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HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

親心・・・のようなもの

2006年11月14日 | インディーズ
11/13の朝方見た夢は今東京に行っているVelvet Mellowのメンバーの夢。全員登場でした。なんだか知らない場所なんだけど、そこで皆が緊張しているので、ほらほら力抜いて・・・ってまるでお母さんのように激を飛ばしている自分がいるわけです。メンバーさんは皆さん立派な大人なので、そんな心配はいらないのですが、よっぽど気になっていたのかな~って・・・私自身が。だって、彼らが夢に出て来たのは初めてだもの。

とにかく道中行き帰りの運転には気をつけて、楽しんできてくださいね。緊張したり疲れたら、手の親指と人さし指の間のつぼを押してあげてください。ちょっといい感じになりますよ。

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今日の何かが・・・

2006年11月13日 | Weblog
今日の何かが明日へと繋ぐんだなと・・・今日思いました。

そんな私は有給を使って久しぶりに自分のために休みをとりました。十何年ぶりか何十年ぶりか知りませんが、大阪のあべのに行きたいという人と小学一年生の時に遠足で天王寺動物園に行って以来通天閣あたりに行ったことがないので行きたいという私の思いが一致しまして、本日は大阪の阿倍野へ行ってまいりました。

JR天王寺で降りて、その人は思い出があるというあべの横丁のお好み焼き屋にまず私を連れていきました。「あべとん」というお店です。昔のままあったらしく感動しておりました。次にぶらぶら歩いてあべの銀座という阿倍野らしい商店街を行って、アポロビルというのに入りました。ここもあったので喜んでました。そこから、歩道橋を使って天王寺公園の方に向って歩いていったのですが、この歩道橋には昔は怪しげな押し売りがいたらしいです。今はぜんぜんいなかったけど・・・

今日は月曜日だったので、公園も天王寺動物園も美術館もすべて休館でした。ちょっと残念でしたが、人はその分少なかったです。それにしても、この界隈には不思議な方たちがたくさんいました。紙袋を並べて、それに向って話し続けている女の人。魂がどこかへさまよっているかのようにうつろな老人。毛布にくるまって動かない人・・・など。

今日はとても天気がよくて、気持ちのいい日でした。だから人気のない公園横の道はゆったりと歩けて、だんだんと前方に通天閣が見えてきて・・・「大阪やな~」って思いました。写真をいかにも観光客みたいに撮ってたら、あべのらしいおじさんが「夜来たらええのに。きれいやで~」って話し掛けてこられました。「そうなんですか~。見たかったな~」って言葉を返しながら、地元の人とコミュニケーションっていいな~って。その横では地面にライオンの足跡をペンキで描いている方たちが・・・これは動物園関係の方たちのようで、そうお仕事されてました。でも、足跡っていうのがおもしろい。

歩いていくとやがて新世界に来て、よくテレビとかで見る風景がそこにありました。そこでもそのあたりのおじさんに声をかけられ「あそこから写真をうつしたらええわ」とか教えてくださいました。「そうなんですか?ありがとうございます」って言ってから、そこに行って実際写真を撮りました。そのあたりは串かつ屋さんがいっぱいで、スマートボールのお店もありました。

そして、念願の通天閣。生まれて初めて来たんです。そして、ビリケンさんの足を掻いてきました。幸運が訪れますようにと。

眺望も素敵でしたよ。大阪を見渡せて・・・


通天閣を出てから、「横綱」という串かつ屋さんに入ってビールに串かつを数本注文しました。おいしかったです。それに店内が雰囲気があるんですよ。大阪や~って感じの色合いで。


ここの入り口に訪れた有名人のサインとかがあったのですが、そこに木更津キャッツアイのメンバーの名も・・・で昨日京都で見かけたとバンドの人が行っていた佐藤くんの名がそこに・・・


それで思ったわけです。昨日の「佐藤くん」は今日の「佐藤くん」につながっている・・・って。だって私はふだんほとんどまったく「佐藤くん」のことは考えたりしないのに、二日連続でこの名を聞いたり見たりしたんですから。佐藤くんもこの店で串かつ食べたんだ~って思うとなんか不思議でした。


