真っすぐな・・・


*Click on the photo to see it in larger size.

 僕は捩花ですが、僕は真っすぐな性格なので捩れていません。曲がった事や嘘をついたり策を弄するようなこと、そんなことをする人間は大嫌いです。だから時に人とぶつかります。嫌な奴だと思われているかも知れません。でも僕はそれで良いと思っています。僕は僕、真っすぐに生きたいのです。

 横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは6月9日に撮影した写真を6点掲載しております。田植えが終わり、梅雨が近づいている森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/2e0f66ffd7a3dc1dfcc71e553b4c6ecd

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#捩花 #ネジバナ #ラン科ネジバナ属 #捩れていない #真っすぐに伸びる #真っすぐに生きる

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

鉛筆が好き



*Click on the photo to see it in larger size.

 郷秋<Gauche>は鉛筆が好き。家でちょっと思いついたことを書くときに使うのはいつも2Bの鉛筆。ちびた鉛筆は、写真に写っているシルバーの物に入れて(挟んで)使う。はてさて、このシルバーの物は何と云う名前なのか。

 鉛筆とエクステンダーでググってみたら、いろいろ出てきました。
   鉛筆延長ホルダー
   鉛筆エクステンダ
   短い鉛筆用補助軸
   鉛筆ホルダー
   短い鉛筆用マジックグリップ
   鉛筆補助軸
   ペンシルエクステンダー

 いろんな名前があるようですが、商品名なのか、商品を説明しているのか判然としません。普通名詞としての名前はどうやらないようですが、「鉛筆補助軸」「鉛筆延長ホルダー」あたりが、誰が聞いても「あっ、あれね」と理解できる最大公約数的名称でしょうか。

 電動の鉛筆削り器はもちろんのこと、ハンドル手回し式のものでも削れず、写真に写っている、小学生が「筆箱」(今でも「フデバコ」と云うらしい)に入れていそうな鉛筆削りでも、削れるのは今日が最後となりそうな、愛用の2Bです。長いこと郷秋<Gauche>のメモと駄文を支えてくれてありがとう、鉛筆くん。

 横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは6月9日に撮影した写真を6点掲載しております。田植えが終わり、梅雨が近づいている森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/2e0f66ffd7a3dc1dfcc71e553b4c6ecd

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#鉛筆 #えんぴつ #鉛筆補助軸 #鉛筆延長ホルダー #鉛筆エクステンダー #短い鉛筆 #鉛筆補助軸 #2B #HB #文具

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

「生きがい」についての少考と川鵜の離水

「生きがい」と云う言葉は日本語だけにある言葉なのだと、しばらく前の朝日新聞の記事に書いてあった。元を正せば精神科医であった神谷美恵子氏(1914-1979)の「生きがいについて」(みすず書房 1966)の中で「生きがいという言葉は、日本語にだけあるらしい」が出所で、それ故「生きがい」と云う日本語は、世界でそのまま”IKIGAI”として広く使われているのだと云う。

 本当に日本語以外には生きがいと云う言葉がないのかどうか、いくつかの言語について調べてみた結果は次の通り。
英語:reason to live 生きる理由
ドイツ語:Lebensgrund 人生の理由
フランス語:Raison de vivre 生きる理由
ラテン語:quod vivere 生きる
スワヒリ語:sababu ya kuishi 生きる理由

 確かに多くの言語には「生きる理由」と云う表現はあっても、(複合語ではあるが)一語で「生き甲斐」と云う日本語に相当する言葉はないようだ。日本語の「生きがい」の中で解釈が難しいのは後半の「かい」、つまり「甲斐」であろう。「甲斐」は理由ではない。強いて云えば「意味」もしくは「価値」なのだろうと思う。理由ではなく、成否や損得でもなく、それを為したこと自体に意味や価値があったのかどうか、為した人が「為したことに意味があった、価値があった」と思うことこそが人生の意義であり、それこそが生きがいなのだろう。

 損得や成否ではなく、為したこと自体に自分にとっての意味や価値があったのかどうかが「甲斐」があったかなかったかの分かれ目なのだ。おそらくは、日本と云うもちろん西洋ではない、東洋の中にあっても最も東に位置する島国において長い年月を経て独自の文化を作りあげる中で、他国における「生きる理由」とは全く違った、自分自身にとっての意味あるいは価値、つまり「甲斐」と云う独特の考え方が生まれたのだろう。

