エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

奔れ、空也

2023-05-12 17:40:09 | 
空也十番勝負(十) 奔れ、空也

佐伯泰英 著  文春文庫  2023年 5月10日 第1刷

坂崎磐音の息子 空也。
16歳で武者修行の旅に出て4年が過ぎた。

武者修行の土地で、『尋常勝負』に及んで、最後の相手佐伯彦次郎を倒して十番勝負、武者修行の旅は完結した。
これも、前にも書いたけれど、さっさと江戸に帰ればいいのに(笑) あちこち寄っては帰還が遅くなる。
まぁ、著者にしたらそうそう簡単に終えられては困るんだろうけど。
とにかく、4年間の物語をひっぱってひっぱって。

でも、面白かったわ。
時代物を好んで読んで来なかったのに、居眠り磐音の《決定版》51冊と、息子空也の10冊を読み通しました。
スピンオフ的な5冊はもう別にいいかなと思って読んでませんが、きっとその5冊も面白いのでしょう。

これ読んで!と渡されるジム友さんの本がなかなか読めなかったのは、好みではないというのの他に、割と昔に出版された文庫本が多くて、活字が小さい(笑)
大昔の本のように、上下2段で組まれているわけでもないけれど、フォントサイズ?とやらが小さくてローガンが進みつつある身にはしんどいものがある。

その点、この磐音~空也に続くシリーズは読みやすかったわ(笑)

シニア層に本を読ませようと思ったら活字の大きさって重要だよね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひじき煮 | トップ | 完熟梅の予約 »

コメントを投稿