富田元治のブログ

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政治屋さんも人口減少国家日本に、やっと気が付いたようですね!!

2023年03月19日 | #デタラメ政治

統一選の争点は「子育て支援」最多…読売全国アンケート。

首長9割超が人口減「深刻」。


統一選の争点は「子育て支援」最多…読売全国アンケート

3/19(日) 5:00 配信  読売新聞オンライン。

 

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政治屋さんも人口減少国家日本に、やっと気が付いたようですね!!

4月の統一地方選を前に読売新聞社が行った「全国自治体首長アンケート」で、

人口減少を「深刻」と受け止めている首長が91%に上ることがわかった。

統一選の争点についても、6割以上が子育て支援施策と人口減少対策を挙げ、

少子化を喫緊の課題と捉えていることが明らかになった。

 

 

 

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 人口減少国家・日本は「小泉改革」によって創られました。

「小泉改革」が推し進めた富裕層の優遇税制改革で、

富裕層の世襲社会、貧困層の世襲社会を創り出したのです。

 

消費税10%の年間税収約20兆円は、

富裕層優遇税制で減税された約20兆円に充てられています。

 

労働法を破壊した「小泉改革」が、低賃金で不安定な雇用環境を創り出し、

夢も希望も持てない使い捨て労働者だらけの日本にしたのです。

そして、世襲社会、人口減少国家・日本を誕生させたのです。

 

 

「小泉改革」以降、労働者の賃金は下がり続け、

税制で優遇された富裕層の資産は増え続けています。

テレビマスコミは、「小泉改革」が創り出した世襲社会の実態を全く報道しません。

世襲社会の実態、旧統一教会の実態をテレビは報道しません。

「旧統一教会」に洗脳された信者さんが、大手を振って自民党を支援しています。

 

 

 

 岸田文雄総理が、総裁選で演説しました。

『ひと言でいうならば、小泉改革以降の新自由主義的政策を転換する。

格差を経済成長と所得分配で是正して行く。まず、金融所得の課税強化を行う』と。

岸田文雄首相が、総裁選で演説した「金融所得の課税強化」は、

ものの見事に打ち砕かれました。

これが、富裕層が操る自民党1党独裁政治の実態です。

 

 

賃金はマイナス、配当金は6.2倍増、経常利益は3.2倍増、

内部保留は2.6倍増です。

 

 

 

賃金はマイナス、配当金は6.2倍増、経常利益は3.2倍増、

内部保留は2.6倍増です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「小泉改革」以降、労働者の賃金は下がり続け、

税制で優遇された富裕層の資産は増え続けています。

テレビマスコミは、「小泉改革」が創り出した世襲社会の実態を全く報道しません。

 

 

 

 

 

 

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映画:ライフ・オブ・デビッド・ゲイル と「袴田事件」。

2023年03月19日 | #袴田巌・冤罪事件

映画:ライフ・オブ・デビッド・ゲイル と「袴田事件」。

証拠捏造のでっち上げ事件で死刑宣告を受けた袴田巌さんと

映画:ライフ・オブ・デビッド・ゲイルが重なって見えます。

 


映画:ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのストーリー。

元大学教授デビッド・ゲイルに、死刑判決が下されます。

罪状は、元同僚の女性をレイプした上、殺害。

皮肉なことに元大学教授ゲイルは、死刑廃止論者でした。

 

デビッド・ゲイルは処刑までの3日間、

自分の手記を綴るために女性記者ビッツィーを呼び寄せます。

そして、デビッド・ゲイルが自分の人生を語ります。

妻子に逃げられ、酒に溺れたこと。

逆恨みした女子生徒に陥れられ、大学を追放されたこと。

そんな自分に救いの手を差し伸べてくれたのが、事件の被害者だったこと。

話を聞くうち女性記者ビッツィーは、ゲイルは冤罪ではないか、

と疑問を抱きはじめます・・・・。

 

 

衝撃的な映画でした。

結論から言うと、無実のデビッド・ゲイルが処刑されます。

処刑された後に、無実の証拠が出てきます!

無実の罪で処刑されたデビッド・ゲイルと

無実の罪で死刑判決を受けた袴田巌さんが重なります。

 

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2023年3月13日、

57年前に逮捕され43年前に死刑が確定していた袴田巌氏の再審決定が下された。

まだ高検が最高裁に特別抗告を行う可能性は残っているが、

再審そして無罪は確定的と見ていいだろう。

確定死刑囚の再審無罪となると島田事件(1989年に再審無罪が確定)以来戦後5件目となる。

 

袴田巌氏は1966年に静岡県清水市で発生した強盗殺人放火事件の犯人とされ、

1966年から2014年までの48年間、東京拘置所に収監されていた。


そのうち1980年に死刑が確定して以降の34年間は

確定死刑囚としてもっぱら刑の執行を待つ身だった。

 

再審開始、そして再審無罪がほぼ確定的になったとはいえ、

1966年に30歳で逮捕された袴田さんにとって失われた時は取り戻せない。

起きてはならないことが、また起きたのだ。

 

この事件では他の冤罪事件と同様に、もっぱら被疑者の自白に頼った犯罪立証が行われた。

 

捜査段階では真夏の苛酷な環境の下、

来る日も来る日も10時間を超える取り調べが行われ、

当初否認していた袴田氏は勾留19日目に自白に転じている。

 

