Gackt tour in 三重

初陣で、見事な活躍もせず、かといって討ち死にもせず。
やく2週間のインターバル。。。今日は三重で。

不思議なものだなぁと思う。
大学の1回生の夏休みの帰省時には、それまでの富山に家はなく、親はさっさと？
四日市工場に転勤していた。
家に帰ったところで、地理も分からないし誰一人友人もいない私は、それからほとんどを京都の下宿で過ごした。
就職も京都、結婚してからも京都。
なので、実家が三重にあると言っても、全然私の中では見知らぬ地に等しい。

家のある四日市の隣が県庁所在地である『津』市。
今回のライブはこの津、の文化会館で。

大腸癌から肝臓癌に転移していった父が、晩年の闘病場所に選んだのがこの地。
三重大の大学病院だった。
父の入院時には毎週、京都からここに通った。
と行っても、駅からタクシーで病院に行き、一泊しては翌日、病院前のタクシーで駅にもどる、という日々。　何度も何度も降り立った街だけど、駅と大学病院しか知らない。　父亡きあと、母ともあんな具合になってしまい、二度と訪れる事のない街だと思っていた。

そんな私にとってのいわくつきの街で、Gackさんのライブ。
当選した事を素直に喜ばないと・・・いろいろあれこれ考えると、涙の出そうな街。
今回もdenbooさんと一緒。ポンチ姫も付き合ってくれるという。
正直、こんなに心強いことはない。
多分、そんなに遠い街じゃなかったら、この前みたいにひとりで移動しても全然大丈夫という自信はあるけれど、『津』は、ちょっと私には重すぎる街だったから。

それでも、楽しみますよ（笑）当然じゃないですか。
それはそれ、これはこれ。。。
なんちゅうヤツやねん！でしょ？

父ね、細かいことぐずぐずするの好きじゃなかったのよ。
ほんとはとても細心な人だったと思うけど、私たちの前では『よきに計らえ』の人だったの。　美味しいものが手に入ったらそれが夜でも明日の朝まで待たずに、
『うまいものは宵に食え』とかってね。寝る前だからダメ、なんて言わなかった。
『ざあ～っとでいい』って、大雑把でも許してくれたし。。。

きっと、R子のやつ、家をほったらかして遊び呆けて、なんて言わないでしょ。
好きにしたらええ、ってそういうに決まってるし！
てな訳でタイトルと全然違うけど、ざあ～っと、書いてみました（笑）
ほな、とりあえず、行ってきます