このところ天気がはっきりしない日が続いていますね。
これは大陸からの高気圧が少し北に偏って日本列島を
通過しているのが原因です。
囲碁会にいった帰りに妻に頼まれたものを買うために
近くのSスーパーへ行きました。後一つで買い物が終わ
るというところで、私と同年代かと思われる女性がしきり
に”おじいさん”と呼んでいました。連れ合いを呼んでい
るのだと思いました。私は1人で来ていたので私を読ん
でいるなんて少しも思わなかったのでレジの方へ行きか
けました。するとその女性が私を呼んでいたのですね。
おじいさんというのはないですよね。もっとほかに呼び方
があるでしょうにと思いましたが。一生懸命な様子だった
ので話を聞くことにしました。
話の要約はこういうことでした。バスに遅れてしまい次
のバスまでかなり時間があるので車で来ているのなら家ま
で乗せていってくれという。私が雨具をもっていないので車
で来た板と推測したのですね。場所を聞くと私の家の反対
方向だったのでお断りしました。それでもしきりに乗せていっ
てほしいと真剣な様子だったし、外はかなりの降雨でもあり
乗せることにしました。私は高齢であり他人を乗せて事故に
なることもあるということを承知してくれますかと。かの女性
は”はい”といってついてきました。車に乗るとバス代を払い
ますというので、丁重に遠慮しました。車中で年金をいくらも
らっているかとか、奥さんはいますかとか、私は仕事をして
いたが解雇されて今仕事を探しているとか、夫は厚生年金を
もらっているとかいろんなことを自分勝手に話し出しました。
私は少し後悔をし出していました。丁度その方の家の近くへ
ついたので早々に降りていきました。後を振り返ることもなく。
私は人間として甘いと思いました。しかし同年代の人が困っ
ているのを見過ごすことはかなり勇気がいりますね。事故を
起こさなかったので良かったと思いました。これからは別の
判断を考えましょう。