またまた、こわい話しを。。。
昔、私が体験した、
『こっくりさん』のお話しです。
私が子供の頃、こっくりさんがすごく流行しました。
10円玉に3人が人差し指を乗せて占うモノで、
戦争時代にも、『愛する家族の安否』を占って、とても流行ったらしいです。 当時は、3本の割り箸をくくり、おちょこを乗せて占っていたみたいです。
私が子供の頃に流行った時の話しに戻りますが…。
当時、…放課後になると、3人集まって、あちこちでこっくりさんが始まる。
誰でも、必ず10円玉が動き出す訳ではなく、動かせない人が多かったと思います。
だけど私は何故かこっくりさんマスター(?)みたいに、私が入ると必ず動いていました。
勿論、誰かが故意に動かすモノでは無いんです。
ひとりでに動くんです。
ルールは、とにかく3人とも、絶対10円玉から手を離さない事。
白い紙の上下に鳥居を二つ書き。
上の鳥居には「入口」
下の鳥居には「出口」
「はい」「いいえ」と書く。
そして、紙の真ん中には、数字とひらがな。
今思い出すと、本当によく当たってました。
3人が知り得ない事まで当てるのですから、凄いです。
やはり何と言っても、一番の関心事は、誰が誰を好きか…。
私の記憶の中で、一番当たっていて驚いたのは、
次に決まる席順です。
とにかく、当時みんな、好きな男の子の隣になりたくて…必死でしたから。
だけど、いつも席順はくじ引きだったので、ぎりぎりまで誰も予測はつきません。
ところがこっくりさんは、3人の席順を
「窓際から○列目の、前から○列目」と、きちんと当てるんです。
今思うと、凄いです、鳥肌モノです。
こっくりさんは、ルールを守って恐がらず友好的な人には優しいんです。
どんどん当たる確率も高まるんです。
ところが、私の友人A子ちゃんが、中学一年生の時にルールを破ってしまって、
今でも忘れられない、とても恐ろしい事件が起きたんです…。
つづく。。。