大晦日

 今年も今日が限り。寝て起きれば新しい年となっている。一昨日と昨日、昨日と今日と、今日と明日は何の違いもないはずなのに。旧暦で言えば今日は12月5日。師走ではあってもありきたりの日である。それでも今日が年の区切りと思うと何故か特別の感慨もわいてくるから不思議である。

 今年一年に成したこと、それより多い成さざるあるいは成し得なかった事共。人生の残り時間は少なくなるばかりだと云うのに成したことは少なく成すことの出来なかったことは増えるばかり。もう成しえないことと諦めればよい事を諦められない潔の悪さ。不惑を過ぎても思い惑い更に天命を受け入れられず。嗚呼。

 さて、いよいよ今年もあと3時間と少々を残すばかりとなりました。この一年、勝手気ままに書き連ねてきたこのページ、そしてWebsite恩田の森を度々お訪ねくださった皆さんにお礼を申し上げます。来る年も今年同様ご来訪いただければこれ以上の幸せはありません。
最後になりましたが、新しい年が皆さんと皆さんの愛する人たちの健康が守られ、幸と実りの多いものとなりますようお祈り申し上げております。

 
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今年最後の恩田の森

 今年は仕事の都合やらなにやらで休載になることが多かった恩田Nowですが、今日、今年最後の森の様子を掲載し2008年を締めくくりました。 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

恩田Now 

 恩田の森のあちらこちらで開発が進んできています。森が少しずつ小さくなってきているのは残念ですが、それでもまだたくさんの自然が残されています。2009年もそんな恩田の森の自然をご紹介していきたいと思います。都会に残された自然をお楽しみいただければ幸いです。
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ホンダF1の存亡は、来年に持ち越し

 F1からの撤退を表明したホンダ。その後はそのF1チームを買い取り2009年開幕戦に2台のマシンを並べようと言うスポンサーが現れるかどうかが注目されていたが、どうやら結論は年明けまで持ち越しとなりそうである。

 プロドライブ代表のデビッド・リチャーズが買い取るのではないかとの噂仕切りであったが、ここ一週間はメキシコの富豪、カルロス・スリム氏買収が決まりドライバーもバトンとブルーノ・セナとのまことしやかな報道。しかし、この報道を本人が否定する段になっては年内の決着はないということになろう。

 2008年はまったく不甲斐無いシーズンとなったホンダF1ではあるが、レギュレーションが大きく変更となると同時に「ロス・ブラウン効果」が現れるであろう2009年シーズンのホンダF1には大きな期待が寄せられていたことも確かで、このチームを買収する者が現れれば、2009年の第4のチームとして表彰台をかけた争いを展開できる可能性も大いに期待できるである。

 そんなこんなで年内の決着は付かない模様ではあるけれど、新しい年にはきっと良いニュースがある、ホンダF1にとっての救世主が必ずや現れるであろう事を信じたいものである。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森にある「トトロの切り通し」。夏の間はほの暗い切り通しも、覆っている木々が葉を落とすこの時期にはまた違った表情を見せてくれます。
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2008年もニコンか?!

 BNCランキングが2008年のDSLR(デジタル方式一眼レフ)の売れ筋Top20を発表した(正確には2008年年1月1日~12月21日の集計。また、レフレックス型ではないがレンズ交換式一眼のパナソニック Lumix G1を含む。詳細はこちらを参照)。

 メーカー毎に集計してみると、ニコン(Nikon)が39.0%でトップ。次いでキヤノンが38.0%。3位はソニーで8.5%、4位は3.8%でオリンパス、5位はHOYA(PENTAX)で1.6%、6位には本年終盤にG1を登場させたパナソニックで1.4%となっている。ニコンとキヤノンの差はわずかに1%。また、ソニーの3位躍進は注目に値するだろう。

注:売り上げトップ20以外の機種は除外されているため合計は92.3%となっている。ランク外のモデルも持っているオリンパス、HOYA(PENTAX)、パナソニックは最終的な数字が微妙に変わってくることがある。また、ニコンとキヤノンもランク外のモデルのシェアによっては順位逆転の可能性もなくはない)

