「安らかに眠って下さい 過ちは 繰り返しませんから」
広島平和公園の碑文にはこう刻まれています。
誓いの言葉の主語は誰ですか?
原子爆弾を落としたのは誰ですか?
原子爆弾を落としたのは何処の国ですか?
さてさて、誓いの言葉の主語は、
「全世界の人々でなくてはならない」:広島市の公式見解だそうです。
安らかに眠って下さい 過ちは 繰り返しませんから
主語は、「全世界の人々でなくてはならない」:広島市の公式見解だそうです。
東京裁判でただ一人の国際法の専門家判事・パール判事。
東京裁判で、国際法に照らし合わせて全員無罪の判決文を書きました。
東京裁判では、全く無視され公表もされませんでした。
昭和27年11月6日、広島でのパール判事の講演から以下抜粋。
私は昭和3年から、昭和20年までの18年の歴史を2年8ヶ月かかって調べた。
とても普通では求められないような各方面の貴重な資料を集めて研究した。
この中には、おそらく日本人の知らない問題もある。
それを私は判決文のなかに綴った。
この私の歴史を読めば、欧米こそが憎むべきアジア侵略の張本人であることが判るはずだ。
しかるに日本の多くの知識人は、ほとんどそれを読んでいない。
そして、自らの子弟に 『日本は犯罪を犯したのだ。』
『日本は侵略の暴挙をあえてしたのだ。』と教えている。
満州事変から大東亜戦争にいたる真実の歴史を、
どうか私の判決文を通して、十分に研究していただきたい。
日本の子弟がゆがめられた罪悪観を背負って、
卑屈、退廃に流れてゆくのを私は見過ごして、
平然たるわけにはいかない。
誤られた彼らの戦時宣伝の欺瞞を払拭せよ。
誤られた歴史は書きかえられねばならぬ。
(昭和27年11月6日 広島高等裁判所でのパール判事の言葉)