めだかの兄弟

季節の訪れを感じるのは、めくったカレンダーや体感気温もさることながら、庭木の新芽だったり、猫の恋（笑）の様子だったりする。

春が来たな、と思ったのは今年もたくさんの鉢植えに新芽や蕾が見てとれたのと、去年、新たにうちの家族となった・・・めだかの水槽から。

去年の暑いとき、水槽内を涼しげに泳ぎ回るめだかを眺めて楽しんでいたのに、寒くなってから、まったく関心を失っていた。　どうせ動かないからお腹もすかないだろうと餌もやらなかったし、時折コップいっぱい程度の水を入れるくらいで、水替えもしなかった。

酸素用に入れていた布袋草が枯れ、水もどんより緑色になって、めだかの姿は見えない。死んじゃってるかもしれない、と思いつつもそのままにしていた。
ところが、この間から、水面近くにちらほらめだかの姿が見える。　水草についてきて殖えたタニシも水槽にひっついて移動しながら、内側に生えた藻を食べている様子。

慌てて水を汲み置きして、翌日半分ほど、水を取り替えた。
ところが、水槽の下にはうん〇？　なにやら汚いものが堆積してて、水を入れ替えてもそれらが舞い上がって沈んでも、ちっとも綺麗にならない。
使っていない灯油のポンプで下のほうの堆積物を吸いだそうとするも、なかなかうまくいかない。赤ちゃんめだかを吸いそうで。

ホームセンターの観賞魚コーナーに行ったら餅は餅屋？？
やっぱり楽母と同じ事を思う人がいると見えて、灯油用のポンプと仕組みは同じで、水に沈める部分が大きくて、魚を吸わないようにネットを張ったそれ、があった。
当然、ご購入（笑）
もう、翌日から水槽、是が非でも綺麗にしたい人。水槽も大きくなると、めだかだけを移動させて中の水を捨て、綺麗にしてから魚を戻す、というのも大変な仕事となる。このポンプだと、水槽を持ち上げて水を全部捨てなくても綺麗になりそう。
まっ、そういうのを何回か繰り返して、たいぶ綺麗になりました。
めだかの数も変わっていないし、去年生まれた赤ちゃんも小さいまま、元気に泳いでいるのが見える。
あとは・・・今年もやっぱりぶくぶくを入れずに、布袋草を浮かべよう。去年みたいな花が咲いたら、それも面白いし。

なんだか、うきうきしてきたわ！
だけど大きくな～っても　めだかはめだ～か　スイスイ♪