 もし今、本当に世界で「IKIGAI」と云う言葉が正しく理解され使われているのだとすれば、それはすなわち日本人が持つ、利益や他者による評価ではなく、自身の内なる喜び、「甲斐」こそが人間にとって普遍的な価値の一つであると認めらことであり、それは実に喜ばしいことである。

 ただ、ひとつ思うのはキリスト教国(主として欧米)においては、生きがいどころか「生きる理由」、つまり英語でreason to live、ドイツ語でLebensgrund 、フランス語Raison de vivreと云う言葉はあっても、そのこと自体が意識されていないのではないか、と云う疑問である。

 なぜならキリスト教においては、人は神によって地上に遣わされそこで生き、やがて神の座する天に召される(召天)することになっているからである。つまり、この世に生きているのは神の意志によるものであり、神の意志により然るべき時に神の近くに召されるのであるから、地上での生活において、そこに何かの理由や意味、意義ましてや「甲斐」を見出す、考える必要がないのではないのか。

 もしそうであるならば、キリスト教文化の中に生きている人の中で、自分の人生の中にその生きがい=IKIGAIや意味を見出すこと(人)が増えているのだとすれば、それはすなわちキリスト教的人の「生」の意味が薄れ、日本的(あるいは東洋的)な「生」に対する考え方が受け入られかつ浸透し始めていると云うことになるのかもしれない。

 21世紀はアジア(東洋)の時代であると云われて久しい。それは長らく世界を支配してきた西洋=キリスト教、つまり一神教文化の時代は終焉を迎え、東洋=多神教的文化の時代が到来すると云う予言なのかもしれない。例えばここ300年のことを考えれば、西洋すなわちキリスト教文化と括ることは比較的簡単だが、東洋(アジア)の300年は宗教だけでも多種多様であり簡単に一つに括ることはできない。つまり、多くの矛盾と葛藤を包含しながらも多様性の時代を先取りしてきているのであって、東洋の時代はすでに到来していると云えるのではないだろうか。

 それぞれの国や地域にそれぞれの宗教と文化があり、近隣諸国・地域に互いに影響を及ぼし合いながら複雑な宗教的土壌と文化を作り上げてきている。その最たる国が東洋の東端、極東に位置する我が国、日本なのかもしれない。

 「生きがい」をキーワードに西洋と東洋、西洋と日本の宗教的、文化的土壌の違いを少考してみたが日本人の、特に若い世代があまり意識することがないであろう「生きがい」が世界で、特に欧米において考え、論じられているのだとすれば、私たち日本人は彼ら以上にそのことについて真剣に考えなければならないのではないだろうか。そのことはすなわち自分自身について考えることであり同時に日本固有の文化とそこに住む私たち日本人の精神構造を解き明かすことで21世紀を牽引する東洋の一国、その日本の一員としての地歩を確立し、「私」の生きるべき道を教えてくれることになるのだろうから。


 と云う訳で、例によってblog本文とは何の関係もない今日の一枚は、川鵜の離水。

*Click on the photo to see it in larger size.

 横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは6月9日に撮影した写真を6点掲載しております。田植えが終わり、梅雨が近づいている森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/2e0f66ffd7a3dc1dfcc71e553b4c6ecd

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#生きがい #生き甲斐 #IKIGAI #神谷美恵子 #生きる意味 #生きる理由 #キリスト教的人生の意味 #東洋的人生の意味 #日本人が考える生き甲斐とは #川鵜

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

北西の空



*Click on the photo to see it in larger size.

 明日も天気にな〜ぁれ。

 横浜市青葉区の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月18日に撮影した写真を5点掲載しております。気温が上がり夏日となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/eb43d5f8f2c9670f4a159c2c36c95e8d

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#夕焼け #横浜市 #明日の天気

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

コンビニ難民と十薬


*Click on the photo to see it in larger size.

