唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
サントリー・マグナムドライが製造終了
昨日、近所の酒と業務用食品のディスカウント店にビール擬き(もどき)を買いに行った。郷秋<Gauche>のお気に入りはサントリーの「マグナムドライ」500ml缶なのだが、いつもならば背丈以上の高さまで積み上げてあるマグナムドライが一箱も無い。聞いてみると製造終了とのこと。おいおい、それはないだろ。
永年サントリーの発泡酒を愛飲し、サントリーのビール類事業の黒字化、業界3位の地位獲得に大いに貢献をしてきたと自負する郷秋<Gauche>に断りなしに製造終了とはどう云うことだ。責任ある立場の人から納得のいく説明を聞きたいところであるが、考えてもみればサントリー程の大企業が一消費者に対してそんなことをすることは有り得ない。有り得ないことだが、それでも説明を聞きたいと思う程の郷秋<Gauche>であるぞ。
で、仕方がないのでサントリーが云うところの「新ジャンル」、税法上は多分「その他の発泡性酒類」に分類されている「金麦」を買ってきた。税率が発泡酒よりも低い分確かにマグナムドライよりも安かったけれど、ケースで買うとバラで買う程の価格の差は無くなるね。それはさて置き、郷秋<Gauche>としてはマグナムドライが飲める程度には稼いでいるつもりだったけれど、「お前の稼ぎには金麦がちょうどいい」と、なんだか格下げされたような気分だぞ。トホホ。
と云う訳で今日の一枚は、これからの定番となる金麦と去りゆくマグナムドライ。夜な夜なプレミアムモルツを心ゆくまで飲むことの出来る日は、果たして郷秋<Gauche>にやって来るのだろうか。きっと来ないんだろうな。ずっと金麦かぁ・・・。トホホ。
何故に午前4時48分に写真を撮らなければならないのか
決して仕事ではありません。遊びでもありません。ならば何故、多くの人がまだ夢の中にいる時間に起きて、写真を撮っていなければならないのか・・・
はっきり申し上げて、理由は判っているのです。単に、郷秋<Gauche>が「ジジイ」になったと云う事なのです。11時にベッドに入り3、40分程の読書の後に枕元の明かりを消すと云う、規則正しい生活をしている郷秋<Gauche>ではあるのですが、二日続けて睡眠が4時間では、さすがに眠い。
と云う訳で、今日はこれでおしまい。これ以降は、健康管理上最も重要な要素、睡眠の時間となります。メイルを頂いてもFacebookにコメントを頂いても、お返事は明朝となりまので悪しからず。
今日の一枚は、既にFacebook上でご覧になられた方には申し訳ないが、FBをお使いではない方のために、今朝午前4時48分、郷秋<Gauche>の部屋から見える横浜市青葉区の空。朝焼けの空を見ていたら、紫陽花色にはなやぐ空、青く光る山・・・「草原の別れ」(詞:阪田寛夫、曲:大中恩)の旋律と歌詞とが浮かんできたけれど、あれは夕焼け時の歌?いや、真昼の空と山とをうたった詞であっただろうか?
ニコンFマウント物語
正しくは「レンズマウント物語(第3話):ニコンのこだわり」ですが、「ニコンFマウント物語」と云っても良い程の充実した内容です。デジカメWatchに掲載となった記事です。まずはこちらをご覧ください。
1959年の「F」と共に登場したFマウント、一眼レフ用最長寿かつ最強のマウントの進化の歴史が、元ニコンの技術者ならではの筆致で実に判り易く書かれております。ニコンユーザーなら、ならずとも、是非ともお読み頂きたい貴重な資料です。
現在、Nikon(ニコン)は「F」と「1」、二つのマウント規格を持っておりますが、TTL測光とAF化、二度のタイミングで他のメーカーはマウントを一新し対応しましたが、ニコンは工夫に工夫を重ね「F」マウントで乗り切ってきた歴史があるだけに、今はまだすべてが明かされていない「1」マウントに隠されたポテンシャルについても、いずれ知りたいものだと思う郷秋<Gauche>なのであります。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、なるせの森の谷戸奥の畑の隅でひっそりと咲く額紫陽花。
エアバスの新型?!
