唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
せこいぞ、トヨタ。いや、ガセネタか?
もし事実だとしたら「トヨタ、せこいぞ!」と云う話なのだが、火のない所に無理に煙を立て、更に無理やり尾ひれをつけた、面白可笑しい「ガセナタ」の可能性もかなり高い。しかしだ、もう既に参戦の意思のないトヨタだから、行使することも無い参戦の権利を譲渡するだけで130億円を合法的に支払わなく良いことになるのなら、誰だってその手を使うに決まっている。
更に、既に出来上がっている2010年用のTF110(の図面)とエンジンの使用料を取れるなら、トヨタとしてはこんなに美味しい話はないし、それは同時にステファンGPにとっても「渡りに舟」である。心配になるほどの、絵に描いたような「上手い話」であるが、トヨタとしては更々にドライバーとして小林可夢偉の送り込みにも成功すれば「無責任」との謗りをも免れることも出来る、まさに一石三鳥の絶好のチャンスともなる。
ライッコネンの2010年はほぼ決まったようでもあるので、2010年に向けてのストーブリーグ、これからの最も大きな話題はトヨタとステファンGPと云うことになるな。それにしてもステファンGPって一体・・・
トヨタF1は死してレクサスLFAを残すことになるが、ホンダは初F1参戦の前年、1963年にDOHCエンジンを積む軽トラックT360で四輪市場に打って出ている。50年近くの年月を経て対峙するT360とLFA。この2台を生み出した土壌こそがホンダとトヨタの違い。ホンダは遠からず三度目のF1デビューを果たすものと、郷秋<Gauche>は信じて疑わない。
カナダGP復活。ヴィルヌーヴは?
僅か3日のレースで、30万人の観客が集まり一晩で75,000以上のホテル宿泊があり、8,900万ドル(約77億円)の経済効果があるのだと云うからたいしたものである。だから郷秋<Gauche>は日本でも、東京都心(青山通り)、横浜(みなとみらい地区)、熱海あたりでF1を開催すれば経済効果が大きいのではないかと度々書いているのだが、一向に実現しない。当たりまえか(^^;
さて、カナダGPが復活となると、F1への再デビューを画策しているジャック・ヴィルヌーヴの「就活」の行方が気になるところ。AUTO SPORT webによればジャックはロータスのファクトリーを訪問するなど接触を図っている模様。カナダGP復活にジャックのF1再デビューが実現すれば、経済効果が更に大きなものになる事は確実だな。
ちなみに、ロータスをめぐっては、トゥルーリが決まったとか決まらないとか、中嶋一貴と小林可夢偉だけではなく佐藤琢磨もアプローチしているという噂がある。名門復活だけにロータスのシートをめぐる争いは熾烈なものになりそうだ。
今日の一枚は、ホンの僅か、エンブレムの「F」のひと文字でF1とつながっているレクサスIS-F。トヨタはワークス大勢でF1に挑戦。更なるスポーツイメージ醸成の為に富士スピードウェイを傘下に収めて大改修。F1開催に漕ぎ着けたまでは良かったがマネジメントの不味さが露呈し悪評たらたら。僅か2回の開催で開催権放棄。その数ヵ月後にはF1撤退とまったくこのメーカーのスポーツイメージ戦略はどうなっているのか。そんなトヨタが作ったトンでもレクサスがこのIS-F。郷秋<Gauche>が欲しいと思う数少ないトヨタ社製である。
しかしだ、このボディカラーは何なんだろう。本当はシルバーなんだけど、空の青が写り込んでこんな色に?
