エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 毎日更新しています。気候の良い時期は地元(京都)の寺社散策に励みます。

狐晴明九尾狩

2021-11-04 08:12:33 | おでかけ
駅で友人と待ち合わせるのも、劇団☆新感線の舞台に連れだって行くのもいつ以来?って、ふたりとも正確なところを思い出せないまま大阪入りしました。
めちゃめちゃ楽しい一日だったんですが、唯一の難点が、10時45分開場の11時半開演というチュートハンパな時間構成。

お昼ご飯どうするの?

結局、大阪に10時13分に着いて、そのまま駅マルシェのパン屋さんでパンを仕入れて四つ橋線に乗って劇場最寄り駅まで行きました。
劇場の正面は公園なので、そこでパンを食べ、開場している劇場入り。 トイレを済ませて開演を待ちました。
開演までに流れる新感線のロックミュージック。 ああ、久しぶり!

物語は晴明とよきライバル・友人でもある加茂利風との技比べ。
大陸に渡って修業をしていた利風は実は(化)狐に殺されていてその身体を乗っ取られたまま利風として戻ってきているのよね。
人間界を我が物にしようとする化狐と晴明との闘いなんだけどさ、晴明役の中村倫也クン、素敵だったわ(笑)
声も素敵だし、緩急があって。 おちゃらけ、、も可愛い。 なにより金糸模様の紫の衣装も似合いすぎ。
晴明が呪文を唱えると、ちゃんと舞台上に五芒星も描かれました。
今回、倫也クンに限らず、向井理クンも、高田聖子さんも、衣装が豪華だなーと思いました。

向井クンも、髑髏城・・・の時は蘭兵衛役だったから、しゅっとしたオトコマエだったけれど、今回は倫也クン同様、平安時代の水干・烏帽子スタイルから、もじゃもじゃの9尾の化狐まで演じて、なんていうか、ただのオトコマエだけじゃなくて演技の幅も広がりました。 一皮むけました・・・って(偉そうに)感じました。

最後の晴明と化狐でもある利風との闘いは、辛くて・・・涙が出ました。

いつも裏切り者役をやる劇団員の粟根まことさん、この作品は晴明のよき理解者で良い人やん、、、と思ってましたが、やっぱりいつも通りの裏切り者で(笑) 粟根さんの本領発揮。
太一君の弟のゆっくんもめちゃめちゃ殺陣が素晴らしかったし、劇中に流れる歌がゆっくんの奥様のヒロ、というのも粋な計らい。
吉岡里穂ちゃんがうどんで笑いをとるとこや、浅利陽介さん、竜星涼さん、、、みんな素敵でした。

久しぶりの生舞台、やっぱりいいわ~。

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2 コメント

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おはようございます (楽母)
2021-11-06 08:22:14
ゆっきーさん
あの音楽を聴きながら開演をまっているあいだ、ああ、新感線に戻って来たなーと思っていました。
ライブビューイングがまたあるようです。
演者のこまかなしぐさや汗まではっきり見えますが、やっぱり生の舞台にはかないませんね。
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こんにちは (ゆっきー)
2021-11-05 16:05:05
やっぱり舞台は生でなきゃね。特に新感線の舞台はテレビ中継で見ていてもつまらん(笑)
始まる前のあの爆音(笑)ともいうべき音楽は、これから何が飛び出すか、
心の準備してね、と言っているような気が(笑)
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