See here! まずはご覧下さいな。なんと、双胴で逆進2翼の超大型の旅客機である。大型旅客機と云えばターボファンが当たり前の時代だが、図面からはプッシャー型の二重反転ターボプロップエンジンを直列に二基搭載しているように見える。
コックピットの窓の大きさから、胴体はAirbusA340程の大きさに見えるから二つの胴体を合わせると700席くらいになるのだろうか。しかし、こんなヒコーキがいきなり空港に現れたらびっくりするよね。もっとも現段階では「こう云うアイディアもある」と云う程度のものだとは思うけれど。
でもこのヒコーキ、ポートサイドの胴体からはフツーの旅客機と同じように乗り降りが出来るだろうけれど、スターボードサイドの胴体への乗り降りはどうするんだろ。ポートサイドの方はファーストとビジネスだけでボーディングブリッジ使用、スターボードサイドの方は全席エコノミーで、タラップで乗り降りだったりするのだろうか。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、梅雨さなかの今どきが花期の美容柳(びようやなぎ)。花が美しいので美容、葉が柳のように細長いので柳、これをつないで美容柳。判り易いと云えば判り易いが、ただ安易なだけの命名に思えてならない郷秋<Gauche>であるぞ。
豪華な表彰台
いやはや、近年稀に見る荒れたレースとなったヨーロッパGPであった。マシントラブル有り、アクシデント有り、ペースカー有りと、レースを慌ただしくも面白くする要素満載の久し振りに面白いレースとなったが、終わってみれば表彰台には超ベテランの3人。
この3人が最後に表彰台に上がったのは2006年のカナダGPのはずだが、この時にはアロンソ優勝、2位がミヒャエルで3位にキミ。アロンソ、キミ、ミヒャエルの順だったのは2005年イギリスGPだが、いずれにしても随分と昔の話である。
特筆すべきはアロンソ。このところ回復基調とは云え、未だ完璧とは云えないマシンを駆ってのトップチェッカー。運が味方したとは云え予選11位から優勝とは並みのドライバーに出来ることではない。そしてミヒャエル。チームメイトが優勝するなどの陰でマシントラブルが頻発しこれまで僅か2ポイントを取るのみであったミヒャエルが復帰後初の表彰台となった。
キミはと云えば、例によって嬉しくもなさそうな表情で記者会見に臨んでいたが、彼はこれまでも「優勝以外には意味がない」と度々発言しているから、まさしく彼らしいことであり、ブレないその態度は、それはそれで立派なものとも云える。
さて、前戦モントリオールのレースの後に郷秋<Gauche>は、ヨーロッパGPでは今シーズン8人目の勝者が誕生、そしてそれはライッコネンであると書いたが、見事に外れた。しかし考えてもみれば、荒れに荒れている2012年シーズン、2度目の勝利を飾るに相応しいドライバーはアロンソを置いて他にはいない。予想が外れたのはちょっと残念ではあるが、ここはアロンソの勝利が相応しいい。同慶の至りである。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、紫陽花の蕊に取り付く小さな蜂。
追記:蜂ではなく虻(あぶ)じゃないかとのご指摘あり。調べてみると、蜂の羽は4枚、虻は2枚と随分違うようだ。蜂に比べ複眼が大きいのも虻の特徴の一つらしい。と云う事で、これは虻。(2012/6/26)
南天の花
赤い実は知っていても、花となるとご存じの無い方が多いかもしれない南天の花。ちょうど梅雨時に木下闇のなかでひっそりと咲く花です。我が家にも幾本かあり、ひと枝切って花瓶に挿してみたのですが、極端に水揚げが悪いようで、数日で白い蕾がぱらぱらと落ちてしまいました。
オリンパスのお相手はソニー?