昨日、恩田の森で撮影いたした写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now
ビクターがペンタックスの買収を中断
同HDは、不採算部門となっていた音楽事業(ビクターエンタテインメント)を売却し、その売却益でペンタックスを買収し、得意とする動画に静止画を加え映像部門を強化することを検討してきたが、ゲームソフト大手のコナミなどへの売却や資本提携などが金額面などで困難と判断、傘下に置いて再建を目指すことを決めた。
このために買収のための資金を失ったこと、グループ内での構造改革を優先することなどからペンタックス買収を「中断」したものである。買収断念ではなく「中断」とはいかにも中途半端な状況であるが、同HDグループ内の構造改革が進み、資金の目処が立てばペンタックス買収を再開する。HOYAもそのことについては了解済みであると理解してよいのだろうか。
ペンタックスの中・長期的な将来を考えたとき、HOYAグループに留まるよりもJVC・ケンウッド・ホールディングスに買収されることがよりより結果となるのではないかと郷秋<Gauche>は考えていただけに今回の「中断」はなんとも残念なことではあるが、「断念」ではなく「中断」であることでペンタックスの将来が保留されているものをして、「再開」のニュースを待つことにしよう。
今日の一枚は例によって記事本文とは何の関係もない、昨日書いた通り、近所の公園で撮った紅葉。
現代自動車、日本から撤退
今日、韓国最大手自動車メーカーである現代自動車(ヒュンダイ)が日本での乗用車販売から撤退することを発表した。
ヒュンダイは2000年に日本法人を設立し日本市場に参入したが最も売れた2004年でも2500台、10年間の累計でも15000台と苦戦が続きついに撤退と相成った。月刊誌NAVIによれば当社はTB、i30、i30cw、ソナタ、クーペ、グレンジャー、JMの7車種を日本で販売していることになっているが、オフィシャルサイトで確認したところi30、i30cw、グレンジャー、JMの4車種のみが掲載されていた。TBとソナタそしてクーペはどこに行ってしまったのだろうか。
アメリカ車が憧れの的であった時代もあったが、恐竜のようにただ馬鹿でかいだけ(と云っては恐竜に失礼か)のアメリカ車は今の日本市場では既に絶滅し、日本で売れる輸入車はヨーロッパ車のみである。韓国車は売れない。将来、中国車が日本に進出したとしても、売れない。もっとも、世界一商売が上手いと云われる中華民族が、売れないことがわかっている日本に進出するとも思えないが。
なぜ売れないかと云えば、韓国・中国メーカーにはブランド力がないからである。ではブランド力とは何かと云えば、一言で言えば「他者に対する優越感」。「私はあの人よりも良い物(高価なもの)を持っている」と云う優越感である。だから、安い韓国車や中国車は日本では売れない。日本においては高価=良い物と信じられているのである。
品質がそこそこで、それで安ければ売れるアメリカの市場と日本の市場は根本的に違うのである。アメリカ市場に進出した30年、40年前の日本車は、そこそこ良くて安かったからアメリカで大いに受け入れられ、そして今の地位を築いた。世界第6位のヒュンダイは確かにアメリカ市場では受け入れられ伸びてきたのだが、残念ながら日本では売れないんだな。ブランド力がないから。
ブランド力は一朝一夕にして出来るものではない。トヨタのレスサスだってホンダのアキュラだって、30年、40年かけて作り上げた信頼の上にようやく成り立ち得たブランドである。それじゃ、30年、40年後の韓国車や中国車が日本において「ブランド」となりうるかと云えば、答えは「否」である。
なぜなら、千数百年もの長い年月をかけて形作られた日本人の舶来信仰(初期の舶来信仰は中国、朝鮮に対するものだったはずだが)、イコール、ヨーロッパ至上主義はそう簡単には変わらないからである。ヨーロッパ至上主義はヨーロッパに対す日本人のコンプレックスを裏返したものであり、同時にヨーロッパ以外の国々、具体的には中国や韓国に対する優越感を現してもいる。
ヨーロッパ(及び北米)人に対する劣等感と、それを裏返した形での中国人・韓国人(及び他のアジア諸国)に対する優越感。この外国人に対する捩れた感情を日本人が捨て去ることができる時が来るまで(来ないかも知れないのだが)、つまり、日本が真の国際化を果たすときまで、ヨーロッパ車だけが売れて韓国製・中国製のクルマは売れないという構図は変わらないだろと郷秋<Gauche>は思う。
今日の一枚は例によって記事本文とは何の関係もない、すみよしの森のモミジ。まぁ、こんな風に色と形の面白みだけを狙って撮ると、どこで撮ったかということはまったく関係がなくなってしまう。と云うことは、紅葉の名所まで時間とお金をかけて出かけなくても近所の公園ででも紅葉は撮れると云うことになる。って、それを言っちゃぁお仕舞いよ、と云うところだろうか。
自民党が党名変更?
