はちの家造りドタバタ奮闘記(・ω・)

私のちょっとした日常や住宅にかかわるニュースなどをつらつらと…

塗り壁のメリット・デメリット

2015-07-09 09:42:59 | 日記
梅雨です

カラ梅雨だなんていっていましたが連日の雨で我が家はジメジメしています(・ω・)

洗濯物も半乾きでにおいなどなんとなく気になります。

このジメジメ感なんとかならないかな…と思い一つの解決法として本日の記事を塗り壁のメリット・デメリットにしました。

メリットからあげていきます。

・まずはなんといっても調湿性です。

 調湿性は有限なので気密の高い住宅でないとなかなか効力を実感できません。

 この時期のジメジメは塗り壁といえども窓を開けっ放しでは解消できません。

・生活臭を分解してくれます。

 水周りの生臭い匂いや調理時に出る匂い、ペットの匂いなどの生活臭を分解してくれます。

・変色や剥がれがなく長寿命

 塗り壁は基本、珪藻やサンゴの化石といった無機物から構成されていますので、ビニールクロス等の有機物と違い日射や経年での劣化 が起こりません。

 つまり、新築時の綺麗さがずっと保てるということです。


 塗り壁、というとボロボロ剥がれてくるとか、寿命が短いと思われている方が多くて、そういう質問を受けることもあるんですが、実 際は逆です。

 特に漆喰は塗ってから何年も掛けて硬化していきますので、どんどん硬く頑丈になっていきます。

・カビがはえない

 塗り壁はアルカリ性を有しているものが多いためカビがはえません。

 また、ウイルスを殺す効果もあるという報告もあります(鳥インフルなどで石灰を撒くあれです)

・静電気がおこりにくい

 テレビの裏面などに残る黒い焼けが残りません。

・燃えない、有毒なガスを出さない

 万が一の火災時に怖い有害なガスを出しません。

メリットいっぱいでしたね

デメリットをあげていきましょう。

・工期が延びます。

・コストが上がります。

・拭き掃除に関してはクロスに軍配が上がります。

 逆に、ビニールクロスで穴が開いた、破れた、という場合、壁一面の張替えが必要になることもあります。

 これは自分ではできないのですが、塗り壁の場合は小規模の補修で済む、また材料さえあれば自分で直せる、という点は塗り壁にメ  リットがあるかもしれません。

 寿命については、塗り壁の方が圧倒的に長いです。

 これは姫路城などの外壁に漆喰が使われていたりすることを見てもよく分かります。

思いつくまま書いてきましたが質感などがぜんぜん違うため好みで選ばれる方が多いと感じています。

が、ご自分のお家の材質の特徴を知り、上手にお付き合い、メンテナンスしていくことが大切かな、と思います。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする