原田マハ 著 徳間文庫 2021年 12月5日 43刷
『旅屋おかえり』がとても良かったので、原田マハさんの本をまた読みました。
これも、ハートフルですごく泣けた。
スピーチライターという職業をそもそも知らなくて、それに興味も沸いてきた。
言葉の持つ力と、その力をいかに効果的に充分引き出して喋るか、、という極意も授けてもらえる。
私の不得意(すぎる)分野の政治の事も分かるし、大統領選でのオバマ氏の話にも触れていて、なるほどな~と今頃になって知った。
オバマ氏はスピーチがとてもうまい、というのは当時から話題にもなっていたけれど、対立候補であったクリントン氏が I(私)私、と言っていたのに対して、オバマ氏はWe(わたしたち)を
前面に出していた、とかね。
確かに、Yes,We can だったよね。
言葉が人に与える印象って大きいんだな。 改めて思う。
そして、なにかとお喋りな私は、自分が喋るよりまず、相手の言葉をよく聞かなきゃ、、と猛省した(苦笑)
めっちゃ気持ちよく泣ける本。
ああ~、ウチは他人の言葉遮って自分ばっかり喋ります😅
「大木こだまひびき」って漫才コンビがやはるんやけど
ぼけの「こだまさん」が喋って「ひびきさん」が突っ込もうとすると、もう「こだまさん」の話は違う話・・・
人の返事も聞かんと自分だけで話を進める???
因みに「こだまさん」はB型!
これ、B型のあるある・・・かもね😅
B型の皆様ごめんなさい!
あっ、ウチはもちろん典型的な末っ子B型😁
けっして、人の話を遮ろうとは思ってないんだけど、喋りのペースが違うというか、間が違う人がいてね。
もう喋り終えたのかと思ってこっちが口を挟むと、そうじゃなかったり(笑)
おっとりしてるのかなぁ。
私はポンポンいきたい方だから。
うまく合う人もいて、際限なく喋れることもあるんだけど、なんだかマウント取ったみたいになる人もいて、感じ悪いだろうなーって思うのよね。
この本を読むと、政治家のスピーチもスピーチライターという人が参謀となって支えてるんだ、ということがよく分かりました。
スピーチライターの力で政治家の話がよりよく盛られることもあるしね。 政治家本人の思いを100倍ぐらいにはしそうですよ(笑)