おいおい、ちょっと待てよ、自民党。党名に拒否感があるのではなく、あなたたちの(政策と云うよりは)その体質に拒否感を持っているのであって、党名には何の罪もないんだよ。大体だ、そんなことにも気が付かず党名を変更すれば票が戻って来ると思うあたりが、もうだめだな。
ところで、いつもは神奈川新聞の記事を辛辣に批評している郷秋<Gauche>にしては、今日の「今日の神奈川新聞によれば」は、ほとんど初めて肯定的に捉えた記事紹介であったかも知れないな。まっ、いつもの辛辣さは購読者による「愛の鞭」だと思っていただきより良い記事執筆・紙面作成に邁進していただきたいと念じている郷秋<Gauche>であるぞ。
今日の一枚は例によって記事本文とは何の関係もない、自民党と関係があるとは思われてしまってはまったく気の毒な、あかねの森の農家の納屋の軒下に干された芋がらとTシャツ。
737-800は救世主か
スカイマークは参入以来767-300ERで羽田-福岡便を手初めてして路線を拡大してきたが、2005年10月以降はボーイング737-800型を順次導入し今年9月には最後の1機となっていた767を引退させ、10月からは機材が全て737-800(177席)に統一されることとなった。
スカイマークの今期黒字の主因は機材を737-800に統一したことによると云うのが日経の記事の趣旨である。リース機材の返却前整備にかかっていた費用がなくなり、整備費は前年同期費半減の27億円。1機当たりのリース料が767の約半額で1席当たりの燃費も6~7%改善され、燃料の原価下落と合わせた燃料費は30億円に半減、更には搭乗率76%とANA、JALの60%(いずれも国内線)を大きく上回っている(数字等は本日付け『日経』による)。
今年9月には自前で737のフライトシミュレーターを導入したようだが、これも機材が737-800に統一されたことで、すべてのパイロットがこのシミュレーターで訓練できることわけでその分当然経費も節減できることになる。
対するJALは同クラスの機材として737-800(国内線仕様12機、国際線仕様9機)の他にJASから受け継いだMD-81(150席、16機)、MD-90(163席、13機)の他、737-400(145~167席、16機)を持ち、単一機材のスカイマークに比し当然コストが嵩むことになる。同様なことは767-200(261席)、777-200(375席)に近い290席のA300を22機も保有している事にも云える。
さらにはJ-AIR用に50席のCRJ200を9機導入しておきながら同クラスのエンブラエル170(76席)の導入を開始するなど、高コスト体質を自ら作る過ち繰り返しており、こんな企業に公的資金を投入するなどもってのほかと云う状況なのである。
実は同じような状況はANAにもある。それは小型機における737ファミリーとエアバス320の並存である。エンジンは共にCFMインターナショナル社製だが仔細な型式は異なるし、パイロットのライセンスも当然別種であるはず。これもまた経費の増大を招く結果となり、ANAの赤字転落の要因の一つになっているはずである。
ヒコーキファンとしては、当然色々な機種が飛び回っている方が楽しいのだが、運行会社のコスト、生産性を考えれば当然統一メーカー、同一機種で統一するに越したことはない。税金が投入されたりするのでなければ、色々なメーカーの色々な機種をどんどん導入して飛ばしてもらいたいところだが現状を見る限り、そうは行かないだろうな。
今日の一枚は例によって記事本文とは何の関係もない、あかねの森の畑の端で咲いていた「皇帝ダリア」。とてもダリアには見えない草丈、花姿は、なるほど「皇帝」の名が相応しいように思えます。
旨酒到来
合宿から帰ったら届いていたのがヴィラデストのヴィニュロンズリザーブ メルロー2007。昨年も書いたが、郷秋<Gauche>はヴィラデストに自分の葡萄の木を持っている。その葡萄で仕込んだのがこのヴィニュロンズリザーブ メルロー2007、とは云い過ぎだな。「郷秋<Gauche>」と書かれたネームプレートが下げられた葡萄の木を持っているのは確かだが、その葡萄だけで作ったワインでは、勿論ない。
