塩田武士 著 角川文庫 平成元年 11月25日 初版
この本、いつ買ったんだっけ? 大泉洋さんの主演で映画化されるというので、わたし、大泉さん好きなのね(笑)
で、劇場公開される前に読んでおこうと思って手に取って、、、他の本ばかり読んでいて後回しになったものです。
6月に公開らしかった映画も、多分、延期されてる??
今はまだ、映画館に行くのが怖くて上映作品をチェックしてないのです。
表紙もそうだし、6章に分かれているおのおのの章の最初に、映画のフィルムから持ってきたような大泉さんが載っています。
読みながら、これって、舞台で時々あるように、最初から役者ありきの『あてがき』がきっぽいなーと思っていたら、なんと実際に著者が主人公の速水、を想定して書いた作品だったそうです。
小説のあてがき、って珍しいよね(笑)
わたしは時々、いろんな小説を読みながらこれが映画化されたら、どの人に演じてもらいたいか、なんて考えることもあるんだけれど。
まず、大泉さんのキャラクターがあっての小説。
面白い試みだと感じました。
出版不況の続いている大手の出版社。 雑誌の編集長の速水が携わっているものを廃刊の可能性を匂わされたり、社内での権力闘争に巻き込まれたり。
速水の人柄は、わたしがイメージする大泉さんそのもの。
でもね、『騙し絵の牙』というタイトルは伊達じゃないエンディングでした。
業界の内部の事もよく分かったし、わたしも喜んで買ってしまうような付録付きの雑誌が、なんでこんなにたくさん出来たのかというのも分かってくる。
電子書籍もいいんだろうけれど、やっぱりわたしは紙の本が好きなので、せっせと読みたいなーと思った次第。
この本、いつ買ったんだっけ? 大泉洋さんの主演で映画化されるというので、わたし、大泉さん好きなのね(笑)
で、劇場公開される前に読んでおこうと思って手に取って、、、他の本ばかり読んでいて後回しになったものです。
6月に公開らしかった映画も、多分、延期されてる??
今はまだ、映画館に行くのが怖くて上映作品をチェックしてないのです。
表紙もそうだし、6章に分かれているおのおのの章の最初に、映画のフィルムから持ってきたような大泉さんが載っています。
読みながら、これって、舞台で時々あるように、最初から役者ありきの『あてがき』がきっぽいなーと思っていたら、なんと実際に著者が主人公の速水、を想定して書いた作品だったそうです。
小説のあてがき、って珍しいよね(笑)
わたしは時々、いろんな小説を読みながらこれが映画化されたら、どの人に演じてもらいたいか、なんて考えることもあるんだけれど。
まず、大泉さんのキャラクターがあっての小説。
面白い試みだと感じました。
出版不況の続いている大手の出版社。 雑誌の編集長の速水が携わっているものを廃刊の可能性を匂わされたり、社内での権力闘争に巻き込まれたり。
速水の人柄は、わたしがイメージする大泉さんそのもの。
でもね、『騙し絵の牙』というタイトルは伊達じゃないエンディングでした。
業界の内部の事もよく分かったし、わたしも喜んで買ってしまうような付録付きの雑誌が、なんでこんなにたくさん出来たのかというのも分かってくる。
電子書籍もいいんだろうけれど、やっぱりわたしは紙の本が好きなので、せっせと読みたいなーと思った次第。
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