 ニコンとキヤノンの二強でDSLR市場の77%を占め、下位6メーカーのシェアは合わせても15.3%という構図は2007年と大きくは変わらない。

 2007年はニコンが43.8%のシェアを獲得し、常勝キヤノン(40.0%)を下した。2008年はシェア1位の座を死守したいニコンと何としても奪還したキヤノンの壮絶な争いとなった訳だが、10日を残しての判定では、どうやらニコンが僅差でその座を守ることになりそうである。そうは云っても、2008年F1のように最終戦の最終コーナーで勝者が変わるなんてことがあるから油断は出来ないけどね。

2007年のDSLRのメーカー別シェアについてはこちらをご覧ください。


 ニコンの2年連続DSLRトップシェア獲得に3.3%分貢献したD300。登場後はD700の方が売れていたようだが、年間を通すとD300の3.3%に対してD700は1.0%と水を開けられる結果となった。
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サクラか演出か

 マクドナルドが日本初登場の「クォーターパウンダー」発売に際して開設した東京・渋谷の臨時店舗2店および大阪・御堂筋の店舗で、アルバイトを動員し行列を演出していたことが報道されている。

 「サクラ」ではないかとの問いに対しては「あくまで店を盛り上げるイベント手法の一種で、サクラとの認識はない」としている同社だが、「演出」のために動員したアルバイトが購入した分も含めて「御堂筋周防町店(大阪市中央区)の初日の売上高が1002万円になった。1日の店舗売上高としては、昭和60年1月1日に鎌倉店が記録した742万円を抜いて過去最高となった」と発表するに至っては、「演出」の域を出た「インチキ」との謗りを免れることは出来ないだろう。

 子供たちが小さかった頃には日曜の朝にはせがまれてマクドナルドに通った郷秋<Gauche>ではあるが、近頃はトンと縁がない。たまには食べてみたいと思うこともないわけではないが、仙台や佐世保にあると云われる伝統的かつ本格的なハンバーガーならいざ知らず、大手チェーンのハンバーガーを、行列してまで食べようとは思わない。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、あかねの森の「落ち椿」ならぬ「散り山茶花」。
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GX200のファームウェアを更新してみた


 今年は新しいカメラを買ったつもりはないんだけれど、2日前にポチっとクリックしたら、何故かクロネコサンタさんが持って来ちゃったりして。せっかく持ってきてくれた物を返すのもなんなので頂いた訳ですよ(^^)。で、早速ファームウェアのバージョンを調べると1.14なのですが、リコーのWebsiteによれば最新のバージョンは1.20なんですね。

 6月に発売になったRICOHのGX200ですが、ファームウェアが7月、9月に1.10、1.14と更新され、12月には最新の1.20が出ているんです。DSLR(デジタル方式一眼レフ)の場合には新しい機能が追加されることが多いけれど、コンパクトタイプの場合は不具合の修正が多いようです。

 なぜGX200かと云うと、ワイド側が24mm(35mm換算、以下同じ)からの3倍ズームであること。いかにもプロっぽい感じのGRⅡは28mmの単焦点であることから候補から脱落。で、GRⅡのズームレンズ版的なGX200となった次第。その他、露出補正がワンタッチで出来ること、絞り優先AEが使える魅力は大きかったな。

 RAW撮影は実際には使わないと思うけれど、レンズ先端から1cmまで寄れるマクロ撮影、電子式水準器なんかは実際の使い勝手を考えるとすごく便利そうだ。ちなみに郷秋<Gauche>のGX200はEVF(電子ビューファインダー)付きではない。あれが付いていると何だか仰々しい感じだし、ファインダーをのぞいて撮りたい時にはD40xを使えばいい訳だからね。と云うわけで、新しいお出かけカメラ、GX200のお話しでございました。
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一台買うと、もう一台付いてきます

 スバル・アウトバックを1台買うとインプレッサが1台付いてきます。って、日本じゃなくてアメリカでの話しだけれど。クルマが売れないアメリカではこんな荒(新)手まで登場しているらしい。

 スバル・アウトバックは日本で云うところのレガシィ・アウトバックなんだろう。そのアウトバックの新車を購入もしくはリース契約すると(アメリカでは個人でもリース契約するのが普通らしい)、2年間1ドルでリースできるインプレッサが1台付いてくるサービスが登場した事をwebCGが報じている。

