暮れてゆく2011年

 

日本人にとって長く語り継がれることになるだろ2011年も間もなく終わりを迎えようとしている。たくさんの悲しみと怒り、そして救いと喜び。余りにも多くの事があった2011年が過ぎてゆこうとしている。

 

忘れたい2011年。忘れられない2011年。忘れてはならない2011年。

 

いろいろな思いがあっても、それでも2011年は過ぎて行き、新しい年、2012年がやって来る。2011年に頂いたたくさんの救いと喜びに感謝。そして2012年が希望の年となることを祈りたい。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、母校である郡山市立開成小学校の校庭に立つ郷秋<Gauche>(の後ろ姿)。郷秋<Gauche>が通った当時は校舎も体育館も木造だった。昔の面影を残すものは何もないが、勿論郷秋<Gauche>だって小学生ではない訳で、良くも悪くもそれが時の流れと云うものである。

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一番売れた一眼レフは・・・

 2011年、日本市場で一番売れたDSLR(デジタル方式一眼レフ)はNikon(ニコン)のD3100だった模様。D3100は、実は結構売れていたんだ。

 

BCNランキングが発表した、2011年のデジタル一眼の販売台数ランキングによると、1位がD3100、シェア9.7%でトップ。でも、めでたし目出度しとはいかないのは、2位にシェア8.3%のキヤノンのEOS kiss X43位に8.0%の同X5が控えているから。X4X5を合わせると16.3%で、D31009.7%を大きく上回ることになるからのだ。

 

それではD3100に援軍はないのかと云う事になるが、シェア4.7% 7位のD700094.1%D90104.0%D5100がランクされており、これを合わせると16.8%になるが、キヤノンにだって5位に5.2%60Dが控えており、これを加えると21.6%となり、やっぱりニコンは逆転されてしまうのである。

 

一方、ミラーレス一眼の上位10番までを見ると、オリンパスが4機種合計31.3%1位、つづいてソニーが4機種で26.6%3位がパナソニックで2機種で21.3%。ただしパナソニックはGF214.9%のシェアを獲得し、機種別の1位を獲得しており、まさに三つ巴の様相だ。この争いには販売開始時期が遅かったニコン1が加わっていないが、既に価格もこなれてきていることから、2012年前半のベスト10圏内にニコン1が登場する可能性も十分にあるのでこれからの動きが楽しみである。

 

注:「2011年の」と書いたが、正確には11日から1220日までの間のデータである。詳しくはBCNランキングのページをご覧あれ(Click here)。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今朝の山茶花。今朝目を覚ましたら外はうっすらと雪化粧。道理で寒いわけだ。

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故郷の山並み

郷秋<Gauche>が子供の頃には家の外に出るとすぐに見えた奥羽山脈南端の山並みが、今ではすっかり見えなくなってしまいました。国道4号線のバイパスができ、片側二車線の新しい道路が西に延び、スーパーマーケットやらユニクロやら携帯電話の店やらが立ち並んでいます。

 

かつては実家のある辺りが郡山の街の西端であったものが、宅地が更に西側に広がり、西側2km程の所にある大槻町とつながってしまったようです。その結果、実家の辺りからは山並みが見えなくなってしまったのです。帰るたびに寂れて行く故郷を見るのは辛いかもれないけれど、犬と一緒に駆け回った田んぼが、帰るたびに少なくなっていくのは、それはそれで寂しいものです。まっ、生活する上では便利になってはいるのですが。

 

 

と云う訳で、今日の一枚は、結局2kmも西に歩いてようやく見えてきた田んぼと奥羽山脈南端の山並み。この山の向こう側に猪苗代湖があります。その湖岸まで郡山市が続いているのですが、郡山市街地とは違い、冬の間はずっと雪に覆われる、会津地方となります。

追記:「出身地」の定義は結構曖昧なものかも知れません。出生地と云えば、生まれた場所ですからこれは特定できますが、出身地と出生地は違う。出身地と故郷もまた、微妙に異なる場合もあるでしょうね。郷秋<Gauche>の出生地は福島県白河市。小学校3年まで白河で過ごし、郡山市に転居しています。Facebookのプロフィールにも出身地は郡山市としていますが、白河か郡山か迷った末、実家があり帰省する場所として郡山市とした次第です。