暗くなる前にJR天王寺から大阪まで出て、それで梅田あたりはかつての自分の行動範囲だったので、知っているということで私がいろいろ案内し、最後はアクティ梅田にあるロンドンティールームに行って、ケーキとスコーンとお茶をいただきました。そこはもともと西梅田あたりにお店があって(今もあるのかな?)そこに昔はよく行ったのですが、アクティにも入ったのでそこに行ったわけです。ここにくるとイギリス気分を味わえるんです。もうあたりは真っ暗で大阪の夜景を身ながらお茶をして、帰路につきました。

楽しい一日でした。


それにしても、あべのに案内してくれた人は一見そういうところへ行く人には見えないのですが、学生時代はお嬢様やお坊ちゃまの多い大学だったので、ふだんそれらに合わせてカフェとかに行っているから、そういうアベノの町の雰囲気がちょうどいい息抜きになっていたようです。本人にはビールと串かつやお好み焼きっていうのが合っているみたいで・・・


なんか私もすごく心惹かれる場所となりました・・・アベノっていうところ。
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念願の・・・

2006年11月13日 | インディーズ
ぎゅうぎゅう詰めのライブハウス『MOJO』を体験してきました。最近は頭の中はELLEGARDENが大方占めてはいたのですが、来週からの大阪滋賀神戸の彼らのライブすべてチケットが取れず、沈んでいた私がある時見つけたのがRIDDLEという埼玉出身のバンドのライブ。彼らについては以前少し日記でも書きましたが、メロディックパンク系のバンドでCDを一枚だけ持っていて、それで「一度みたい」と思っていたので、我が家で家族会議が開かれた結果(笑)「許可」を得て、このライブに行くことができました。もう日付けが変わったので昨日となるけど、MOJOでのイベント『KILL YOUR ROCK STARS』に彼らも出演したわけです。これには8組のバンドが出たのですが、結局私が見たのはRIDDLEとNORTHERN 19とSHIDAREというバンドだけです。

予想はしていたのですが、着いた時にはもう会場は人でいっぱいで外まで溢れていました。8割は男性でしたね。暴れようともくろんでいるやつがいっぱい。

まあ、中途半端な場所だと危険なので、私は一番前の端に近いところに行きました。いざと言う時には逃げれるように・・・

まず、SHIDAREは男性ファンがすごく多いみたいで、GLAYのライブで女の子たちが扇のような振りをするように男の子たちが似たような振りをしておりました。もうSHIDAREに首ったけのように(笑)
そして、押すは押すはモッシュの嵐。MOJOで初めてモッシュを見ました。ちょっと巻き込まれかけてやばかったけど、セーフでした。それにしても、なんであんなにステージで暴れて歌ったり演奏したりするのに歌は上手いし、ギターは華麗な指使いだし・・・圧倒されました。

次に登場は私がチケットの予約を頼んだRIDDLE。初めて見て知ったんだけど、ボーカルとドラムは双子でした。グッドシャーロットみたい・・・。ボーカルさんは何考えているんだかわからないけど、すごいエネルギーの人でしたね。歌はCDよりライブの方が迫力ありました。私はこのバンドのギターさんの音が好きだし、その指使いと音の出し方に惚れ惚れです。ベースさんもエネルギッシュでおもしろい弾き方をされるんですよ。

でも、まだギターさんもベースさんも大学生なんですよ。若いな~。

その次に登場はNorthern 19。京都のHMVではコーナーを設けられるほどプッシュされていたバンドです。ELLEGARDEN系という分類をされてましたけど、どちらかというとビークル系だと私は思いました。3ピースバンドなんですが、すごい迫力。ツインボーカルで、MCもおもしろかったです。でもこのライブ中、先のRIDDLEの双子くんたちはステージから会場へとダイブするというすごさ。それは反則ではないの?って感じで何度飛んできたことか・・・

でも、楽しかったな~。

こんな年なのに飛び跳ねるのですよ・・・足が勝手に(笑)



でも、私の中の「若い私」と「年寄りの私」が言い合うのです。「年寄り」の方が「そろそろやめなよ。年令考えろよ。」って・・・すると「若い」方が「いいじゃない。まだまだ飛べるんだから。フットワーク軽いし・・・ロックに年令は関係ない」って。


