
庭の秋明菊(しゅうめいぎく。キンポウゲ科イチリンソウ属)が咲き始めました。我が家の庭にやって来てまだ三、四年のはずですが、地下茎がどんどん伸びてその勢力範囲を拡大しつつあります。「菊」は詐称で、菊の仲間ではなく二輪草、洋花であればアネモネの仲間です。まん丸の蕾をご覧いただくと納得がいくでしょうか。Wikipediaには古い時代に中国から入ってきたと書かれておりますが、花壇綱目(注)に掲載されていることから、江戸時代初期にはフツーに栽培され庶民生活に溶け込んでいたものと思われます。
注:江戸時代の園芸家である水野元勝の著書。全3巻。1664年脱稿、1681(天和元)年刊行。日本最初の園芸書で花卉200余種についてその形状や栽培法を記述。世界初の園芸技術書であるとも云われているようです。試しに検索してみたところ、古書店で三巻揃いで15万円程度で売られているようです、もちろん木版刷り和綴じで写真や絵はありません。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは9月17日に撮影した写真を6点掲載しております。稲刈り時を迎えた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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