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COOLPIXがやたらに安い

タイ工場の水害で生産できないために、年末商戦で売るべきDSLR(デジタル方式一眼レフ)が無いニコンなのだが、COOLPIX1(ワン)は中国工場での生産だから物はある。そのCOOLPIX、は、ともと利幅が少ないコンパクトタイプデジタルカメラ(所謂「コンデジ」)なのに、この頃何故かえらく安く売っている。ちょっと前まで4万円近くしていたS10025千円、S82002万円、2万円以上はしていたS620012,400円と、「もってけ、泥棒!」状態。どうしちゃったんだろうね。(価格はいずれも郷秋<Gauche>調べ。ポイントシステム実施店では、実質更に10%安)

 

商品がなくて利益も出ないしシェアも取れないDSLRを諦めて、利益は出ないけれど、コンパクトのシェアで勝負に出なのかな、ニコン。でもね、ニコンにはあんまり安売りして欲しくないんだよね。だって、ニコンはホントに写真とカメラをわかっている人に買って欲しいブランド。少々高くても良いカメラで、良い写真を撮りたい、そんな人に買ってもらいたいのがニコンのカメラ。ニコンが、「安いから買う」カメラに成り下がってしまったら、たとえ「コンデジ」でも、寂しいよね。

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、そろそろ従兄弟の椿と交代をしようかと云う、恩田の森の山茶花。

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寄生虫

寄生虫。いや、違う。帰省中。郷秋<Gauche>は只今帰省中。と云うよりは、実家の年末大掃除のために出張中と云う感じだな。もっとも仕事は明日からだけど。

 

それにしても郡山は寒い。首都圏からたった200km北にあるだけなのに、ここ数日の横浜と比べると、最低気温は34度低く、最高気温は67度も低い。今日一日の平均気温がちょうど零度と云う感じ。夏場は最高気温も最低気温も横浜とほとんど変わらないのに、冬場はとにかく寒い。家の構造は首都圏と同じなのに、暖房器具はコタツと石油ストーブだから、茶の間はともかく、廊下やトイレ、洗面所や風呂場はめちゃくちゃ寒い。冬場に脳溢血で亡くなる方が増えるのも頷ける。

 

と云う訳で、新幹線から郡山駅のプラットホームの降り立つと、冷たい空気にさらされて耳が痛くなる、バッグを持つ手も冷たくなる。そこで郷秋<Gauche>は取りあえず手袋を買うことにした。手袋なんて既に三つも持っているのに、四つ目に「ただ」の手袋を買うのは癪に障るので、郷秋<Gauche>は、その昔に西武百貨店が入っていたビルに移転したばかりのヨドバシカメラに向かったのだが、どうしてヨドバシで手袋をと訝る方もおられることだろうな。

 

 

 

で、買ったのがこれ。カメラバッグで有名なLowepro(ロープロ)の写真撮影専用の手袋。上の写真は、左手だが、右手用も同様に人差し指と親指先が、何というんだろうね、つまり手袋の指先部分がめくれて指が出るようになっている。こうすることで、人差し指でシャッターボタンを押す、親指でカメラボディのダイヤルを回す操作が実にスムーズかつ確実にできるようになる訳だ。めくった指先部分はブラブラしないようにグイッと折り曲げて甲側にマジックテープでくっつけられるようになっている。写真撮影「専用」と書いたけれど、親指と人差し指の先がめくれるのと、手の平部分に滑り止めのボツボツが付いている以外は普通の手袋だから、勿論フツーに手袋として使用できる、便利な手袋なのである。冬場の撮影で難儀されていた方には、お勧めの手袋です(^^)

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ミラーレスはやっぱり売れている

Gfkマーケティング ジャパンが22日に発表したレポートによると、レンズ交換型デジタルカメラに占めるミラーレス一眼の割合は、昨年11月の28%から本年11月には38%まで上昇した模様。その内訳は、家電量販店では40%となる一方、カメラ専門店では31%にとどまり、所謂カメラマニアが数字を引き下げている感があるが、それでも1年前と比較すると11%上昇しており、カメラマニアがメインの一眼レフの他に、サブとしてミラーレスを買っている様子がうかがえる。ちなみにそれ以外のユーザーは、コンパクトタイプデジタルカメラ(所謂「コンデジ」)からの買い替えと思われる。詳しくはGfk社のレポートをご覧頂きたい(Click here)。