 日本でもモバイル用の通信回線を同時に申し込むと流行のミニノートPCが100円で買えたりするし、古くは10円ケータイなんてものあるけど、それのクルマ版の登場となると、やっぱりちょっと驚く。

 インプレッサに話を戻すと、100円のリース期間が終わるとその時点で車両を返却するか通常のリース料契約を継続することになるんだろうな。インプレッサが200万だったとするとその時点での残存価格が120万。差額の80万円を負担してでもクルマを売りたいと言うことなんだろうな。果たしてそれで利益が出るのかどうか判らないけど。

 日本では自家用車のリースは一般的ではないから同じパターンのサービスが登場するとは思えないけれど、例えばホンダの新型アコードを1台買うと同じくモデルチェンジしたばかりのライフが1台付いてくるなんてのも登場しないとも限らないな。それが無理でも最初の車検までの整備点検が無料で付いてくるサービスは大いに有り得るかな?


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、恩田の森の残り柿。
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D40は名機か?

 Nikon(ニコン)のDSLR(デジタル方式一眼レフ)、D40が売れているらしい。BNCランキングによれば、12月15日から21日までの1週間の集計では、キヤノンのEOS Kiss X2を抑えてシェアNo1である。たしかその前の週はEOS Kiss X2がトップだったが、更にもう一週前はD40がトップだったはず。

 D40の最大のウリは素直に一眼レフらしい形と軽量コンパクトでありながら小さ過ぎずに手に良く馴染むこと。カタログに書かれた大きさや重さではなく、実際に手に持って「馴染む」かどうかは、カメラにとって実は大切なことなのである。

 考えてもみれば、いまどき600万画素で手振れ補正機構もローパスフィルターのゴミ採りも付いていないって、すごく「ローテク」なわけだけれど、実はASP-Cの撮像体で600万画素というのがミソなんだな。

 むやみに画素数を増やすよりも一つひとつの素子が大きい、つまり一つの素子が受ける光の量が多い方がノイズが少ないんだ。だからやたらに画素を増やしたカメラと比べても、ISOを上げて撮影したときなどはノイズが少なくて綺麗なほど。そもそも600万画素あれば四つ切までのプリントなら全然問題ないしね。

 もう一つのD40のウリ、そして実は最大のウリが18-55mm F3.5-5.6の標準ズーム付きで42,900円(BNC推定の市場価格)という低価格だ。価格.comで調べてみると34,735円などという、(その店で買うかどうかは別にしても)とんでもない価格まで出てくる。そのくらい安いのである。

 しかしだ、D40って、2006年12月の発売だからもう2年も前のモデル。陳腐化のスピードの速いデジタルカメラにおいては「一年一昔」と言われている。それからすると、もうふた昔も前のモデルと言うことになるのにいまだにトップセールスを記録し続けているって、ひょっとするとD40は名機なのかも知れないな。

 ちなみにD40の発売3ヶ月後に登場した上位機種D40xは、更に11ヶ月後に登場したD60にその座を引き継いで消滅したが、D40x登場と共に姿を消すかと思ったD40がどっこい生き残りDSLRのトップシェアを獲得しているって、やっぱりたいしたものである。


 名機、D40。ではなくその上位機種として誕生したけれど、結局はD40よりも先に姿を消してしまったD40x。エンブレムの「X」の文字以外に外観上の違いはない、はず。
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Merry Christmas !



闇の中を歩む民は、大いなる光を見、死の陰の地に住む者の上に、
分け合って楽しむように。彼らの負う軛、肩を打つ杖、虐げる者の
鞭をあなたはミディアンの日のように折ってくださった。
地を踏み鳴らした兵士の靴、血にまみれた軍服はことごとく火に
投げ込まれ、焼き尽くされた。

ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と
唱えられる。

<旧約聖書 イザヤ書 第9章1-5節、新共同訳による>
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ヴィニュロンズ・リザーブ メルロー2006

 二週間ほど前に ヴィラデストからヴィニュロンズリザーブ メルロー2006が届いた。ヴィラデストについては今年の6月12日にも少し書いているが、そのヴィラデストからワインが届いたのである。2本くらい届くのかと思ったけれど、届いたのは残念ながら1本であった。