しかし、どうなんでしょうね。こんな年でしかも一人で行くとは・・・しかもモッシュアンドダイブのあるライブに。


でも、暴れている若者を横目に「あ~やっぱりこういう系好きだ~」って思うのです。



それにしてもバンドの低年齢化・・・そう私が見に行くバンドの、ね。

RIDDLEさんもNorthern19さんも23才あたりのお年・・・RIDDLEさんとこなんか2人まだ大学生ですからね。



そうそうRIDDLEは一度だけELLEGARDENと対バンしたそうで、でもちゃんとエルレの今度の新譜のサンクスコーナーに彼らの名がクレジットされてました。ELLEGARDENって律儀なバンドなんだな~って・・・というか本当に愛があるっていうか。

でも、RIDDLEもELLEGARDENと繋がっていたんだと思うとこんなにたくさんバンドがいるのに不思議だな~って思います。偶然知ったバンドがRIDDLEだったのに・・・


帰り際にRIDDLEのギターさんが近くのローソンに木更津キャッツアイに出てた佐藤くんがいたと走って戻ってきました。ちょっと興味はあったけど、めんどくさいので見に行くのは止めて帰りましたが、なぜにあんなところに佐藤くんがいたのだろう?ってそれが不思議でした。


とりあえず、MOJOのぎゅうぎゅうのライブで久々にライブ汗をかきました。
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高架線

2006年11月11日 | ELLEGARDEN
家の近くには高架線があって、それはやっぱり南北に繋がっていて、そこを毎日いろんな列車が通り過ぎ、そして多くの人を運んで行く。いろんな思いや悩みやときめきを乗せて・・・

毎日のようにELLEGARDENのアルバムについて書いていたら、彼らに興味のない人にはちょっと退屈かもしれないけど、私は彼らのことが大好きなので許して下さい。

『ELEVEN FIRE CRACKERS』の6曲目「Gunpowder Valentine」はヘヴィロックなテイストの導入から勢い良く始まって、スカ~っと突き抜けていく曲。英語詩だけど、歌詞もタイトルも文法的繋がりとかテーマとかを真面目に考えるとわけがわかんなくなるだろうけど、心ではすごくよくわかる歌詞だし、細美くんの思っている事も感じられる。結局、多くの人間のそれはよくある日常のできごとだったり、思いや本音だったりするんじゃないかな~って。そう、新聞の記事を読んで「こいつはなんて悪いやつだ」みたいにつぶやいたりしていても、結局大事な人の事が一番重要事項で・・・

7曲目の「アッシュ」・・・このタイトルと歌詞の関連性もわからないけど、アッシュと聞いてまず私が思い浮かべるのは大好きなアイルランド出身のバンドASH。それはともかく、この「アッシュ」の歌詞はほとんどが日本語詩で一部英語詩がある。そこにmy name is Jackというフレーズが出て来るんだけど、それを見てそのダブリン出身のバンドASHの「JACK NAMES THE PLANETS DON'T KNOW SEASON」を思い出した。この曲はかなり初期のASHでいわゆるインディーズ時代の曲だ。そう彼らが高校生の頃の・・・もちろん輸入盤で日本では出ているのかな~アルバムでは『TRAILER』というのに入っている。私はシングルもアルバムも両方持っているんだけど。

話を戻して、それとはまったく関係ないその「アッシュ」という曲はやはり細美くんにしか書けない作れない曲だな~って思った。自然な言葉でなんて深く心を掴んで行くんだろう。ここではその詩を書けないけど、一度この曲を聞いてほしい。きっと心に光をくれると思う。そう私は思う。

そうそう、インタビューで細美くんがスタジオ内を真っ暗にして本当に何も見えない状態にして曲が出て来るのを待った時があったと言っていたけど、ふとその暗闇からできた曲なのかな~ってこれを聴いていて思った。ふつうは見えない何かも見えたみたいだから。それがジャックなのかもって・・・

8曲目「Salamander」これはシングルカット曲なのですでにどこかで聞いたことがある人も多いだろう。同じ言葉がくりかえされる。そこに添えられる意味ある単語たち。それらが心の痛みのつぼを刺激するかのように押し寄せる。これを聴いていると10代から今までの自分を思い返してしまう。なんかつらいことがあった時、それは恋の悩みだったり、友達関係だったり、仕事の事だったりした時におもいっきりステレオの音のボリュームを上げて暗い部屋で聴き続けたことを。とにかくヘッドホンをつけてすべてを遮断してひたすらロックを聴き続けるんだ。ヘッドホンの向こうからの言葉が溢れるほど自分の中に入って来る。そうしているうちにだんだん心が洗われていくのがわかるんだ。そして光が見えて来る。ほんの小さな光だけど、それが見え始めたら、大丈夫なんだ。そんなことをこの曲を聴くたびに思い出す。

