しめじと舞茸とブラウンマッシュルーム入り。
十六穀米入りのご飯とともに。
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白石かおる著 角川文庫 2012年9月25日初版
コンビニのレジ袋に入れた冷凍されていた“生首”を、まるでスイカのように持って歩き、渋谷ハチ公の銅像の脚の間に置いて、僕は朝の都心の駅に消える。
という何とも猟奇的な事件の発端。
生首を目立つ所に置いておく、というので嫌でも数年前に世間を騒がせたサカキバラ・・・を思い出すけれど、文体は淡々と乾いている。
著者と同じ名前の主人公は大手の商 . . . 本文を読む