 苗木会員になったのはもう5、6年前のことだろうか。そのときに植えられた苗木が大きくなって実を結びワインになって郷秋<Gauche>の手元に届いたのである。いつか自分の名札の付いた葡萄の木を見に行きたいものだと思いながらその機会がないまま時間ばかりが過ぎてしまったが、その間に葡萄の木も随分と大きくなったことだろう。

 同封されていた文書には「3~4年も寝かせておくとさらに成長を示すものと思われますが、なにかと気分の塞ぐ話題の多い昨今、クリスマス、また新年と続く集いの食卓で、前途に希望を託してその若さを愛でるのも一興かもしれませ」とあった。悩むところだが、とりあえずは冷蔵庫の野菜室の一番下に寝せておくことにしよう。


ラベルは勿論、玉村氏のイラスト。
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乗り物三題

その一(ヒコーキ)
 A380の導入を検討していたANAが、導入を断念した模様。もっともANAが本気でA380を考えていたかどうかは怪しいところ。急激な景気後退から旅客数も減少しており、A380の500~800という座席を埋めきれないという判断だが、これは賢明と云うところだろう。

 郷秋<Gauche>は納入が遅れているボーイング787との駆け引きから登場したA380ではないかといささか穿ち過ぎの事を書いたが、いずれにしてもその787の納入も大幅に遅れ、早くとも2010年第1四半期以降になる見込みで、ANAにとっては踏んだりけったりと云うところだな。

  郷秋<Gauche>が書いたANAとA380関連記事
  政府がMRJを10機調達(2008年10月18日)
  ANAがA380を購入か(2008年7月4日)

その二(列車)
 JRグループは、ブルートレインの愛称で親しまれている寝台特急のうち「はやぶさ」(東京-熊本)と「富士」(東京-大分)の運行を来年3月で打ち切ることを発表。今回の廃止対象は東京駅発着のもで、残るは上野-札幌間の「北斗星」、大阪-青森間の「日本海」など4本のみとなる。 

 「早割り」など格安の航空券が入手できればわずか1時間半、1万5千円程度で行けるところに12時間と倍以上の費用(豪華な食事代を入れれば3倍?)をかけて出かけるのは既にいまどきのスタイルに合わないということなのだろ。郷秋<Gauche>としてはいつか乗ってみたいと思っているブルートレイン、郷秋<Gauche>が乗るまでは無くならないで欲しいものである。

その三(クルマ)
 トヨタとその傘下に入ったスバル(富士重工業)が水平対向エンジンを搭載した小型スポーツカーを共同で開発し双方のブランドで発売予定であったが、急激な業績悪化によりこの計画を中止。スバルとしては製造を取りやめる軽自動車の穴埋め的な要素もあったはずなので、痛手だろうな。もっともWRCを撤退するほどだから台数を期待できないカテゴリの開発見直しは止むを得ないところか。

 その数日前にはホンダが弩級スポーツカー、次期NSXの開発中止を発表している。F1撤退に続くイメージリーダーの開発中止だ。次期NSXはすでにニュルブルクリンクのオールドコースで走行テストが始まるなど開発もかなり進んでいたようだから、エンジニアもさぞかし口惜しいことだろ。

 ヒコーキもブルートレインもクルマも、何だか寂しいニュースばかり。いずれも急激な景気後退の影響だが(ブルートレインは別な要素もあるか)まったく残念な話だ。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、春の花なのに師走のうちに咲き出した、横浜市の「名木・古木」にも指定されている恩田の森の山王神社の藪椿(やぶつばき)。以前に「山王神社」が正しい名称なのかどうか調査すると書いたけれど、いまだ判明しないまま。青葉区内の「名木・古木」を紹介する区のHPのリストには「恩田町2378 / 山王神社 / ヤブツバキ / 推定樹齢360年 / 2本」と掲載されている。
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ポラロイドが破産

 米・ポラロイド社が米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻(「はたん」と読む。「はじょう」ではない。郷秋<Gauche>の独り言のご常連には余計なお世話かとは思ったが、為念)したことが報じられた。直接的にはリーマンブラザーズの破綻に端を発した経済危機がついにカメラ・写真業界にも波及したということである。

 現在のカメラ・写真業界を世界的に見れば、それはまさしく日本を中心とした業界である。ニコン、キヤノン、オリンパス、ペンタックス(HOYA)、ソニー、富士フイルム。ご存知の通りどれもこれも日本のメーカーです。フィルムを除いては40年前からそうなんだけどね。及んで来ないといいけれど・・・。