 青葉山荘から224m(徒歩3分)のところにあったローソン(我が家が引っ越してくる前、30年くらい前からあったお店のはず)が3月に何故か閉店してしまいました。コンビニ(エンスストア、以下省略)なんて自宅から歩いて2、3分以内のところになかったら、例えば夜、わざわざ着替えてまで行きません。アイスクリームだって溶けちゃうし、余程のことでもない限り、我慢するか他のもので間に合わせます。という訳で、コンビニ難民になりました。

 そうは云ってもまったくの山の中に住んでいる訳ではありませんので、他にコンビニがない訳ではありません。6〜700m(7、8分)のところにローソン・スリーエフとファミリーマートがあります。セブンイレブンはなぜか空白地帯で一番近い店でも約1km歩かなければなりません。おまけにこのセブンは山を一つ越えなければなりませんので歩いて行くことはまずありません。

 実は、閉店したローソンとは反対方向になりますが同じくらいの距離のところに「まいばすけっと」があります(ドミナント戦略展開中で徒歩圏内に他に3店舗あり)。こちらはスーパーで買い忘れのものがあった時などには結構便利に利用しています。500m程のところにはドラッグストアが二つありますので、これと「まいばすけっと」があればコンビニの代わりになりますね(深夜・早朝を除く)。

 それにしてもセブンイレブンってすごいですね。さすがに国内の店舗数は最近頭打ちのようですが、親会社だったはずのイトーヨーカドーはどんどん店を閉めているのにセブンは海外展開も絶好調。そう云えば親会社よりもかつての子会社の方が大きくなるケースは昔からありましたね。例えばトヨタ自動車(親会社は豊田自動織機。以下同様)、フジテレビ(ニッポン放送)、富士通(富士電機)。ヤマハ(楽器)とヤマハ発動機も似た様な関係かな。そう云う時代なんですね。

 という訳で今日の一枚は記事本文とは何の関係もない十薬(じゅうやく)。正式な和名はドクダミ(蕺・蕺草・蕺菜。ドクダミ科ドクダミ属)ですが、俳句の世界では十薬(十の病に効く薬の意)と呼ばれることから、私ももっぱら十薬と呼び慣わしております。白い花弁の様に見えるのは苞で、薄黄色い棒の様なところに多数の雄蕊と雌蕊が密集しています。自宅の庭に生えてくるとすかさず除去するのですが、花は好きなので(葉もハート形で可愛い)散歩の折などに愛でております。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月12日に撮影した写真を5点掲載しております。初夏とは云え風が強くて肌寒い一日となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/ae06262d8dc17cdac8da9ca5f33fe605

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#ドクダミ #蕺・蕺草・蕺菜 #ドクダミ科ドクダミ属 #俳句の世界では十薬 #漢方薬

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

メダカの世代交代


*Click on the photo to see it in larger size.

 青葉山荘のオレンジの木の下にメダカの鉢が二つあります。大きい方(奥)のメダカは冬を越すことができず空き家になっておりましたのでひと月ほど前に白メダカを十匹入れ、環境に慣れた五、六匹が元気に泳ぎ回っております。

 小さい方(手前)の鉢には冬を越したヒメダカが六尾いたはずでしたが、昨日やった餌が水面に浮いたままで一向に減らないのでおかしいなと思い水の中を見たところ、一尾だけになっておりました。もしや、と思い目を凝らしてみると、いました。体長1.5ミリ程の稚魚が数十匹忙しげに動き回っておりました。餌も今日から成魚用から粉末の稚魚用に変更です。たくさん大きくなってくれたら嬉しいなぁ〜

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月12日に撮影した写真を5点掲載しております。初夏とは云え風が強くて肌寒い一日となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/ae06262d8dc17cdac8da9ca5f33fe605

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#メダカ #目高 #屋外飼育 #蓮鉢 #生き物の世代交代

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

素朴な疑問〜SLは許されるのか



*Click on the photo to see it in larger size.
写真は朝日新聞14版1面より
記事全文は紙面またはWeb版等でご確認ください。

 昨日の朝日新聞1面に「モクモクと復活」とのタイトルで、JR山口線の観光列車「SLやまぐち号」の定期運行が再開したことが、威勢良く黒煙を上げて走るSL写真と共に掲載されていた。

 ちょっと待て。地球環境を守るためにICE(internal combustion engine、内燃機関。つまり石化燃料を燃やすエンジン)を用いた自動車をEVに転換しようと云うのが世界的な流れ。日本においてもその過渡期にあり国は補助金まで出してBEVの他、PHV、HV車を推奨している。

 鉄道においても、非電化区間のディーゼル気動車をHVに転換、電化区間走行中に充電し非電化区間はバッテリーとモーターで走行する列車も登場していると云う時代に石炭を燃やし、その真っ黒く臭い排気を盛大に放出する蒸気機関車が堂々と走行して良いのか? そのことを朝日新聞が誇らしげに報道して良いのか?