 

ちなみに、このレポートの注釈に、「レンズ交換式カメラのうち、カメラボディ内部にレフ板がないモデルを文中ミラーレス一眼と表記」(下線は郷秋<Gauche>が付加)とあるが、「レフ板」とは、撮影の時に(主として)太陽光を反射させて補助光とするための板である。小さなものでも直径30cm、大きなものになると1.5mほどにもなるから、これをカメラ内部に入れるのは不可能。「レフ板」ではなく、「レフレックス機構」あるいは「ミラー」としなければならない所を、間違ったものである。ミラーレス一眼が出たばかりの頃には、ミラーレス一眼レフと書いていた、自称「デジタルグッズ評論家」がいたりしたものだけれど、用語を正しく理解していなかったり、基本的な構造を理解していないことから起こる誤りである。

 

 

と云う訳で、今日の一枚は、郷秋<Gauche>愛用のミラーレス一眼、OLYMPUS E-P2。もともとはブラックボディだったが、Pen着せ替えサービスを利用して上下のカバーをシルバーに交換したため、クラシカルな趣となっている。レンズ鏡胴外寸とほぼ同径のメタルフードを装着した17mm F2.8EV-2、純正の斜め掛けも可能な長めの革製ストラップをつけたのが、最近お気に入りのスタイルである。

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ホンダがF1復帰?

 2013年にホンダがF1に帰って来ると云う噂が、立ては消えを繰り返している。それはそうだろ。1980年代後半、V6ターボエンジンでF1界を席巻したホンダである。その名はRA1681.5L V6を各バンクに一つずつ装着されたターボで過給。本選では1000馬力と云われたが、予選での最大出力は1500馬力であったとも云われている。このRA168を搭載したマクラーレンMP4/416戦中15回のPPと、同じく15回の優勝と云う圧倒的な強さを誇ったのである。

 

そんな史上最強のエンジンを作ったホンダであるから、2013年以降のエンジンレギュレーションが直6 1.6Lターボと決まった直後から、ホンダがF1に帰って来るのではないかと云う噂が絶えないのである。しかしだ、考えてもみれば、それは噂ではなく「期待」なんだろうな。圧倒的な強さを誇るホンダエンジンがF1のサーキットに帰ってきてほしいと云う。

 

だがしかし、事はそう簡単ではないのだ。1980年当時は、トータルパッケージと云うような考え方は主流ではなく、強力なエンジンさえ手に入れれば優勝することが出来ると云う、判り易い時代であったのだ。その後、ターボエンジンが禁止さると同時にマシンの空力性能、更には空力を中心としたトータルバランスに優れたクルマでなければ、いかに強力なエンジンを搭載しても勝つことはできない時代へと変遷し、この流れは現在まで続いている。そして急速な石化燃料離れの動きだ。

 

ホンダがF1に帰って来るならば、それは郷秋<Gauche>だって嬉しい。郷秋<Gauche>だけではなく世界中のF1ファンがホンダのカムバックを願っているから、ホンダに、あるいはマクラーレンに否定されても、それでもしつこく何度でもホンダのF1復帰が話題になるのである。小排気量エンジンをターボで過給する方法は、VW各車をはじめ、多くの市販車で既に一般的となっているが、ハイパワーと省エネルギーを両立させる技術は既に次のステップに移ろうとしている。だから、ホンダが技術的には既に旧態然としたターボ過給の小排気量エンジンでF1に帰って来るとは、郷秋<Gauche>には思えないのだ。

 

もしホンダが帰って来るとすれば、それはハイプリッドや純バッテリー式、あるいは燃料電池によるモーター駆動など更に先を見据えたレギュレーションのレースだろうな。しかし現状ではそんなレギュレーションのレースはないから、ホンダは当分レーストラックには帰ってこない。なんならFIAと決別し、ホンダ主導で石化燃料使用が半分以下、あるいはまったく使わない、単座オープンホールのレースカテゴリを作ったらいいんじゃないかと郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、あかねの森南麓の山茶花。さすがに山茶花も終盤、椿にバトンタッチの時季が来たようです。

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恩田の森、更新

 お待たせいたしました。本日、恩田の森で撮影しました写真をこちらに掲載たしましたので、ぜひご覧ください。
恩田の森Now 

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Buon Natale !

