ゴミ箱事件

子供達の通う小学校では

児童がやむを得ず欠席する場合は

連絡帳にその旨を書き、朝必ず誰かに手渡しをして

その連絡帳を学校へ持っていってもらわないといけません。

そして帰りも

欠席した児童のお宅へ

連絡帳を届けなければいけません。


同じマンションに住む

長女と仲の良いお友達がお休みをしました

もちろん長女がその子の連絡帳を受け取り学校へ持っていき

帰りもマンションの入り口の郵便受けに入れたとのこと。


するとその子から電話があり、

郵便受けには入っていない

「でも入れたよ」なんてやりとりがあり、

電話を切ってしばらくしたらまた電話が…

「ゴミ箱に入っていた…」


長女は真っ青


実は私がまほちゃんを散歩させていたら

主婦友の皆さんにバッタリ会い、

そこで立ち話をしていたら…

下校途中の長女が通りかかり…

長女にまほちゃんを連れて行ってもらいました。


まほちゃんはとてもよく動くから

気が散った長女は間違ってゴミ箱に入れてしまったんじゃないか…

つい疑ってしまった私

結構ボーッとしているし

大雨にもかかわらず

雨に打たれて初めて傘を持ってこなかったことに気付いたり…

（普通は玄関を出た時点で気付く）


でも「ゴミ箱の前は通っていないよ」

ゴミ箱はマンションの住人が

要らないチラシを捨てるための物で

マンションの住人しかそのゴミ箱を利用出来ないようになっている。


でも我が家の郵便物が机の上に…

「これは誰が持ってきたの」

「…多分、双子」

「多分」

「何かわかんなくなってきた…私かも」

「じゃあゴミ箱の前通ったの」

「…覚えてない」

「覚えてない」

なんてやりとりをしているうちに

長女の記憶がどんどん曖昧に…


ゴミ箱に捨てられたお宅では

マンションのカメラをチェックしてみるということになり…


もし犯人が長女だったら…

一晩ドキドキし

当の本人も暗い表情…


次の日、帰宅した長女が明るい顔で

「私じゃなかったよ」

実は長女が郵便受けに連絡帳を入れた時に

お友達２人と一緒で

ちゃんと自分は郵便受けに入れていたとのこと


チェックしたビデオカメラには死角があり

犯人は写っていなかったとのこと。

しかもゴミ箱に捨てられた連絡帳は

奥深くに、故意でしか出来ないように捨てられていたこと。

犯人は結局わかりませんでした


長女じゃなくて良かったけど…

つい立ち話して、下校途中の長女に犬をまかせたことに

深く反省…

何より長女を疑ってしまったことに

深く深く反省


本当に本当にゴメンなさい

母親失格でした


長女は許してくれました