誰もいない海 二人の愛を確かめたくて
あなたの腕を すりぬけてみたの
走る水辺のまぶしさ 息もできないくらい
早く強くつかまえに来て
私に初めて「沖縄」を激しく意識させたのは「南沙織」でした。
それは1971年、沖縄本土復帰を翌年に控えた、12才の小学校最後の夏休みでした。
南沙織のデビュー曲「17才」が、何度も何度も繰り返し流れていた、ハタプール(当時、池袋にあった屋外プール)のプールサイドの熱いコンクリートと、プールの冷たい水の感触が今でもよみがえってきそうです。
浅黒い肌に、黒いまっすぐな髪。黒目がちの大きな瞳に、笑顔の口もとにのぞく真っ白な歯。
シンシアという神秘的な洗礼名と重なって、私の中に「沖縄美人妄想」が大きく膨らんでいきました。
翌年の、本土復帰後に沖縄から来た転校生トゥバルさん(確か桃原と書いたと思います)が、南沙織を小さくしたような美少女だったのも、私の妄想を誇大妄想といっていいほどに成長させたのでした。
トゥバルさんに連れられて、初めて行った池袋パルコのピザ・レストランで、初めて見たピザをどうやって食べるのかわからず、トゥバルさんの手元をじっとみつめていた私ともう一人の友人。
憧れの沖縄に初めて行った18才の夏。石垣島の海岸で「ネーネー遊ぼう」と言って、足元にまとわりついてきたかわいらしい少女も、私の「小さな南沙織」でした。
そんなわけで(どんなわけだか)、南沙織のCD買っちゃいました・・・・
この海岸は沖縄ではないですね。湘南あたりで撮影したのでしょうか。
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↓南沙織 17才