このワインは既に2年間熟成されたものだが、送り状には更に3~4年寝かせると一層の熟成感を味わえると書かれていた。上手く仕込んだものならば、多少若くてもそれはそれで味わい深いものがあることだろう。さて、今年のクリスマスに開けるか、逸る気持ちをグッと抑えてもう少し寝かせるか。悩ましいぞ。
一泊二日のための「Sanctus et Benedictus」
作曲家によって、SanctusとBenedictusが一体となって続けて歌われるように作られるケースもあるが、T先生は、それぞれは短いが独立したものとして作曲された。ミサ曲の「歌詞」はラテン語の典礼文(通常文)である。英語やドイツ語で歌われるミサ曲もあると聞いたことがあるが、日本ではラテン語のまま歌われる典礼文の意味は次ぎの通りである。
Kyrie
Kyrie eleison. / 主よ 憐れみたまえ
Christe eleison. / キリスト 憐れみたまえ
Kyrie eleison. / 主よ 憐れみたまえ
Sanctus
Sanctus, Sanctus, Sanctus, dominus deus sabaoth. Pleni sunt caeli et terra gloria tua. / 聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の神としての主よ。あなたの栄光によって天と地が満たされる
Hosanna in excelsis. / いと高きところにホザンナ
Benedictus qui venit in nomine domini. / 主の御名において来るものを誉め讃えよ
Hosanna in excelsis. / いと高きところにホザンナ
Benedictus(Sunctusの後半部分が繰り返される)
Benedictus qui venit in nomine domini. / 主の御名において来るものを誉め讃えよ
Hosanna in excelsis. / いと高きところにホザンナ。
Kyrieの後にGloriaとCredo、Benedictusの後に終曲Agnus Dei、あと3曲出来上がるとミサ曲として完成することになるが、T先生は既にGloriaは半分ほど出来ていると話されていたので来年には全曲が出来上がるだろうか。
久し振りに集まった学生時代の仲間が一泊二日の合宿で仕上がるように、音楽的・芸術的な質は高く保ったままで技術的には比較的容易、美しく親しみ易い旋律と変化に富んだリズムと和音で構成された小ミサ曲であるが、郷秋<Gauche>たちが歌う為に作っていただき、そして作曲者自らご指導いただいた何とも贅沢な一泊二日であった。
いや~~っ、それにしても随分と歌って、そして飲んだものだ(^^)
バスの車内アナウンスにマニュアルはあるのか
郷秋は最近バスに乗る機会が結構あるのだが、気になるのが車内のアナウンス。次ぎのバス停の案内など必要最低限のアナウンスはボタンを押せば流れるようになっているはずだが、気になるのが乗務員(運転士)によるアナウンスだ。一体バスの車内アナウンスにマニュアルはあるのだろうか。きっとあるのだと思う。でも、それにしちゃアナウンス内容が乗務員によってマチマチだ。
隠す程の事でもないので書いておくが、そのバスは東急バスである。その東急バスの乗務員のアナウンスがまちまちなのだ。自分ではほとんどアナウンスしない人と、バス停毎の「次は○△□です。お知らせがなければ通過します」は云うに及ばず「只今小学生の登校時間帯です。安全確保の為に徐行いたします」まで云う。そんなことより運転に集中した方がいいんじゃないかと思うくらい熱心にアナウンスする。
マニュアルはきっとあると思うんだけれど「安全運行を優先し、アナウンスは二の次でよい」的なことが指導されているのかも知れないな。バスの車内アナウンスの有無、多寡がマチマチなのに対して電車の車内アナウンスは実に均一である。もう少しアドリブで楽しくやってもいいんじゃないかと思うくらい、決められた原稿をそのまま読んでいる感じである。その代わりに独特の口調に工夫しているのかも。