 いや、郷秋<Gauche>が知らないだけで、黒い煙(排気)は、実は浄化装置を通して無害化された後に天然素材で黒く着色されているだけで無害無臭、環境負荷ゼロの煙であるのかも知れない。

 今後は石炭火力発電所が廃止され、ICEどころか自宅の庭で自宅から出たゴミさえも焼却してはならないと云われている時代にSLの黒煙が許されるのか、「ここだけ、ちょっとだけ」だから許されるのか。別に反対している訳でも目くじらを立てている訳ではありません。郷秋<Gauche>の、本日の素朴な疑問です。

2024/05/14追記:最近運行されているSLの写真をいくつか確認したところ、黒煙を吐いているものは半分ほどで、他は白い煙(あるいは蒸気)である。黒い排気を浄化する装置を搭載しているSLがあるように思えるのだがどうなのだろうか。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月28日に撮影した写真を5点掲載しております。すっかり初夏の様相となった森をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/13f83e6eb6868754b621a51aa12966d3

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#JR山口線 #SLやまぐち号 #蒸気機関車 #ICE #internalcombustionengine #内燃機関 #石化燃料 #EV #PHV #HV

コメント ( 2 ) | Trackback (  )

こどもの国線に東急7000系が登場


*Click on the photo to see it in larger size.

 通常は2両編成のY000系3編成(うし電車、ひつじ電車、通常仕様)で運行されているこどもの国線ですが、この連休中(5/3-5)は多客期対応のため、Y000系のうし電車とひつじ電車が連結され4両編成で運行され、もう1編成に通常は池上線と東急多摩線で運行されている3両編成の7000系(7104)が投入されておりました。多客時間帯には10分間隔で運行されているようですが、単線のため中間駅である恩田駅で列車交換(上下線行き違い)が行われておりました。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月28日に撮影した写真を5点掲載しております。すっかり初夏の様相となった森をご覧いただけたら嬉しいです。

https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/13f83e6eb6868754b621a51aa12966d3

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#東急こどもの国線 #単線 # Y000系 #うし電車 #ひつじ電車 #7000系(7104) #中間駅で列車交換 #上下線行き違い

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

お一人様専用喫茶店



*Click on the photo to see it in larger size.

 お一人様専用喫茶店。郷秋<Gauche>にピッタリの喫茶店がオープンしたそうです。
https://maidonanews.jp/article/15253858?p=28456972
 いいじゃないですか、こう云うの。星の数ほどある喫茶店、多様性が大切だとされるこの時代ですから、一つや二つこんな喫茶店があっても良いでしょう。二人での入店も可能ですがテーブルは別で会話は禁止のこと。

 会話禁止で思い出しました。昔もありましたよ、会話「禁止・厳禁」の喫茶店。Jazz喫茶と云う名の喫茶店、のようなもの。煙草の煙が充満する店内で、さして美味しいわけでもない珈琲(大抵、酷く苦い)を口に運びつつただ黙々と大音量のJazzを聴く。そして次の日、そんなJazz喫茶のマッチをこれ見よがしに擦って煙草に火をつける、自己満足。

 例えばマイルス・デイヴィス。ネクタイにジャケットで演奏していた時代のマイルスは好きだったけれど、「ビッチェズ・ブリュー」(Bitches Brew)の類が幅を利かせるに至って足が遠のいた。でも1970年代には会話禁止のJazz喫茶、そんな文化が確かにあった。懐かしい時代です。

 と云うわけで今日の一枚は例によって記事本文とは何の関係もない、銭葵(ぜにあおい。アオイ科ゼニアオイ属)。欧州南部(スペインあたりか?)原産で日本には江戸時代に渡来。その後庭から逃げ出し今では道端の雑草と化しております。花が「銭」くらいの大きさだと云うことからの命名のようですが、実際はそれよりもふた回りほど大きい。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月28日に撮影した写真を5点掲載しております。すっかり初夏の様相となった森をご覧いただけたら嬉しいです。

https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/13f83e6eb6868754b621a51aa12966d3

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#お一人様専用喫茶店 #Jazz喫茶 #会話厳禁 #会話禁止 #不味い珈琲 #マイルス・デイヴィス #ビッチェズ・ブリュー #Bitches Brew #歌舞伎町 #吉祥寺

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

サイタ サイタ ツツジガサイタ


*Click on the photo to see it in larger size.