ところが、取り調べ段階で一度は自白した袴田氏が公判段階で否認に転じたため、


慌てた捜査当局は袴田氏が働いていた味噌製造工場の味噌樽の中に血染めの洋服を隠し、

事件から1年以上が経ってから袴田氏が犯行時に着ていた服が見つかったと

して追加で証拠提出してきた。

しかし、逆に今回、東京高裁はその洋服は捜査員が捏造した証拠である疑いが濃いとして、

再審を決定していた。

その事実関係が再審公判で認定されれば、

有罪をでっち上げるために捏造した証拠が逆に墓穴を掘る形となったわけだが、

それにしても決定的とされた証拠が捏造だったことが

認められるまでにあまりにも時間がかかりすぎた。

 

それにしてもだ、事件直後に逮捕された袴田氏に対して、

警察と検察は来る日も来る日も長時間の厳しい取り調べを行い、

袴田氏はまともにトイレにも行かせてもらえなかったという。

 

日本の刑事裁判でそのような拷問同然の環境下に

3週間も置かれた末の自白に基づいて有罪が確定してしまうのは、

裁判所がそれを有効な証拠として認めているからだ。

 

逆に欧米諸国の刑事事件で被疑者の起訴前勾留期間が最長でも2~3日と短いのは、

それ以上勾留した後で得られた自白は被疑者側から「拷問があった」と主張され、

裁判所もそれを認めるため証拠として使えないからに他ならない。

 

袴田氏の裁判で末席の裁判官を務めた熊本典道氏(故人)は晩年、

袴田さんは無罪であるとの心証を得ていたが他の裁判官の意見に抗えずに

有罪判決に迎合してしまったことを悔やみ、謝罪している。

裁判官時代に日本の裁判官としては異例中の異例とも言うべき

30件以上の無罪判決を出したことで知られる木谷明弁護士は、


日本の裁判官が無罪判決を出したがらない理由として、

まず第一に無罪判決を書くのが大変だからだと証言する。

 

裁判というのは検察の犯罪立証に対して

「合理的な疑いを差し挟む余地」があれば無罪とするのが近代裁判の要諦だ。

 

そのため裁判官が無罪判決を出すためには、

検察の犯罪立証のどこに「合理的な疑いを差し挟む余地」があるかを

明確に書かなければならない。

 

その論拠が甘ければ、仮に一審で無罪となっても、

検察に控訴され、二審では確実に逆転有罪となってしまう。

有罪判決は容易だが無罪判決は裁判官の能力が試されるのだという。

 

誰しも楽をしたいと考えるのが人情だ。

裁判官にとっては検察の言い分をそのまま受け入れ有罪としてしまった方が、

仕事が遙かに楽になるというのが、

多くの裁判官の本音なのではないかと木谷氏は言う。

 

また、木谷氏は検察の権限が強すぎることも、

裁判官が検察の主張に引きずられやすいと同時に、

冤罪を生む温床となっていると指摘する。

日本では2021年には、裁判が確定した21万3,315人のうち、

無罪判決を受けたのは94人のみで、割合にして0.04%だ。

 

つまり1万件につき4件しか無罪にはならないのが日本の刑事裁判なのだ。

確かに99.9%以上の有罪率というのは異常としかいいようがないが、

実はこの数字には隠されたマジックがある。

 

確かに日本では起訴されたら99.9%の可能性で有罪となるが、

実は警察から送検されてきた事件のうち3分の2(64.2%)は

検察によって不起訴や起訴猶予処分にされ、実際は裁判にはなっていない。


つまり、検察は警察から送られてきた事件のうちほぼ確実に

有罪にできる全体の3分の1ほどの事件だけを起訴し、

それがほぼ100%に近い確率で有罪となっているということなのだ。

 

このように公訴権を独占していることも検察の権限が強すぎる一つの要素となっている。

しかし、このことが逆に検察にとっては大きなプレッシャーともなり得る。

なぜならば、検察は事件を厳選し有罪にできる事件しか起訴していないのだから、

いざ起訴した事件は必ず有罪にしなければならないことになる。

しかし、人間なので必ずミスは起きる。

最初の見立てが間違っていたことに後で気づくこともあるだろう。

しかし、一度起訴してしまった以上、何が何でも有罪にしなければならない。


刑事事件、とりわけ社会から注目される刑事事件で

起訴をしておきながら無罪になどなってしまえば検察の信用はまる潰れだ。

 

担当検事やその上司の経歴にも大きな傷を付けることになる。

そうした中で冤罪が起きる。

酷いケースでは自白の強要が行われ、

時として証拠の捏造まで起きていたことが、近年明らかになっている。

 

検察が圧倒的に優位な司法制度と、

本来であればその司法をチェックするはずのメディアが、

逆にその制度の走狗となって世論を誘導する中、

仮に検察立証に疑いがあったとしても、

裁判官にとって無罪判決を書くことには計り知れない勇気と能力と責任感、

そして使命感が求められる。

 

そもそも裁判官が有罪判決は気楽に書けるが、

無罪判決を書くには覚悟が必要な制度自体が倒錯した制度と言わなければならないが、

それ自体が日本の司法制度の異常さと歪みを象徴していると言っていいだろう。

 

 

 

木谷 明 (きたに あきら)弁護士・元裁判官。

1937年神奈川県生まれ。61年東京大学法学部卒業。

63年判事補任官。東京地裁判事補、名古屋地裁判事、

最高裁調査官、東京高裁判事部総括などを歴任。2000年退官。

伝説の無罪裁判官として法曹界の尊敬を一手に集める木谷明氏。

 

 飯塚事件:久間三千年の死刑執行は正しかったのか? ←クリック。

「飯塚事件」・無実の罪で死刑執行された久間三千年氏。

 

 

 

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「飯塚事件」・無実の罪で死刑執行された久間三千年氏。

 

 

 

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