『お調子者』って、英語でなんて言うの? 教えて! 今日のお題はそのほうがぴったりくると思うわ~。
ガクさん文集に書いた文を読みた~いなんてメール、いっぱい(3つ以上)来まして・・・巡回文庫にするぞ!と思ったものの、やっぱ家宝なので?桐箱に入れてしまっておこ。 あれ、ほんと、応募者全員掲載だと思うわ。だってね、一応規定みたいなものあったでしょ? 800字とかさ。なのに『・・・・・・』だけってのや、やたら長いのや、多分、同じ人物だと思われる同名の人、名前もない人、全部載ってるし。 文集自体には何の価値もないけど、サインよね~、そこだけ何度も撫でなでしてる。で、公開します。字数やら内容やら凝る必要は全くなかったようです(笑)
《forget-me-not》
転勤族の娘でした。社命に従い私達一家は3~4年ごとに各地を転々と移ろいました。幼い頃には新しい所で暮らせる事が楽しみでもあった”引越し”も、思春期の頃の私には辛いものがありました。中学2年生の私は、同じクラスのある男の子に思いを寄せていたのです。「好き」とも言えず、ただ目の端にいつも彼の姿を捉えている・・・そんな淡い恋でした。この学年もあとわずかという3月上旬に、転勤の辞令が父に下りました。学校が中途半端になるのを気遣って、父は春休みに入るまでギリギリ動くのを延ばしてくれました。それが良かったのか悪かったのか、私は親しかった幾人かの女友達に転校を告げた以外は、誰に挨拶することもなく、春休みの間に、光こぼれる太平洋側の街から、体育館の裏にはまだ溶けきらない雪が塊になって残っている、北陸の地方都市に越しました。父の仕事の都合で、昨日までの何もかもが思い出に変わってしまう現実を、その時はじめて恨みました。せめて、せめてひと言「転校するんだ、私」と彼に告げられなかった自分の意気地のなさも後悔しました。今のように携帯で気軽に連絡がとれるなどという事が、思いもつかない日の記憶です。ひと月ほどたったでしょうか。春の遅いその地にも、それでも”光の春”は訪れました。まだ舗装されていない道や原っぱがいたるところに残っている時代でした。転校先の新しい中学へ通う道の途中に、紫色の小さな花がひっそりと咲きました。「校長室の掃除当番の日、先生の机の上に乗っていた転入・転出学生の名簿の中に、君の名前を見つけました・・・」という書き出しから始まる彼からの手紙が私の元に届いたのは、その紫色の可憐な花が「勿忘草」と知ってから、しばらく後のことでした。
ガクさん文集に書いた文を読みた~いなんてメール、いっぱい(3つ以上)来まして・・・巡回文庫にするぞ!と思ったものの、やっぱ家宝なので?桐箱に入れてしまっておこ。 あれ、ほんと、応募者全員掲載だと思うわ。だってね、一応規定みたいなものあったでしょ? 800字とかさ。なのに『・・・・・・』だけってのや、やたら長いのや、多分、同じ人物だと思われる同名の人、名前もない人、全部載ってるし。 文集自体には何の価値もないけど、サインよね~、そこだけ何度も撫でなでしてる。で、公開します。字数やら内容やら凝る必要は全くなかったようです(笑)
《forget-me-not》
転勤族の娘でした。社命に従い私達一家は3~4年ごとに各地を転々と移ろいました。幼い頃には新しい所で暮らせる事が楽しみでもあった”引越し”も、思春期の頃の私には辛いものがありました。中学2年生の私は、同じクラスのある男の子に思いを寄せていたのです。「好き」とも言えず、ただ目の端にいつも彼の姿を捉えている・・・そんな淡い恋でした。この学年もあとわずかという3月上旬に、転勤の辞令が父に下りました。学校が中途半端になるのを気遣って、父は春休みに入るまでギリギリ動くのを延ばしてくれました。それが良かったのか悪かったのか、私は親しかった幾人かの女友達に転校を告げた以外は、誰に挨拶することもなく、春休みの間に、光こぼれる太平洋側の街から、体育館の裏にはまだ溶けきらない雪が塊になって残っている、北陸の地方都市に越しました。父の仕事の都合で、昨日までの何もかもが思い出に変わってしまう現実を、その時はじめて恨みました。せめて、せめてひと言「転校するんだ、私」と彼に告げられなかった自分の意気地のなさも後悔しました。今のように携帯で気軽に連絡がとれるなどという事が、思いもつかない日の記憶です。ひと月ほどたったでしょうか。春の遅いその地にも、それでも”光の春”は訪れました。まだ舗装されていない道や原っぱがいたるところに残っている時代でした。転校先の新しい中学へ通う道の途中に、紫色の小さな花がひっそりと咲きました。「校長室の掃除当番の日、先生の机の上に乗っていた転入・転出学生の名簿の中に、君の名前を見つけました・・・」という書き出しから始まる彼からの手紙が私の元に届いたのは、その紫色の可憐な花が「勿忘草」と知ってから、しばらく後のことでした。
光溢れる地方から まだ残雪が残る日本海側の描写・・やっぱり巧みな文章ですよ~!
状況が走馬灯のように流れてますし。
私の好きな高樹のぶ子さんを彷彿って言ったら
褒め過ぎ??文芸部にいました?
“「好き」とも言えず、ただ目の端にいつも彼の姿を捉えている・・・”
わかるわかる、そんな感じだった!なんて頷いたりして(*^^)v
目に浮かぶ、情景♪
続きも気になったりして(笑)
貴重な文章をアップしてくれてありがとうございます(*^。^*)
やっぱハードルは高かったと思いますよ♪
協調性のない私はどこにも属さない帰宅部でした。
佐々木丸美さんが好きだったのですけどね。残念です。
嵐のような暴・風・雨!!
大雨洪水警報…野球やってる娘は大丈夫かしらん?
雷が鳴ってるってことは、すぐやむんだよね。多分。
それにしても中学や高校の頃って純真でしたよね、皆。
ひとりひとりにサインしたGacktさんの方こそ、お疲れ様でしたと・・・メールしちゃった!
がくまむ一家、印税で行く湯煙温泉旅行が
着々と実現に向かってるような気がする(笑)