どうしてバスと電車でこんなに違うのかと云えば、バスの場合にはワンマン運転だからなんじゃないのかな。それでも必要最小限の事はボタンを押すと車内にアナウンスが流れるようになっているんだから、特段に必要な場合以外には乗務員によるアナウンスは必要ないんじゃないかと思う。それよりも安全で丁寧な運転に集中して欲しい。
今朝乗ったバスの乗務員は実にこまめにいろんな事をアナウンスするけれど、加速時のアクセルオフとクラッチを切るタイミングが上手くなくて、カックン。そしてシフトアップ後のクラッチの繋ぎ方も少々乱暴で、再びカックン。あまり上手な運転には思えない。アナウンスはものすごく丁寧なんだけれど、運転はあまり丁寧ではない。やっぱり上手で安全な運転第一でお願いをしたいものですね、東急さん。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて久し振りに登場の都下某所。昨日は銀杏並木でしたが、今日は紅葉落ち葉。今年の紅葉は昨年よりちょっと早いようですが、「だらだらと」進行したようで進み具合がばらばら。真っ赤な葉があるかと思うとまだ黄色かったり、落ち葉も一斉に落ちたのではなく数日前に落ちらもとに今朝落ちたものが交じると云った具合で、写真を撮るには今ひとつな感じです。
新刊書店併設古書店オープン
郷秋<Gauche>は今年の8月9日に古書に走る新刊書店と云う小文を書いたが今度はその逆で、大型新古書店(「新古書」店、ではなく、新しい業態としての「新」古書店の意)が店内に新刊書店を併設すると云う試みである。
出版業界は1960年代から1997年までは右肩上がりの成長を続けたがその後はマイナス成長転じ、今年は1988年以来となる出荷額2兆円を割り込む見込み。今後も長引く不況や少子化、書籍データのインターネット配信の台頭などで出版物市場の縮小が更に続くことが予想される中、出版業界はもとより書店業界の警戒感は根強い。
そんな中、昨年8月には書籍・雑誌を印刷する側の大日本印刷が書店業界第2位の丸善を子会社化、今年3月には同5位のジュンク堂を傘下に収めるなど印刷・販売を一体化しての体制強化を図っていたが(9/17の記事参照)、更に5月には講談社、集英社、小学館の出版大手3社と大日本印刷がブックオフの株式を取得し出版、印刷、新刊書店、新古書店を巻き込む巨大グループを作り上げ「本離れ」に対抗しようとしている訳である。
しかしだ、19日にオープンしたブックオフの新店舗「BOOKOFF SUPER BAZAAR カインズモール名古屋みなと」は4798㎡(平米)の売り場に古書、新刊書のみならずスポーツ用品、楽器、貴金属、ファッション、デジタル小物などの売り場を配置しているというから、これはもう百貨店。書店とはまるで別の世界だな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、久し振りに登場の都下某所、銀杏並木の下に佇むBMW 116i。銀杏並木が主役にはならずクルマが主役と云うのはクルマ好きの性、ですね(^^;。
新車のゴルフIが買える?!
世界のベストセラーコンパクト、フォルクスワーゲン・ゴルフの話である。日本でも既に6代目が登場し、路上で遭遇する機会も増えてきている今、1983年に2代目にバトンタッチして姿を消したはずの初代ゴルフが南アフリカではいまだに生産されていたことをご存知でしたでしょうか。郷秋<Gauche>は知らなかったなぁ・・・。
Responseによれば、南アフリカのユイテンハーグ工場では、2代目が登場後も小型・低価格を武器にVWのラインナップのエントリーモデルとして、2代目と区別する為にその名を「シティ」と変えた初代ゴルフが生産され続けていたとのこと。
さすがにここに来て35年の歴史に終止符を打つようですが、これを記念して1000台の最終限定車が生産・販売されるとか。日本の路上ではまずお目にかかることの無くなった初代ゴルフですが、今が新車のゴルフIを手に入れる最後のチャンス。あなたも1台いかがですか?