9曲目「高架線」・・・ELLEGARDENの今までにないアプローチの仕方の曲に思えた。もちろんいつもの彼らも顔を出すけど。日本語詩の曲で、その言葉は小さな場所からパノラマへと展開して行く感じ。高架線はどこの高架線を思い描いたのだろう・・・どこかアメリカの香りはしないでもないけど、東京だったり千葉だったりするのかな?でも、高架線は鉄道や高速道路が走っているところならどこでもあるわけで、それぞれの聴き手は自分のイメージを描けると思う。私もそんなひとりだ。

10曲目「Alternative Plans」はELLEGARDENらしい曲だと思った。そういえば、ここでもdreamingという言葉が使われているけど、その前の「高架線」にもその言葉は使われているし、その前の「Salamander」にも dreamという言葉が出て来る。3曲連続で出て来た「dream」これこそ、彼がいつも語っていることなんだろうな。絶対に夢を失わないってこと。何かを夢見ることを忘れないってこと。

最後の曲「Marie」・・・なんだか感動してしまう。この曲を聴いていると。なぜにこの曲がラストなんだろうかと考えてしまう。彼が今一番大事な人に捧げる歌なんだろうか・・・17という数字が出て来るのはそれは年令なのか年月なのか・・・

17は私の好きな数字。ある意味私のラッキーな数字でもある。実は13もそうだ。たまたまだけど、 ELLEGARDENの曲には13という数字がでてくる「NO.13」という曲もある。ふと「博士の愛した数式」という本を思い出した。数字には意味があるというようなこと。繋がりがあるというようなこと。

「Marie」の中のフレーズに you spread your wingsというのが出て来る。実はクイーンの曲に「Spread your wings(永遠の翼)」という曲がある。もちろんよく使われている言葉なので、どこにでも登場し得るのだけれど、ELLEGARDENの曲の中にこの言葉が出て来たのはなんかうれしかった。「Spread your wings」はクイーンの隠れた名曲だ。この曲も暗闇でくりかえし聴いた曲の1つかもしれない。クイーンにありがちな空想的な話の曲ではなく、現実的で普遍的な誰にでもあてはまりそうなことを歌にした曲だから。(アルバム『NEWS OF THE WORLD』に入ってます。)

細美くんについてばかり書いてしまっている感じだけど、高橋さんも高田さんも生形さんもそれぞれのアレンジがすごくて、演奏にオーラがあって・・・あ~今日は書けないのでまた違う日にそれぞれについて書きたいと思う。いつになるかはわからないけど・・・ただ、今回はベースの高田さんがスペシャルにすごかった。

長々と書いてしまった。


でも、こんなにぎっしり音楽への愛が詰まったアルバムと出会えたこと。

生きていてよかった・・・って本当に思う。


・・・・・泣いてしまった。不覚にも。いい年して・・・




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たとえば・・・

2006年11月09日 | ELLEGARDEN
たとえば、コートを手作りする時、まずはデザインに何日も費やす。やっとデザイン画を完成し、型紙を作る。さらに糸から表地に裏地、針の細さそういうものから丁寧にそして悩みながら選んでいく。次に型紙に合わせて失敗しないように生地を裁断して、パーツをつくる。それを一つずつ手で縫い合わせて、そで口から襟、裾の始末までぬかりなく、縫い目もしっかりそろえて、ひと糸ひと糸に心をこめて針を動かしていく。そして、ほんの少し刺繍なんかも施しながら、それも決してコートの全体的なイメージを損なわないようにデザインも慎重に決める。刺繍の糸も厳選して上品なものを選び、絵をそこに糸で描く。ボタンもその素材から形・大きさもコートのバランスと対比しながら選び、一つ一つしっかりと縫い付けていく。そして、完成。コートのどの部分にも行き届いている自分の思い・・・それを羽織った人の事を想像する。その人を暖めることを思う。冷たい風からも守ってくれるように・・・と。

そんなアルバムが『ELEVEN FIRE CRACKERS』だ。このアルバムがあれば、これから来る冬も心は温かくいれるだろう。そしてどんな季節であろうと、つらい風が吹いた時は温かく包んでくれるだろう。


