そして、数日後。。。
結子さんは、次の飲み会で、達也さんの隣の席をゲットできて、やっと彼のプライベートなアドレスを手に入れた。
結子さん的には、精一杯の努力でした。
アドレスを手に入れたからと言って、むやみに連絡するわけにもいかずに、様子を見ていました。
それでも、達也さんと気軽に世間話しが出来るくらいに仲良くなれたし…、まぁ、まぁ、焦らずのんびり…と、構えていました。
ある時、亜由美さんが興味津々な表情で結子さんに話しかけてきます。
「ねえ、達也さんが後輩の女の子と付き合うようになったって知ってる?」
「え?後輩?」
やはり、占い通りライバル現れました。
……しかも、ライバルの存在に気づいた時には、既に手遅れ。