南ア製のゴルフI も随分と長生きしたようですが、VWと云えば1946年登場のビートル。ビートルはゴルフにその座を譲り1978年には姿を消したはずだったのに、実は世界各地の工場で生産が続けられ、最終的にはメキシコの工場で2003年まで生産されたという怪物。ビートルにしてもゴルフにしても、VWのクルマと云うのはそう云う素質を持っている。他のメーカー、他のモデルではとても真似ができない「伝統」なのでしょうね。
今日の一枚は、いや~~っ、こう云う写真も撮っておくものだなぁとつくづく思ったVWニュービートルのリアエンブレム。郷秋<Gauche>の場合、クルマの話題も度々blogに登場するわけで、そんな時のためには話題になりそうなクルマを見かけた時には撮っておくのが良いと云う見本の一枚ですな。
ステージマネージャーというお仕事_2009
もう5日も経ってしまいましたが、予告の通り上野の東京文化会館小ホールで山崎小桃 href="http://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/6925df44cfd5e0cf96bb31d3fb81a0fd" target="blank">ステージマネージャーというお仕事と云う小文を書いた時に調べたのですが「ステージマネージャー養成講座」とか「ステージマネージャー体験講座」などと銘打った有料の講座があるんですね。見様見まねでやってきた郷秋<Gauche>はちょっ驚きましたが、ステージマネージャーになりたい、一度は経験したみたいと云う方がいるということなんですね。
今日の一枚は、14日のコンサートで使ったステージプラン。自分で作ったものだったり、リハーサルで流れを確認していればこんな「ぬり絵」をする必要は無いのですが、今回はぶっつけ本番でしたので、前夜に机上で流れを確認しながら間違わないように「ぬり絵」をしてみました。
ソニーに動きなし
ホンダF1はブラウンGP経由でメルセデスGPになる
11月15日、ダイムラー・ベンツは、ブラウンGPの株式の75.1%を取得し、2010年シーズンからメルセデス・グランプリとしてF1に参戦することを発表した。これまでも度々マクラーレンを買収し、エンジンサプライヤーとしてではなく、コンストラクターとしてF1に参戦するのではないかと見られていたメルセデスだが、マクラーレンではなくブラウンGPを我が物としてF1に参戦することを選んだのであった。
注:メルセデス、メルセデス・ベンツはブランド及び車名で、ダイムラー・ベンツがそれらを所有・生産するは会社名である。
メルセデスの「準」ワークスとして活動してきたマクラーレンは、メルセデスからエンジンの供給を受ける、メーカー系列から独立したコンストラクターとしてF1参戦を続けることになるが(ウィリアムズと同じ立場となる)、メルセデスとは既に2015年までのエンジン供給契約を有しており、メルセデスもこの契約は継続するようである。
ダイムラー・ベンツによるブラウンGP買収を前提に考えれば、F1の2010年シーズンはメルセデスとマクラーレンの一騎打ちとなる事はまず間違いない。そこにレッドブルが付け入る隙があれば更に面白くなるのだが、果たしてその「隙」が有るや否や。勿論郷秋<Gauche>は無い方に、高価ではないがまったく悪くないブルゴーニュのワインを2本かけてもいいぞ(^^)。
そんなこんな中、果たして両チームのドライバーはどうなるのか興味深々だが、メルセデスにニコ・ロズベルグとニック・ハイドフェルド、マクラーレンには2008年から引き続きのルイス・ハミルトンとブラウンGPから移籍する2009年チャンピョン、ジェンソン・バトンと云うのがもっぱらの噂である。
2009年チャンピョンのホンダF1あらためブラウンGP更にあらためメルセデスGPと、二人のチャンピョンドライバーを擁する新生マクラーレン、果たしてどちらに軍配が上がるのか、3月14日の開幕戦が今から待ち遠しいぞ!
追記:いかんいかん、フェラーリの事をすっかり忘れていたぞ(^^;
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、晩秋の低い陽が差し込むトトロの切り通し。
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