空も長月 初め頃かや 四方の紅葉を
染める時雨に 濡れて牡鹿の
鳴くも寂しき 折に告げくる
エイサーの曲にも使われる「秋の踊り」(道輪口説)という曲です。
初めに聞いたときは、単調で面白くない曲だと思っていました。
ヤマトでは、歌は5.7.5.7.7ですが、琉球の歌は8.8.8.6なんだそうです。
てぃんさぐぬ花も、唐船どーいも、8.8.8.6なんだって
だから、てぃんさぐぬ花の歌詞を、唐船どーいの曲に乗せて唄うことも出来るそうです。
へぇ~、ほんとかな
てぃんさぐぬはなや ちみさちにすみて~
うやぬゆしごとや ちむにすみり
あれなんか途中で、曲がごっちゃになっちゃった
まぁ、それは置いておいて。話を元に戻します。
昔、テレビなんかなかった頃、琉球からヤマトへ旅した人が、
「ヤマトっていうのは、こんな美しい国だったよ
」
と、琉球の人達に伝えたのが、この「秋の踊り」(道輪口説)なんだそうです。
紅葉も鹿も見たことなくて、そもそも「秋」という季節の概念がなかった琉球の人達が、ヤマトの美しい紅葉を、頭の中で思い描いて唄った曲なんだそうです
だから、歌詞もヤマトグチなんですね。
そう教えてもらったら、段々この曲がロマンチックで素敵な曲に思えてきました
↓秋のおしゃれはオリエンタル~