このアルバムの3曲目はシングルカットになった「SPACE SONIC」。これも英語詩。

日本語訳では「多分ね 完璧な人間はいないんだよ だけどさ 誰がなりたがる?」とある部分。

こういう言葉をさらっとかけてもらったら、今の時代のこどもたちはなんか救われるんじゃないかなって・・・

それにしてもこの曲のメロディ展開というか演奏の絡み合いというのかがすごくて、何度聴いても圧倒される。ドラムのビートからギターのインストからベースのたたみかけから、かなり難しくて、こういう曲ができてしまうっていうのはこのバンドの底力ゆえんだ。メンバーひとりひとりのレベルがすごいんだよね。ライブでこの曲をやってくれた時にはもう天に昇りそうになる(笑)

4曲目の「Acropolis」はすごく言葉に力があって、その言葉が怒濤のように押し寄せるかんじ。そしてメロディの感じはもう英米の名のあるバンドたちのひけをとらない感じ。もうこんなところまで来ているんだって・・・

5曲目の「Winter」はいろんな英語の固有名詞が並べられる。そして日本語がそこに続く。これはミックス詩の曲。それなのにすごく自然に聞こえてしまう。英語と日本語が音の流れからすごく自然に溶けあっていくんだ。淡々と歌われて行くのに演奏はすごくエモーショナルな展開をしていって、それこそパレードみたいな感じがする。そう言葉のパレードみたいなイメージだ。歩いて行くんだ・・・規則正しく言葉たちが。この曲にはせつなさもあるけれど、どこか笑顔がちらつく。不思議なんだけど、聴けば聴くほど細美くんやメンバーの笑顔が見える・・・とびっきりの笑顔が・・・なぜだろう?



まだまだ私の勝手な感想は続くけれど、これはあくまで私自身が感じたこと。人によって聴き方も感じ方もいろいろ。だから適当に読み流して下さって結構なんだけど、一度は是非このアルバムを聴いてほしいな・・・って思う。私の言葉では表現しきれない多くの部分が一度聴くことでわかってもらえるかもしれないから・・・

逆展開的に言うなら、このアルバムを好きだという私自身、ELLEGARDENをこんなにも好きだという私自身、のこともわかってもらえるかもしれない。
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1つ1つが愛おしくて・・・

2006年11月08日 | ELLEGARDEN
昨日からもう何度くりかえしこの『ELEVEN FIRE CRACKERS』というアルバムを聴いただろう?全部聴いても40分にも満たない。全部で11曲。でも、ここにはいっぱい命が詰まっていて、聴き終わるたびに胸がいっぱいになる。

音楽の姿・・・って音楽は目に見えないんだけど、このバンドの音楽との向き合い方こそ、私が幼い頃から大好きだった音楽の本当の姿のように思えるんだ。このアルバムを聴くと特に。

一曲目は1分にも満たない「OPENING」というインストの曲。なんだろうな・・・もし私がエネルギーの空っ欠のロボットとして、そこにエネルギーが注入されて足の指の先から手の指先そして頭のてっぺんまでそれがぐわ~って行き渡って、閉じていた目が「かっ」って見開いて、キラリって光るかんじ・・・がこの「OPENING」だ。

二曲目の「Fire Cracker」は英語詩の曲。もちろん日本語訳つきだ。って言っても御本人によるものだから、間違いはない(笑)彼の場合、おそらく言いたい事が音にしてどちらがいいかで英語と日本語を使い分けているんだろうね。

「Just sing it Sing it・・・」

 「ただ 歌うんだ 歌うんだ」

この曲の中のフレーズ。これが彼の思いをこのアルバムの思いを集約しているように私は思えた。
このアルバムのどの曲が最後に作られたのかは私は知らないけれど、もしかしてこの曲が最後にできたのかな?ってこの曲を聴いていて思った。まあ、他の人はそうじゃないと思うかもしれないし、あくまで私が感じたことなので・・・


この曲にすごく好きなフレーズがある。

You can't imagine how I was dying just to talk to you ってところ

ここの細美くんの歌い方がすごく好き。言葉の流れ方が好き。この曲には他にもそういうところがたくさんある。


全曲書きたいけれど、今日はこの2曲で。


そう命をもらったロボットはここから心を持ちはじめるんだ。そして、11曲のすべての曲を聴き終わった後は人間になれる。あったかい血の通う喜怒哀楽を持つ人間に・・・


何度も何度も何度も聴いて、人間の人間の人間になってやろうと思う。

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クラッカー!

