日 | ストレイテナー
やっと聴けたストレイテナーの新作アルバム『Dear Deadman』。一体どういう感じでこのタイトルをつけたんだろう?「親愛なる死んでる人」ってことなのか「親愛なるギリギリ野郎」ということなのか・・・

私は自分が好きなアーティストにおいて、そのCDを買う前にはレビューを読んだりするのを避ける事が多い。最初からアーティストの意図を知って聴くのは嫌だからだ。だから、このアルバムがどういうコンセプトとかそういうのはまだ知らない。ゆえに聴いたままの感想を書きたい。

といってもまだあまり聴いていないので、歌詞とかについてはまた機会を見て書こうと思うんだけど、メロディラインはやっぱり以前に増して高いクオリティになってきたな~って感じ。英語と日本語が混在しているんだけど、なんか日本語までが英語に聴こえてきてしまう。

すべての曲がいい曲なのだけど、今のお気に入りは「Blue Sinks In Green」だ。なんかタイトルからして水彩画のイメージでブルーが緑ににじんでいくイメージが浮かぶ。色が前に広がるさわやかな曲だ。

「Dead Head Beat」を聴いた時は驚いた。まさにレディオヘッドですよ。曲もそして歌い方からして・・・彼らも好きなんだね。

「Sad Code」にもUKロックの遺伝子が見えかくれする。冷えきった体に熱い液体が入っていくような情念を感じる曲だ。

「Discography」はどこかBoom Boom Satellistesやブロックパーティを彷佛させる曲だ。

全曲紹介したいくらいだけど、今日はこれぐらいにしておく。

それにしてもなんて幅広い音楽性を持ったバンドなんだろう。いろんな顔があって、それがどれもキラキラしていてミラーボールみたいなその変幻自在な音楽にまたまたぞっこんだ。

でも、ブンブンサテライツみたいなサウンドを作り上げるのは、やっぱりキーボードを操るホリエ君ならあり得る気がする。

でも、なぜかラストの曲「Farewell Dear Deadman」はちらっとくるりっぽくってまた、かなりウイザ-っぽくておもしろい。それがさ、またいい曲なんだよ。やっぱりさわやかで・・・

日本語にすると「さようなら親愛なるぎりぎり君」あるいは「さよなら親愛なる死んだふり野郎」ってことかな(笑)



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エトワール☆

2006年03月24日 | 音楽・映画・本
弟子Aが録画していたフランス映画『エトワール』を見せてもらった。これはパリのオペラ座のバレリーナたちを描いたドキュメンタリー映画だ。映像が美しいし、またそれぞれのバレリーナたちの葛藤や喜びや悲しみが描かれていて、とっても心に残る映画だった。

エトワールとはフランス語で星という意味で、すなわち、看板スターのことだ。バレエの舞台で。そのスター、エトワールを目指して、苦しいレッスンに皆耐えていく。

画家のドガがなぜにバレエの絵にこだわったのかわかる気がする。ほんとに絵のようなシーンがバレエの世界ではくりひろげられる。

私がイギリスに留学中にある時期お世話になった家には三人の娘さんがいて、皆バレエをやっていた。家中にバレエの絵だったり、写真だったりが飾られていた。そのうちの一人は有名なロンドンのロイヤルバレエ団に合格して、そこで一流のバレリーナをめざしていた。三人ともとってもかわいくて、しかも下の2人は双児だった。今ごろどうしているのかな~。

実は弟子Aも幼少の時代にバレエを習っていた。かなり大きなホールで踊ったこともある。そのせいかどうかわからないけど、彼女は今も体が柔らかい。

そんな彼女は父親が音楽家であるから、クラシックの道に行きそうなものなのに、そう筋書きどおりにはいかないようだ。といっても彼女の父親も強制しようなんてもうとうなかったようだし、ピアノを教えようとしたけど、ぜんぜん乗り気でなくて、やめてしまったらしい。

そんな彼女は今、入試を終え、一番行きたかった高校に合格し、15才の春を迎えている。そして、そのお祝にi-Pod nanoのブラックを買ってもらい、さっそく好きな曲を入れていた。どんな曲を入れているのか聞くと、今のところグッドシャーロットとナインインチネイルズだという。

グッドシャーロットはうなずけてもナインインチネイルズを彼女の年で聴くなんて誰が想像するだろう。

彼女は中学時代にバドミントン部で膝を痛め、辞めた。でも、何かやりたくてギターを始めた。するとそのギターがおもしろくて、どんどん上達していったわけだ。といっても、まだそれなりにだろうけど。

高校では軽音楽部に入るのかとおもいきや、彼女は美術部に入ると決めている。その高校は進学校であるけど、美術でもかなり有名な高校なので、将来公立の芸術系大学に入りたいと願う彼女にはピッタリみたい。かなり楽しみにしている。しかしながら、文化部はかけもちもできそうなので軽音楽部ものぞこうかな~って言っている。彼女はその部員の中にナインインチネイルズの話ができる人がいれば入るかもしれないそうだ。私の感覚では・・・いないだろう(笑)紹介のプリントを見せてもらったけど、やっているのがアジカン、AIKO、矢井田瞳、とかみたいなので、どうなんだろうね。ただ、アジカンは数曲コピーできる彼女だから、入ってすぐにできそうだけど、どうするんだろう。

とにかく、若いっていいな~(笑)夢がまだ溢れんばかりにきらめいている。

私といえば、今や小さな夢にしがみついて、その灯を消さないようにとはらはらしているというのに・・・(笑)

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