こっくりさん。2

2020-02-29 07:05:59 | 日記
こっくりさんのルール破ったA子ちゃん…。

A子ちゃんとは、友人と言っても、
そんなに親しかった訳では無いんです。

彼女は、隣のクラスの女の子で、友達の友達。

一度だけ、国語辞典を貸してあげた事があったくらいでした。


A子ちゃんもまた、例に漏れず、連日放課後遅くまで残って、こっくりさんをしてました。

その騒動の当日も、A子ちゃん達は、夕方遅くまで教室に残って3人だけでこっくりさんをしていました。


私と言えば、その頃はこっくりさんに飽きてしまっていて💦 (もう聞く事が無くなったんですね)

だから、しばらくこっくりさんはしてませんでした。


その日は、偶然、友達と話しに夢中になって、遅くまで残っていました。



急に隣の教室が騒がしくなり、私は友達と、少し気にしながらも、
見に行く事はせずに話し込んでました。

さらに、悲鳴のような叫び声も聞こえて来て…💦

ただならない雰囲気なのを徐々に感じはじめていました。

「……なんだろう…?💦」

「…なんか、こわいね💦」

「見に行く?」

「…やめよう…、もう、帰ろう!」

私と話し込んでいた友達は、こわい話しは好きだけど、実はかなりのこわがりです。

荷物をまとめて、帰る支度をはじめた時、

隣のクラスの女の子のB子ちゃんが、
「助けて!」
と、真っ青になって飛び込んで来たんです。



…つづく。。。