2006年11月07日 | ELLEGARDEN
今日は朝から浮き浮きしていた。こんな気持ち・・・子どもの頃みたい。大好きなマンガが発行日とかに皆が感じるアレに似ている。

そう、今日はELLEGARDENのニューアルバムの発売日前日・・・っていっても実際は今日CDショップに並ぶわけ。

あと何分・・・ってな具合で終業時間を待ちながら、いざJEUGIAへ・・・

驚くほどいっぱい並べてあった。そういえば、この間HMVでも1アーティストの枠の場所にELLEGARDENの過去のアルバムが1つにつき1つの枠を独占していて、トータルするとかなりの場所を占領していた。たとえばデビューアルバム『ELLEGARDEN』が数枚ひとつの棚に置いてあるんだ。
シングルも同様に・・・

なんか夢みたいだ。かつてCD屋さんに一枚あるかどうかだった過去のアルバムたち。あそこの店ではファーストが・・・あそこの店では確か3枚目が・・・みたいにいろいろ探しまわったのが懐かしい。

まあ、こんな日が来るとは信じていたけど(笑)


曲の感想はまた書きます。
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プロモーションビデオ

2006年11月05日 | 邦楽
エヴァネッセンスの今よく流れているPVを見て、マイケミカルロマンスの『ヘレナ』のPVと共通するものがあるな~って思ったら、やっぱり同じ監督のマーク・ウエッブ監督だった。彼はミュージカル志向が強いのかな?ダンスシーンが入ってくる。でも、ダークなものが多いのでそこが私としては好きだ。

さて、サリューの新曲『プラットフォーム』のPVはなんか胸をうつ。別に大きな事件とか起こるというものではなく、地下鉄の中でサリューが歌い続けるんだけれど、その合間合間にいろんな人たちが映しだされる。アメリカで言うならフリークスというんだろうな、ちょっと無気味な風変わりな人たち。女装したおかまの人や、かなり肥満でどぎつい化粧をしたロリータの人なんかだ。でも、その人たちから哀愁が漂うんだ。この曲の中では・・・彼らがなんでそんな姿でいるのかとかそういうことまで考えてしまうんだ。このPVの監督は知らないけど、そこまで意図していたかはしらないけど、そんな人たちがピュアーに歌い続けるサリューと交互に出て来ると、透明な心はその外見とは反してそこに存在しているように思える。

生きている孤独・・・そんなものが地下鉄に集まっているような気がして。

夜遅く、地下鉄や電車に乗ったら、見かけるのはどちらかというと疲れ切った人の方が多い。そういう人たちを見ていたら、それぞれの人生がそこに存在して、それがとてつもなく重くて、でも彼らは彼らの帰る場所に戻り、また明日を迎えるんだと思うと、ばかみたいに思われるかもしれないけど、胸が熱くなるんだ。生きているのはつらいことが多いかもしれないけど、それぞれがそれと正面から向き合って戦って、明日を自分のものにしようと進んで行くということに。


この『プラットフォーム』の歌詞は私のようにいつも電車で通勤しているものには余計に心に響く。大勢の人がいて、嫌だな~って思うこともあるけれど、こういう曲を聞いているけど、それぞれの命が生きているんだ。今を・・・と思うとなんだか気持ちの持ち方がかわってくる。


ミュージシャンによって、ふだん良く使うのは車だとか電車だとかは歌詞を見ているとわかる。たとえば、TOKYO DROP(JET KELLY)の真田さんの歌詞には駅や電車のシーンがよく出て来る。あるいはイギリスのジェームス・ブラントも地下鉄の歌がある。ロンドンはアンダーグラウンドが移動の手段の場合が多いからね。


この『プラットフォーム』はまだ何度も聞いたわけではないので、歌詞をしっかり憶えてはいないけど、人生を電車にたとえているんだろうね。同じ駅で降りて、そこで出会う2人。あるいは同じ駅から違う電車に乗って別れていく2人。


