あ・ぶ・な・い

この所、車が人の大勢いるところに突っ込む事件が多発している。
航空機事故は1回起きると続くものだ、っていうのはある程度浸透してるけど、この車の突っ込み事故って、なにかウィルス感染でもある？？

祇園の事故以来、信号待ちしてて緑に変わっても一瞬間をおいて渡るようになってしまった。
いや、こんな事してても、ば～っと最初に渡りきったほうが無事で、後から渡ってる所に車が突っ込んでくるのだってありうるけど。

ところで、これは書いていいものかどうか迷ったんだけど。。。
うちの組に（と言っても私は町内会抜けてるから便宜上）80歳を超えたご夫妻がいる。
数年前までお二方ともちゃきちゃきしてお元気で、奥様はナースだったしご主人もお仕事を辞めてもご自宅で書道の先生なんかしてらして、きち～んとしたかただった。

そのご主人が、どうもちょっとばかり認知症が出ている、、と聞いたのは去年の夏ごろだったかなぁ。
と言っても、私がご主人の姿を見かけたのはその話を聞いてから2～3度。
別に言葉も交わしていないからどんな具合か分からないけれど、ぱっと見であまり身を構わなくなってるのは分かった。
髪だってぼさぼさだし、着てるものも普通なんだけど全体にだらしない雰囲気が漂っていた。

今年、その家は組長に当たっていて（定年制がないもんだから）ご主人が町費を集めに隣まで来たそうだ。
隣の奥様がいうには、町費を集めて玄関を出たものの「あれっ？　ここはどこやったかなぁ」とか「帰り道が分からん」とか呟いてほんとに迷ってる感じだったそう。

我が家（やその隣）は表の公道からT字のように引っ込んだ私道に沿って建っている。
奥は通り抜けできない。
それにしても表の通りからは1本しか通路が無いし、勿論、そんな何十メートルも奥まっているわけじゃないので表通りも見えるというのに。

その話を聞いた時に、私が思ったのは数日前ご主人の運転で、奥様が助手席で、車に乗ってお出かけ？するところとすれ違った事。
我が母もそうだったけれど、まだほんの初期のころは本人も身内もあまり深刻に思ってなくて、年寄りだからある程度の物忘れやトンチンカンな事はあるよね～って危機感を抱いてないということ。

まだらボケの段階だと、特に分かりにくい。
でもね、思ったのよ。
ま、認知症がなくてもやっぱり80歳超えたら反射神経も衰えてるだろうしさ、運転は止めた方がいいって。
ことにうちの周りみたいな便利なところだと、車って要らないよ、って思うもの。

ましてや、ちょっと変、と言う具合に噂にもなっているんだから、奥様もよく助手席に座ってられたなぁ。
なんとか運転させないように持っていかなくちゃ、、、ってお節介だけど。