スキー場のこわい話し 2

2020-02-23 06:04:13 | 日記
スキー場で体験したこわい話し、つづきです。

私がスキー場に居た時、スキー場内にある宿舎に宿泊していました。

ひとつの部屋に4人の寮住まい…。


ある日、同居人のひとりが、お酒を飲んだ勢いで、ボソッとつぶやいた。


「私は霊感がとても強いの」と。


そして…、

「この部屋の隅に、男の幽霊がいる」

とまで。。。😨


そんな話をされたとたん、私達は、急にお酒がさめた…💦


しかし、まぁ…、だからと言って他に泊まれる場所があるわけでもないので、

そんなカミングアウトは”聞かなかったこと”にして、そこに寝泊まりするしかないワケです💦



まぁしかし、4人もいるわけだし、怖さも4等分と言うわけで(…違うか😅)、
毎晩お酒を飲んで、気を紛らわせて眠る日が続いた。


ーーある晩、いつもの通りに少しお酒を飲んで、みんなが寝静まった夜…。

奥に眠る一番臆病なコのイビキが聞こえはじめた頃、

部屋の入口の扉が『ギィ』と開いた。

『え?!』

鍵も掛けてるし、4人の誰かがトイレに起きる時は、必ず誰かを起こして付き合う事になっていたので、
”誰かが起きた”…と言う事も考えられない。

奥のコのイビキが止んだ。

きっと何かしらの異変に気づいているのだろう。

そんな中で、一番勇気のあるコが「わっ」と叫んで起きた。

恐怖に耐えられなくなって、大声をあげたらしい。

その勢いで、4人が一斉に飛び起きた。

ーー入口の扉は開いてない。

……なんの音だったのか…。


4人は、怯えながらも
「とりあえず、今日は寝よう」
と頭から布団を被って寝た。


すると、一番臆病なコが布団の中から…


「ね、聞こえない?『コーン』って…」

確かに聞こえる…。

はるか彼方の山奥から、耳を澄まさないと聞こえないほどの微かな音。

『コーン』……『コーン』と。

つづく。。。