エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き

2021-03-04 18:27:53 | 
椹野道流 著  角川文庫  令和3年 2月25日 初版

大人のお料理青春小説第15弾。

イケメンの元芸能人、五十嵐海里くんがどんどん成長していってるなー。
それは彼を見守るばんめし屋の主、夏神さんや眼鏡の付喪神ロイドの力も大きい。
芸能界でおごり高ぶっていた時期、誤解から芸能界を追われた日々。

ばんめし屋で働きながら地道に自分の世界を再構築させていき、また新たな出会いも彼を一回り成長させることにもなる。

この15作目で久しぶりに、海里のお兄さんの一憲や、その妻奈津が登場。

海里を傷つけることにもなった小説家の淡海五朗についていた彼の妹・純佳の霊も登場してきた。

ずっとハードなものばかり続いたので、こういうのを読むとほっとするわ(笑)
巻末に小説の中に出てきたお料理のレシピが載るのもいいね。
豚ロース肉のはちみつ焼き、ってのを作ってみたい。

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