サイタ サイタ ツツジガサイタ。
咲いた 咲いた 躑躅が咲いた。

 カタカナ(片仮名)で書いてあると、いちいち読んで音にしないと「花が咲いた」のだと理解することができませんが、漢字で「咲いた」と書かれていれば、読むまでもなく文字を見ただけで「あぁ、花が咲いたのだな」と理解することができる。漢字とは何と優れた情報伝達ツールであることか。

 でも「咲いた 咲いた」の後に「躑躅」が来ると、一体全体何が咲いたのかまったく分かりません。「ツツジ」と書いてくれれば良いものを!漢字とは何と不便な情報伝達ツールであることか。

 躑躅は既にお分かりの通り「ツツジ」と読みます。知っていれば読むことはできますが、書いてみろと云われても、書けませんね。日本語には平仮名、片仮名、漢字、国字とたくさんの種類の文字がありますが、適材適所で使い分ける事でより的確かつスピーディーに情報を伝達することができます。難しくも面白くもある日本語ですね。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月20日に撮影した写真を5点掲載しております。蘭春から晩春へと移ろう森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/30206d14a5af4f00f9329cbe812ad94f

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#躑躅 #ツツジ #皐月 #サツキ #漢字 #片仮名 #平仮名 #国字 #日本語 #文字

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

ポータブル電源



*Click on the photo to see it in larger size.

 最近、地震が多いのでそのうちに首都圏でもと心配になり、非常時用にJackeryのポータブル電源を購入しました。左はサイズ比較用の八幡屋礒五郎の七味唐辛子。
 えっ、サイズ感がバグってる?

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月16日に撮影した写真を5点掲載しております。すっかり春景色となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/09ed876d326b4840a693287084250f88

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#非常時用電源 #Jackery #ポータブル電源 #長野名物 #八幡屋礒五郎 #七味唐辛 #サイズ感 #サイズ比較用

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

別れと出会いの季節


*Click on the photo to see it in larger size.

 弥生三月、そして卯月四月は別れと出会いの季節。その別れの月もいよいよ残り少なくなってきた。
 長く学校に勤めた私にとっての三月は、年末師走よりも忙しい年度末、そして来たる四月は新年正月よりも新しい一年の始まりを強く意識する新年度の始まりであった。

 短くても二、三、四年、長い者は二十数年を過ごし学び、逞し成長した子供たちが新しい世界へと羽ばたいた後は、まさに「もぬけの殻」のような静かなキャンパス丘となるがそれもつかの間、四月には元気な年少児から、もう子供ではないぞと顔に大書した大学生まで、たくさんの新入生を迎えキャンパス丘は賑やかになる。

 そんな生活を四十数年。今ではそんな寂しさと喜びの季節は良き思い出となり、昨日と変わらぬ今日、今日と変わらぬ明日の繰り返しの日々であるがふと、職を去る最後の数年この季節、放課後の学びで子供たちが一年間使ったマリンバのメンテナンスをしていたことを思い出した。

 鍵盤楽器と云われることもあるけれど基本は打楽器であるマリンバは、ピアノや管楽器のように複雑なメカニズムを持たず、ヴァイオリンやチェロのような繊細さも持たない大らかな楽器。音板とつづり紐に注意をすれば、あとは脚部分の緩みの増し締めやキャスターへの注油など、素人でもできる程度の補修ではあったけれど。

 講師が使うバスマリンバを含めて5台あったはずのマリンバたち。一年間の使用による不都合は起きていないだろうか、今も子供たちのマレットに合わせて心地よい音を響かせているだろうか。そんな心配が頭をよぎった三月、年度末である。

 と云う訳で今日の一枚は、今年はここに来ての低温続きで開花が遅れているようだが、例年であれば今日あたりから咲き始めるキャンパス丘の枝垂れ桜。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月16日に撮影した写真を5点掲載しております。すっかり春景色となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/09ed876d326b4840a693287084250f88

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#卒業 #入学 #年度末 #年度はじめ #新学期 #マリンバ #マレット #楽器のメンテナンス #別れと出会いの季節 #枝垂れ桜

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

クルマのナンバーに358が人気???