ちょっと前にはパナソニックとの噂が流れたオリンパスのお相手だが、どうやら本命はソニーらしい。今のところ両社ともに「当社が発表したものではない」などとコメントし、白を切ってはいるものの、報道によればオリンパスがソニーからの500億円程度の出資を受け入れる方向で最終調整中とか。しかしなぁ、ソニーだって8期連続赤字のはず。共倒れにならなければ良いのだけれど。
さて、カメラ「好き」目線でこのニュースを読めば、オリンパスの4/3(フォーサーズ)及びM4/3(マイクロフォーサーズ)規格が果たして存続し得るのかと云うのが最大の関心事となる。先に噂になったパナソニックならば共に4/3規格を策定した朋友であることから棲み分けについての調整はあったとしても4/3及びM4/3規格そのものの存廃についての心配はなかった。
しかし、お相手がソニーとなると事情は違う。ミノルタから受け継いだαマウントとはまったく互換性のないEマウントを開発し、APS-Cセンサーを持つノンレフレックス(ミラーレス)カメラを登場させたソニーである。当然競合関係にあった両社・両規格が、同一グループの中で共存し得るのか。手持ち資源の効率的活用を最優先に考えれば当然M4/3とEマウントの併存ではなく、一本化の道を辿ることになることだろう。
しかし、それではカメラの世界での多様化、つまり楽しさが大きく阻害されることになる。簡単に云えば、それじゃつまらんのだよ。たとえリコー傘下になってもペンタックスがペンタックスであり続けるように、もしオリンパスがソニー傘下となったとしても、オリンパスの独自性が損なわれないことを、いや、ますますオリンパスが独自性を発揮し、そのファンが増えることを願わずにはいられない郷秋<Gauche>であるぞ。
と云う訳で今日の一枚は、郷秋<Gauche>お気に入りのオリンパス、E-P2。「こんなカラーのE-P2あったっけ?」と思われたあなたは鋭い!blog内検索でその経緯をどうぞご確認ください(^^)
ニコンに失礼じゃないの?
仕事帰りに、久し振りに書店に寄ってみた。新書のコーナーをささっと眺めたけれど、郷秋<Gauche>の気を引くものがなかったし、郷秋<Gauche>に読んで欲しいと気を送る本もなかったのですぐに店を出ようかと思ったのだが、その前にちょっとだけと思いカメラ雑誌のコーナーに立ち寄った。ちょうど各誌発売直後で平積みになっていたのだが、そんな中である月刊誌の表紙に目が止った。
5秒経ったらどんな顔だったのか思い出せなくなってしまいそうなモデルが微笑む表紙に、ピンクのゴシックでデカデカと「ニコンは キヤノンを 超えた、か?」。
おいおい、それはNikon(ニコン)に対して失礼だろう。だってそうだろう。「ニコンは キヤノンを 超えた、か?」と云うフレーズは、どう読んでも、何度読み返してみても、「これまではニコンはキヤノンの下だったけれど」と云う前提で書かれている。ニコンはキヤノンの下なのか? ニコンはキヤノンに勝るとも劣らない、100歩譲ったとしても、同格のカメラメーカーである。それを「ニコンは キヤノンを 超えた、か?」って、「月刊カメラマン」の出版元はニコンから少なくとも抗議を受ける、場合によっては訴訟沙汰になるかもしれないことも覚悟で付けたタイトルなんだろうな。そう云う覚悟がなかったら、とても書けないぞ、こんなタイトル。
いや、ニコンはそんなケチな会社じゃないから、素知らぬ振りをしているだろうか。組織としてはそうであっても、愛社精神旺盛な社員が「こんな失礼な雑誌を店頭に並べておくわけにはいかない」とばかり、残らず買い取って古紙回収に出している可能性もあるな。郷秋<Gauche>がニコンの社員だったら、そうしているかも知れないぞ(^^;
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、いま、紫陽花(ハイドランジャー)と呼ばれているものの原種と云われる「山紫陽花」。装飾花の花弁が4枚のものと3枚のものとがあるのにお気づきだろうか。
このバッグは、欲しいかも
バッグとは云っても、ル○・○ィ○○とか、そう云うものの話しではない。郷秋<Gauche>がバッグと云えば、カメラバッグの事である。まずはこちらをご覧あれ。あるいはデジカメwatchのこちらのページの方が良いかも知れない。ハクバと云えば、Lowepro(ロープロ)ブランドのバッグの販売元だが、勿論自社ブランドのバッグも販売している。でもやっぱり、ハクバブランドの物はなんとなく「安かろう○○かろう」的なイメージだったが、このバッグにはちょっとそそられる郷秋<Gauche>であるぞ。