 それにしてもポラロイド、つい先ごろにはインクの要らないモバイルプリンターを発売し、もう少しバッテリーの持ちがよければ郷秋<Gauche>も一つ買ってみようと思っていた矢先のこと。でもわからないのは米・ポラロイド社は「今後は裁判所の監督下で経営再建を目指しながら、日常業務は継続する」とコメントしていること。じゃあ、破産って何なのだろ。ちなみに日本法人もこれまで通り業務を行うとのこと。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、春の花、母子草(ははこぐさ)。恩田の森の日当たりの良い南斜面ではもう咲き出していました。
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森は冬枯れ

 12月5日にかつらの森の雑木林で上を見上げた写真を掲載しましたが、今日はその半月後の様子です。道理で雑木林の中が明るくなったわけです。まだ必至で枝にしがみ付いている枯葉が多少残ってはいますが、これも時間の問題でしょうね。

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郷秋<Gauche>の休日

 久々の休日です。まったく休みがなかったわけではないのですが、休みの日に限って雨だったり野暮用があったりでゆっくり散歩をすることが出来ませんでした。そんなわけで、今日は久しぶりに森を歩くことが出来ました。

 春から秋にかけては途中のコンビニエンスストアで昼食を買ってくるのですが、冬になるとやはり暖かいものが食べたくなります。時には冷たい風の吹き荒ぶ中での昼食となりますのでなおさらです。と云うわけで、携帯ガスコンロの登場と相成りました。

 山登りやキャンプがお好きな方にはポピュラーな道具ですが、郷秋<Gauche>のようなちょっとした散歩のお供にも便利なのが携帯ガスコンロ。昨年の1月に詳しく書いていますので興味をもたれた方はこちらをご覧ください。

 そうそう、いつも昼食と食べる「風の広場」のテーブルとベンチが新しくなっていました。「成瀬の尾根を守る会」の皆さんの労作のようです。いつも便利に利用させていただいております。感謝です!


 ちなみに右手前の細い棒のようなものは、箸。この冬初めてのことでしたので箸を忘れてきてしまい、その辺りに落ちていた小枝を削って作ったものです。

☆☆☆

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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どうなる、2009年のモータースポーツ

 スバルよ、お前もか。3日前にスズキのWRC撤退と共にスバルが「休止」を含めた検討をしていることを書いた。そのスバルがやはりと云うべきか、撤退を決定したことは新聞等でも既に報道されている通り。WRCに残るはシトローエンとフォードのみ。そのフォードも果たして2009年の参戦が可能なのかどうか。もしフォードが撤退すればマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップは成り立たないではないか。

 業績悪化を理由にホンダはいち早くF1撤退を決めたが、その後も更なる減産と売り上げの下方修正、更には営業赤字になることが報道されている。今や世界の勇たるトヨタは2009年もF1を継続すると公言しているが、同時に2008年度下半期は1000億円規模の営業赤字になる見通しを明らかにしている。世界各地で売れないだけではなく、1ドル87円じゃぁ売るたびに赤字が大きくなんじゃないかと思えるほど。

 どちらが「主」であるかは別にしても、市販車が売れてこそF1やWRCと云ったモータースポーツに参戦できるわけだ。これはフェラーリもホンダもトヨタも同じはず。営業赤字を覚悟したホンダがいち早くF1撤退を決めたのに、トヨタの対応はどうだ。これが「トヨタ銀行」とまで云われるトヨタの底力なのか、はたまたCEOの判断の誤りなのかは1年年後に判明することだろ。

 日産だってホンダやトヨタ同様苦しいわけだ。じゃあルノーはどうなんだ。レノボに逃げられたウィリアムズは、アメリカでは高価格車ほど大きな影響を受けているわけで、それじゃメルセデスやBMWはどうなんだと考えら出せば切がない。かと云って、ウィリアムズが主張する3カーエントリーも、それがチャンピョンシップ対象外だとなると、何だか面白くなさそうだ。

 F1もWRCも2009年最初のレース(ラリー)まで、いったい何チーム(メーカー)、何台が参戦することになるのか、まったく読めないのが来年のモータースポーツ界だな。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、もはや季節外れとも言える、横浜は青葉区の紅葉。
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