落ちましたよ

風早さんの書き込みで思い出したこと。
嬉しいわ、ネタ、ネタ！
姫が実はふんどしネタを送ってくれてもいたんだけど（笑）さすがに・・・書けへん。

ええ、それは、銀行での出来事でございました。
若旦那のパソコンがいかれまして・・・修理に出してたんですよ。
それが直ってきたものだから、修理費を、ということでね、若旦さんの口座のある銀行に行ったんですよ。

月曜だったのかな？　ATMもわりかし混んでまして、順番をちょい待って、操作にかかりました。カードと通帳をいれて暗証番号を入力した時、衝立で仕切られた隣のブース？から、ひょいと顔を出したご婦人が・・・

楽母の足元を指差して「落ちましたよ、ボタン」と。
ああいう時って、咄嗟に・・・何の疑いも無く「ありがとうございます」なんて笑顔のひとつも向けて、足下のボタンを拾ったのですけど。。。

それが、白いボタンだったんです。
私ね、その日、ジーンズとかぶりのタンクトップに、このあいだバーゲンで買った、ココア色のロングブラウス風ジャケットを羽織っていたんです。
白いボタンなんてどこにも着いてません。

しかも、ATMが空くまで順番待ちしてた時に、あの白いボタンが落ちてたら気がつきそうなものを・・・気がつかなかったんです。

ATMやら券売機の前でやおらバッグの中からカードだの、小銭だのを出してもたつくのが嫌いで、私は大概、小銭と畳んだ1000円札なんてのはジーンズのポケットに入れてますし、カードや通帳も、順番待ちの間にバッグの中から出して手で握り締めておくほうなんです。

なので、ATMの前でがさごそ財布なんか出しませんし何かを取り出した時に、バッグの中に入っていたボタンが落ちる、というのも考えられない（第一、バッグにボタンなんて入ってます？）。

拾ってみたものの、ボタンに気を取られてしゃがんでいた一瞬が妙に気になり。
『私が注意を逸らせたこの一瞬に、彼女は私の情報をスキャンしたかもしれない』なんて、ちょっとドキドキいたしました（苦笑）

よく、何かの事件の後のインタビューで、そんな事をする人には見えなかった、なんていうのがありますが、悪さをする人間で、いかにも風な、凶悪面してる人も少ないですしね。　銀行の出口から、頭の中で必死になって隣のご婦人のモンタージュを作成した楽母でございました。