エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

塞王の楯

2024-08-07 07:58:02 | 
戦乱の世を無くすために、一方はどんな攻撃をも跳ね返す鉄壁の楯(石垣)を積もうとし、他方は、反撃する気すら起こらないような圧倒的な矛(武器)を作り出そうとする。 石垣職人の穴太衆(あのうしゅう)と、鉄砲鍛冶の国友衆。 時は関ケ原。天下分け目の闘いのころ。 琵琶湖畔に建つ大津城を舞台に、この楯と矛とがぶつかり合う。 湖国が近いので、穴太衆のことは知っていたし、彼らが積んだ野面済みの石垣もまだ . . . 本文を読む
コメント (2)