 クルマのナンバーで「358」が人気なのだそうですね。特に名古屋辺りでは希望者が多く「抽選対象希望番号」となっているのだとか。しかしですよ、福島人である郷秋<Gauche>にしてみれば、どうしてクルマのナンバーに好き好んで漬物の番号を付けるのまったく理解不能なのですが・・・
 「358」人気の理由は諸説あるようですが詳しくは下記をご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b08c725b1311eeff3a502401f590486bc76f451f

 そう、福島人にとっての358は「三五八漬け(さごはちづけ)」と云う漬物なのです(山形県、秋田県でも食べられているようですが、農林水産省のHPでは「福島の郷土料理」として紹介されております)。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/30_14_fukushima.html

 三五八漬けは漬床に塩、蒸し米、米麹をそれぞれ3:5:8の割合で使うことがその名の由来のようですが、実際の割合は1:1:1だったとする説もあるようです。何れにせよ今は売っている漬床を使うことが多いのではないでしょうか。我が実家の母も「三五八漬けの素」を買ってきて使っていたように思います。例えば、こんなものです。https://www.e-horaiya.com/product/358.html

 と云うわけですので、少なくとも福島・山形・秋田の三県でクルマのナンバーに358を希望するのは「三五八漬け(の素)」を製造販売している会社とその関係者(とごく一部の「三五八漬け」ファン)だけではないかと思われます。従いまして、358ナンバーのクルマで福島・山形・秋田に行かれる際には上記をご理解いただいた上で、それなりの覚悟を持ってお出かけになられることをお勧めいたす次第です。



*Click on the photo to see it in larger size.

 と云うわけで今日の一枚は、例によって記事本文とはなんの関係もないぺんぺん草(正式名称、ナズナ(薺・撫菜)、アブラナ科ナズナ属。別名、ぺんぺん草、三味線草、貧乏草)。ぺんぺん草の名前の由来は花の下にできる果実が、音色が「ペンペン」と表現される三味線の撥(ばち)の形に似ていることから。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月16日に撮影した写真を5点掲載しております。すっかり春景色となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/09ed876d326b4840a693287084250f88

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#クルマのナンバー #抽選対象希望番号 #358 #三五八漬け #福島の郷土料理#漬物 #ぺんぺん草 #ナズナ #薺 #アブラナ科ナズナ属

コメント ( 2 ) | Trackback (  )

十三年



*Click on the photo to see it in larger size.

 十三年目の祈りの日、祈りの時間。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月9日に撮影した写真を6点掲載しております。陽射しは暖かいのに冷たい風が吹いていた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/568408dee579dd902c1570dcc45dae12

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#東日本大震災 #巨大地震 #巨大津波 #東京電力福島第一原子力発電所 #福一 #2011.3.11 #福島県 #進まぬ廃炉

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

卒業式と山茱萸



*Click on the photo to see it in larger size.

 母校であり、そして長く勤務した大学の、入学式や卒業式が行われた体育館前に大きな山茱萸の木があった。
 卒業式は例年3月10日前後に行われるのだが、その頃にその山茱萸が満開となる。式が終わり正面の階段を下りる時、満開となった山茱萸が真正面にあるのだが、卒業生の目に入るのは別れを惜しむ級友と後輩たちの姿ばかりで山茱萸の花に気づく学生はいない。かく云う私も、その山茱萸の存在に気づいたのは卒業して暫く経った頃であったのだ。
 今年もまた卒業式の季節が巡ってきた。あの山茱萸は今年も咲いていることだろう。そして、卒業生には気付かれずとも、その控えめな花は彼らの晴れがましい姿を祝し、これからの活躍を祈ってくれているはずである。

山茱萸:さんしゅゆ。ミズキ科ミズキ属。中国原産で日本には江戸時代享保年間に朝鮮経由で渡来。別名、春黄金花。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月2日に撮影した写真を6点掲載しております。三寒四温が続く森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/41ce47dfb4312e5d91c818cdf39e92f9

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#山茱萸 #さんしゅゆ #ミズキ科ミズキ属 #中国原産 #江戸時代享保年間に渡来 #春黄金花 #牧野富太郎命名

コメント ( 0 ) | Trackback (  )
« 前ページ