私は人と会って、帰る時、改札を入るのはいつも私なので、その切符を入れる時、胸が痛くなる。別に永遠の別れではなくても、違う世界に来てしまった気がするから。だから、振り向いてもう一度確かめる。そして祈る。また出会えますように・・・と。


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不思議な夢

2006年11月05日 | Weblog
不思議な夢を見た。まさに場所は地元の風景。田んぼや畑が多いところなので360度空が見渡せる。すると虹が輪のようになってその空にかかっている・・・というか輪になってその風景を囲んでいる。それをなぜか寝っころがって見ている・・・誰かと。

すると向こうの方からゴジラが歩いてきて、うそ~って思って必死で逃げていってもあっという間に近くまで来てしまう。もうダメかと思ったら、なぜか会釈してゴジラは通り過ぎて行った。

こうして夢は終わった。

なんだったんだろう?ゴジラの映画なんてぜんぜん見て無いし、昨日もそんな怪獣系のものは見ていない。

それにしても虹がきれいだった。
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花の種は太陽の下でしか咲かない

2006年11月04日 | Weblog
昨日というか正確には今日なんだけど深夜3時までNHKの教育チャンネルを見ていた。それは再放送のETV特集だった。

「夜回り先生」と呼ばれている水谷修さんの講演とインタビューだった。

「夜回り先生」という本が最初に出た頃ぐらいに彼の存在を知り、こんな先生もいるんだと感動したことを憶えている。でも、いつの間にか日は流れていた。

久しぶりに彼の講演や話を聞いて、涙が出そうになった。彼ほど真剣に子どもの事を考えている人はいないんじゃないかというぐらい、彼の言葉には愛情が溢れている。でも、彼は愛だけでは救えないことも身を持ってしっていて、その苦悩の中で自分とも戦っている。

彼はもともとは夜間高校の先生であり、深夜繁華街で非行に走るこどもたちに声をかけ、救って来た人だった。ところがやがて薬物中毒の子からリストカットする子、虐待を受けている子の心の相談まで受けるようになっていった。そして、何人かを救い、何人かを失った。命を失った子は自分のせいだと彼は思っている。そんなことはないのに彼は自分の努力不足だと責める。

ひとりでは無理なんだ。どんな人でも・・・

この水谷先生のような人がたくさん出て来たら、今度こそ本当に全員助けられるかもしれない。だから、全部は彼のようにできなくても、その一部でも自分ができそうなら、大人たちはやるべきだと思う。

彼は中学の講演会で子どもたちにいう。

「君たちは昼の世界にいる人だ。そして、花の種には太陽が必要なように君たちは昼の世界で生きるから花を咲かせられる。でも、僕は夜の世界の人だ。そして夜回りしてそこで出会うこどもたちは君たちとはぜんぜん違う。でも、彼らを昼の世界に返して、花を咲かせられるようにしたい」(私の記憶を書いたもので、正確な内容ではないのであしからず)と・・・

今教育問題とかいじめ問題とか虐待とか世間で言われている。

テレビでも教育特集とか言っているわりにたいしたものはない。このETV特集でもなぜに再放送だからって深夜なんだろう。ゴールデンにやるべきだ。

テレビ局も利益ばかり考えずにそれこそ24時間テレビをやるぐらいなら、24時間子どものための番組ばかりやる日を作れないものかな。だいたいアニメも昔に比べて少なくなっているし、ドラマも心を育むものが少ない。大人がどうすべきかも大事だけど、今こどもである人たちの心に訴える方が大事だと思う。

イギリスではこういう取り組みが盛んにされている。テレビでベッカムとかの子どものあこがれの人を使って「自殺はだめだ」ということを訴えたり、そういう番組をたくさん作っている。日本でも一日中いっさい他のCMは流さず、いろんな有名人から子供達に「死んではいけない」「生きていて」というメッセージを流し続けてもいいんじゃないのかな?そうすれば、思い留まる子も何人もいると思う。自殺のニュースを流すのではなく、「してはいけない」というメッセージを流すんだ。いい加減にしてくれって思われるほど・・・


「生きてくれているだけでいいんだよ」

って水谷先生は言うんだって・・・ボロボロになった子たちに。



そんな水谷先生は今ガンに蝕まれている。なぜに神様ってそんなことをするんだろう。こんなにも子供達には必要な人なのに。


どうかガンに先生が勝利してくださるように祈ってます。
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