君の手の中にあるよ。そんな歌を歌ってあげたい…ってJET KELLYは歌う。
もし自分がティーンエィジャーの時に彼らと出会っていたら、違う人生を歩んでいたかもしれない。
音楽っていうのはそれぐらい影響力を持っているものだと思う。
私が10代の頃なんて日本のロックは最悪で特に歌詞がバカらしいものばかりだった。だから、私をいつも救ってくれるのは異国の音楽だった。あまりわからない英語の言葉でも一言で力を与えてくれるものもあった。まるで魔法のようだった。
あれから時は流れて私も年を重ね、好きだなと感じるバンドやアーティストはだいたい年下になってきた。
でも今はそんな年下の人たちからハッとするような言葉をもらっている。日本語という母国語で力づけてもらうことがこんなにもエネルギーとなって勇気すら与えてくれるんだと最近特に感じる。
昨日は会社の人とあるライブに出かけた。最初は行けないと思っていたライブだったのだけど、最近親しくなった会社の音楽好きの女の子になんとなく彼のライブ見せたいなって思いつつ、ライブの様子を話したら、すごく行きたいって言ってくれて、そこで自分自身の体の事もあるし、万が一の事を考えたら、この日を逃してはいけない気がして頑張って行くことにした。もちろん家族の夕ご飯は前夜と朝で作ってきたから・・・
そのライブはここでもたびたび登場する山口茂さんのライブだ。京都VOXHALLであったのだけれど、久しぶりにVOXHALLで彼の歌声を聴いてじわ~っときた。最近VOXHALLは少しリニューアルしたらしいけど、なんか音響がよくなったのか、すごく声が鮮明にのびやかに聴こえた。
今回の選曲が私泣かせだった。
1. 歓びの種
2. 終着駅
3. 桜交差点
4. リスタート
5. 月 満ちる間に
6. MILKY WAY
『歓びの種』はまさに今の自分に力をくれた。この曲からすでに涙が溢れそうになった。必死でこらえた。2曲、3曲と進むにつれて、彼の声はどんどんと伸びて、会場中を包み込んでいった。彼がソロになって初めてバンド時代に私が大好きだった『リスタート』をやってくれた。そして、ライブでは聴いたことがあったかな?ラストにはやはりバンド時代に好きだった『MILKY WAY』をやってくれて、この時の声はほんとうに分厚く響き渡った。まさに心の奥の奥までしっかりと届く声だった。
「本物だ」
ってその時感じた。彼は本物だ。
最初騒いでいた20代前半か10代後半ぐらいの男の子たちを黙らせて、最後には感動させてしまうぐらいの力だ。彼らが「すごい」って言っていたのが耳に残っている。
最初がキャッチーなポップロックバンドでノリノリだった後にしっとり入るのはかなりやりにくかったのではないかと思うけど、彼は何も語らず、歌から始めた。それがとっても印象的で、ある意味そのライブに厚みを与えた気がした。淡々と始まって、でも曲はだんだんと感情的に熱くなって、まさに釘付けになっていく。
今までにも何度か彼のソロのライブを見た事があるけど、今回は最高だった。凛としていて、その真剣さが強く伝わってきて、生涯心に残るライブだった。
このライブはカメラとか映像には撮らず、この目に耳に焼きつけた。なんかつらい時にはきっとこの日のライブを思い出すだろうな。
会場の空気感というのかが、本当に透明になった。なんか浄化されたような・・・
大袈裟って思うかもしれない。でも、会場にいたらきっと何人もそう思っただろう。実際に私といっしょにいった子はすごくきれいに聴こえたって感激してたもの。
私は後輩にこういう音楽を伝えられてうれしい。音楽を本当に好きな人にはいい音楽を少しでも多く伝えていきたい。だから、これからも心に触れる音楽は伝えていく・・・この命がある限り。
もし自分がティーンエィジャーの時に彼らと出会っていたら、違う人生を歩んでいたかもしれない。
音楽っていうのはそれぐらい影響力を持っているものだと思う。
私が10代の頃なんて日本のロックは最悪で特に歌詞がバカらしいものばかりだった。だから、私をいつも救ってくれるのは異国の音楽だった。あまりわからない英語の言葉でも一言で力を与えてくれるものもあった。まるで魔法のようだった。
あれから時は流れて私も年を重ね、好きだなと感じるバンドやアーティストはだいたい年下になってきた。
でも今はそんな年下の人たちからハッとするような言葉をもらっている。日本語という母国語で力づけてもらうことがこんなにもエネルギーとなって勇気すら与えてくれるんだと最近特に感じる。
昨日は会社の人とあるライブに出かけた。最初は行けないと思っていたライブだったのだけど、最近親しくなった会社の音楽好きの女の子になんとなく彼のライブ見せたいなって思いつつ、ライブの様子を話したら、すごく行きたいって言ってくれて、そこで自分自身の体の事もあるし、万が一の事を考えたら、この日を逃してはいけない気がして頑張って行くことにした。もちろん家族の夕ご飯は前夜と朝で作ってきたから・・・
そのライブはここでもたびたび登場する山口茂さんのライブだ。京都VOXHALLであったのだけれど、久しぶりにVOXHALLで彼の歌声を聴いてじわ~っときた。最近VOXHALLは少しリニューアルしたらしいけど、なんか音響がよくなったのか、すごく声が鮮明にのびやかに聴こえた。
今回の選曲が私泣かせだった。
1. 歓びの種
2. 終着駅
3. 桜交差点
4. リスタート
5. 月 満ちる間に
6. MILKY WAY
『歓びの種』はまさに今の自分に力をくれた。この曲からすでに涙が溢れそうになった。必死でこらえた。2曲、3曲と進むにつれて、彼の声はどんどんと伸びて、会場中を包み込んでいった。彼がソロになって初めてバンド時代に私が大好きだった『リスタート』をやってくれた。そして、ライブでは聴いたことがあったかな?ラストにはやはりバンド時代に好きだった『MILKY WAY』をやってくれて、この時の声はほんとうに分厚く響き渡った。まさに心の奥の奥までしっかりと届く声だった。
「本物だ」
ってその時感じた。彼は本物だ。
最初騒いでいた20代前半か10代後半ぐらいの男の子たちを黙らせて、最後には感動させてしまうぐらいの力だ。彼らが「すごい」って言っていたのが耳に残っている。
最初がキャッチーなポップロックバンドでノリノリだった後にしっとり入るのはかなりやりにくかったのではないかと思うけど、彼は何も語らず、歌から始めた。それがとっても印象的で、ある意味そのライブに厚みを与えた気がした。淡々と始まって、でも曲はだんだんと感情的に熱くなって、まさに釘付けになっていく。
今までにも何度か彼のソロのライブを見た事があるけど、今回は最高だった。凛としていて、その真剣さが強く伝わってきて、生涯心に残るライブだった。
このライブはカメラとか映像には撮らず、この目に耳に焼きつけた。なんかつらい時にはきっとこの日のライブを思い出すだろうな。
会場の空気感というのかが、本当に透明になった。なんか浄化されたような・・・
大袈裟って思うかもしれない。でも、会場にいたらきっと何人もそう思っただろう。実際に私といっしょにいった子はすごくきれいに聴こえたって感激してたもの。
私は後輩にこういう音楽を伝えられてうれしい。音楽を本当に好きな人にはいい音楽を少しでも多く伝えていきたい。だから、これからも心に触れる音楽は伝えていく・・・この命がある限り。