専用のページまで用意していることからもハクバが相当力を入れていることがわかる。これまで自社ブランドは今ひとつパッとしなかったけれど、GW-PROを「ブランド」に育てようと云う気概が伝わってくる。値段だってこれまでのハクバの物の二倍以上だ。で、このバッグの何が良いかと云えば、マルチバッテリーパックと70-200 F2.8を装着したDSLRが、横にした状態で収まる点である。と云う事は相当でかい訳で、W500×H300×D240mmと、弩級である。
大は小を兼ねると云うけれど、この馬鹿でかいバッグに「コンデジ」一台と云う事はないにしてもD3100に18-70ではいかにも間抜けだ。どんなカメラやレンズが必要なのか、その時々に合わせて機材の量が変わるし、自然の中なのか都会なのか、クルマなのか歩きなのか、ジーンズにTシャツなのかネクタイ&ジャケットなのかによっても相応しいバッグは変わる。だからカメラやレンズと同じようにバッグの数も増えて来る。困ったものだ。
しかしなぁ、500×300×240のバッグにカメラとレンズがぎっしり入って、上部に三脚まで括り付けるに及んでは、重たくて郷秋<Gauche>の力では持ち上がらないのではないかと心配になるが、例えばあんな、例えばこんな撮影の時にはあると良さそうだし、Loweproの同クラスと比べれば半額だからね。いかんいかん、使わない時にしまっておく場所だって必要だからな。しばらくは、ビールを飲んだ後にはyodobashi.comは見ないようにしておこう(^^;
注:いつもながらの話だが、別にハクバからPRを頼まれている訳でも何でもないことをお断りしておく。袖の下を頂いていると云うようなことは、勿論ない。袖の下とは云わないけれど、使ってみてレポートせよと云われれば、勿論「喜んで!」ではあるが(^^;
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週日曜日、梅雨晴れ間の白山谷戸の夕暮れ時。
カローラって、必要ですか?
5月に発表になった新型カローラ、一か月間で目標の7,000台を大きく上回る15,000台を受注と好調な滑り出しらしい。しかしなぁ、カローラの下にパブリカ、上にはコロナしかなかった大昔じゃあるまいし、パッソもポルテもヴィッツもラクティスもアクアもある今どき、カローラじゃないといけない理由って、あるんだろうか
30年前までは確かにありましたよ。社長がクラウン、部長はマークII、課長はコロナ、係長はカローラって、下剋上は許されないヒエラルキーがね。今じゃ新入社員はクルマなんかにまったく興味はないけれど、係長がBMWに乗っていようが、課長がAudiに乗っていよう、実は部長がアルファードの他に86を持っていようが驚きもしない時代でしょう。そんな今どきいったい誰がカローラに乗るの?
カローラは営業車として使われることも多いクルマだけれど、「エコ」をアピールしないならアクアにすればいい訳で、カローラじゃないとならない理由って、まったく思い浮かばないよね。それでも一カ月で15,000台を受注って、「俺は1966年以降、ずっとカローラなんだよ」と云う頑固爺さんがそれほどたくさんいるんだろうか。
そう云う爺さんにこそ燃費の良いアクアがちょうどいいんじゃないかと郷秋<Gauche>は思うんだけどね。それでもやっぱりカローラがいいんだろうか。でもさ、今でもカローラを買う事の出来るトヨタファンは幸せだよ。サニーやシビックなんか、あっ、ファミリアもね、今じゃ買いたくたって売っていやしないんだから。そう云う意味じゃ、トヨタってやっぱり凄い会社だと思うよ。でもさ、それでも聞きたいよ。「カローラって、ホントに必要ですか?」ってね。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、またまた紫陽花。珍しい花は、写っているだけで見てもらえるけれど、見慣れた花は時に奇を衒わなければ人の目を引かない。「正攻法」でいいじゃないかとも思うけれど、三脚も立てない安易な一枚じゃ、凡庸なものとなるのは見えている。それじゃぁ三脚を立てれば良いかと云えば、むしろつまらさなさは増すばかり。難しい・・・。
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