HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

大階段にて

2006年07月06日 | Weblog
今の会社に入った頃は出社時間も今よりやや遅めで、家を出る時間も7時すぎだった。そして京都駅に到着し、会社までのバスの時間まで隙間の時間が10分から15分あった。その間、特に今のような季節の朝には大階段に座り込んで、MDウォークマンで音楽を聴きながら缶コーヒーなんかを飲んでいた。

ほとんど誰もいない。好きな場所に座り見下ろす。

まるで映画『ベルリン天使の歌』の天使になったかのように小さく動く人たちを見つめる。

彼らはどこにいくのか?
彼らは何を今思うのか?
彼らには愛する人はいるのか?
彼らは悲しみに包まれてないのか?

こんなに広い空間をほとんど独占状態での朝のカフェタイム。
すごく幸せだった。大好きな時間だった。
私が心を許す人にだけ、そこからメールを送った。
その空気感を伝えるために・・・

あれからもう二年・・・今は朝はそんな時間がなくて、改札を抜けると駆け足でバス停へ。

大階段がすごく遠くに見える。

私も誰かに見下ろされているのかな?

天使ならいいな・・・悪魔は嫌だ。

私の心を読まれてしまっているのかな?

6月は辛いできごとがあって、7月もどうなるのかわからないけど、昨日は自分の今まで生きて来た中で上位ランキングに入るほどの幸せな事があった。もちろんそれは目に見えるものではない。でも、もったいないぐらい素敵なもので、生きていることってこういう歓びを感じることなんだって思った。

何年後か何十年後かまたあの大階段に座って「あの頃は・・・」と思い出すのだろうか?幸せな心で・・・
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世界が終わる夢

2006年07月06日 | Weblog
どこやらの怪しい国からミサイルが飛んで来た。人々が寝静まっている未明に海におちた・・・。
どうすれば平和が守られるんだろう?

いろいろ考えたって、結局方法は見当たらない。

だから思う。毎日をそして1分1分を大事に生きよう・・・って。

身体がどうとかミサイルがどうとか悩んでいるより誰と1分でもいっしょにいたいか考えよう。

ミサイルのニュースがテレビから流れているのに、CDからi-Podに新たに音源をいれることに夢中な私を見て、家族は「なんという人だろう。こんな時に・・・」という。

私は答える

「世界が終わる瞬間、あるいは自分が終わる瞬間まで音楽を聴き続けるんだ」

しかたがない・・・私はそういう風にできているんだから。



コメント (2)
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