舐める。。。

私は本を読むのが好きだけど、なんでもいいというものでもない。
時代物はほとんど読んでこなかったし、最近はとみにキャラミスのような軽いものが多い(笑)
もちろん、甘いものを食べた後にしょっぱいものがほしくなるように、軽めのものがつづくと少しは重いものも読みたくなる。

ブログで感想なんか書いている私がいうのも説得力がないけれど、本は自分で選びたい。
人様の感想や書評で買いに行くことはしょっちゅうだけど、自分が良かった！と思うものが他の人に受け入れられるとは限らない。
だから、わざわざ「これ面白かったし読んで」などといって現物を手渡しすることはない。

ところが、そうじゃない人もいる。
自分が良かった、と思う本は漏れなく他の人もそう感じると信じているのか2～3冊まとめて渡されたりする。

「わたしもう読んだし、読み終わっても返してくれなくていいから。処分して」と。

それが、読まず嫌い？のせいか、あまり私の得意なジャンルでなかったりするから困る。
ブックオフで仕入れたらしきそれらの本は、読んだとしても売りに行くにはもう値段もつかないような古いもので、重たい思いをしてブックオフにいくまでもない本。
我が家のゴミが増えるだけ。

しかも、一番の困りごとがあって。

いつだったか旅行パンフレットを持ってきてそこに書かれているものを私に見せようとした時、多分、無意識なんだろうけれど、、、彼女はパンフレットのページを繰る時、フツーに指先を舐めたのだ。
何ページかあったそのパンフレットのページをめくるごとにいちいち指先を舐めた。

見せたいページの端っこを折っておくか付箋でも張っておけばいいのに。

決して潔癖症ではないけれど、彼女から渡された本を開きたくないのにはそういう訳もある。

「荷物が多いし」
「それ読んだし」

幾度となくそう言っては要らないアピールをしてきたんだけど。

ズバッと、あなた、ページを繰る時、指先舐める癖があるよね。。。って言えないんだなぁ。