寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

成長する西の島とハワイの島

2015年11月18日 23時07分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

 小笠原諸島父島の西約130kmにあった小さな島がありま

した。私が小笠原で調査を行っているときにその島を見に行

こうという計画だありましたが、台風が近付いてきたために実

行出来ませんでした。この島の南方に新しい火山が噴火出現

したのは2013年丁度今頃のことです。それ以来噴火が続き

島は旧島を飲み込む形で成長し、現在およそ12倍の大きさに

なったと報道された。

 西の島は海底火山の頂上部分が海上に出てきたものです。

実態は海底から約4000メートルの火山といわれています。現

在も活発に噴火しているので島に上陸して調査することは出来

ないようですが、漂着した植物の種子が発芽して緑の部分もあ

るようですね。また鳥も来島している様子も報道されています。

 これからも成長して更に大きな島になり噴火が休止すれば人

間も上陸出来るようになると期待されます。

この図はwikipedia"ハワイ諸島"から拝借しました。

 ところでハワイ諸島はやはり火山噴火で形成された島々だと

いうことです。現在はハワイ島で活発な噴火が発生しています

が、やがて次のホットスポットへ噴火口が移動して新しい島が

形成されることでしょう。いいえ噴火口の中心はもうすでに移動

を始めているようです。というよりもすでに形成された島が大陸

移動で北西方向へ移動し、その後に新しく島が形成されという

のですから面白いですね。その列島はアリュウシャン列島まで

続いているというから自然の力に感動してしまいます。

 人間はいろいろな理由を付けて領土を広げようとして海の生物

の貴重な干潟や浅瀬を埋め立てて自分たちの領土と宣言してい

ますが、そんなことは自然の大きさに比べれば些細なことです。

人間の小ささを感じる行為にもとれますね。


インフルエンザ予防注射を受けてきました

2015年11月18日 10時22分37秒 | 日記

 10月中旬から咳・高熱を伴う風邪に煩わされてきましたが、

ようやく収まったようです。それでインフルエンザの予防注射を

受けてきました。

 珍しく朝風呂に入り身を整えてクリニックへ行きました。朝8時

50分ころ付いたのですが、すでに待合室は10人ほどの患者と

予防注射の希望者がいました。待つこと1時間に及びました。

その間に久しぶりに週刊朝日の最新号一冊を読みました。目新

しい記事は出ていませんでしたが、五木寛之さんと藤岡?氏の

対談が面白かったですね。高齢者と若者との対比が経済面か

ら掘り下げられていました。そのなかで高齢者の中で高収入の

ある方は寄付をするという習慣が日本人にはないといっていま

した。若い方の年収が平均400万円ほどと聞いて驚きました。

この収入では結婚し子供が出来て育てていくというのはかなり

大変だろうと思いますね。その年収の中に20%位残業手当が

入っているとすれば、憲法で保障されている健康で文化的生活

を味わうことは不可能なような気がします。新3本の矢(何とも古

めかしい表現ですね)を提唱する安倍首相に頑張ってもらわな

ければなりません。