今日ダビデの町で、
あなたがたのために救い主がお生まれになった。
この方こそ主メシアである。

Buon Natale !

 <新約聖書 ルカによる福音書 第2章11節、新共同訳による>

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オリンパスがバリアングルモニタの特許を出願中

えがみさんのblogエンジニアの嗜みで、OLYMPUS(オリンパス)が可動範囲の大きなバリアングルモニタの特許を出願中であることが掲載されていた(see here)。

 

動画撮影機能が充実してきた近頃のデジタルカメラだが、その形はあくまでもスティルカメラのまま。スティルカメラに相応しい形があるならば、当然のこととして動画撮影用のカメラ、つまりビデオカメラにはそれに相応しい形がある。ご存じの「デジカメ」と「ビデオカメラ」の形の違いである。

 

技術的には、ビデオカメラがその一コマを記録しスティルカメラと同様の働きをする方が、スティルカメラに動画撮影の機能を付加するよりも簡単なはずであるが、実際には用いているイメージセンサーの大きさ、プリントかディスプレイ(もしくは投影スクリーン)かと云う最終的な鑑賞方法の違いから、ビデオカメラがスティルカメラに近づくのではなく、スティルカメラがビデオカメラとしての機能を充実させてくることになったのは周知の通り。

 

スティルカメラの動画機能の充実は甚だしく、既にスティルカメラの動画機能で撮影された番組がTVで放送されるまでになっているが、カメラの形は相変わらずスティル写真に最適化されたままである。この形のままでは動画撮影の際には著しく不都合であるために、実際には各種のアタッチメントを装着して、所謂TVカメラのような操作性に設えて撮影しているのが現状である。

 

これでは素人が気軽に本格的な動画撮影とはいかない訳である。ここに来てより動画撮影を意識した電動ズームレンズが登場するなどしているが、カメラのホールドとモニタの位置関係がスティルカメラのままではいかにも使い勝手が悪い。

 

そこで登場するのが件のバリアングルモニタであるが、リンク先の画像をご覧いただくと、二軸で回転するモニタに、更にレスレックスファインダーユニットを装着するなどして、多様なモニタリングが出来る仕掛けであることが良くわかる。成る程良く考えられているのだが、これが2011年のオリジナルアイディアなのかと云えば、実はそうではないのである。こちらをご覧いただきたい

 

えがみさんのblogに掲載されている5枚目の「Reflex-finder」と1969年試作のMシステムカメラユニット、そっくりだと思いませんか。42年前に考えられたシステムが、デジタル時代に甦るかも知れないわけですが、オリンパスはこれ程先進的な技術をもった企業であった訳ですね。昨今、経営上の問題で新聞紙上を賑わしてはおりますが、こういうちゃんとした技術を持ったオリンパスですから、是非とも立ち直ってもらい、カメラ界に対して常に新しい提案と挑戦して欲しいものだと、郷秋<Gauche>は思う訳です。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、冬空をバックにした白木蓮の大樹。すっかり葉を落とした裸木だが、大きな写真で枝先を良く見ていただきたい。冬本番を前にして、既に大きく膨らんだ花芽をたくさん付けているのがお分かり頂けることだろう。

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D4は1月、D800は2月に発表

今月19日にNikon Rumorsに掲載された情報によれば、D416日に発表されると云う(see here)。新年早々の、しかも週末の発表とは珍しいことだが、翌週から始まるPMAで展示されるのに先立っての発表と云うことだろうか。

 

D4よりも早く発表されるだろうと思われていたD800D4から一カ月遅れて発表となる模様。こちらは29日から横浜で開催されるCP+に合わせての発表と云う事になるだろうか。遅れに遅れているD800の発表だが、Nikon Rumorsに、横からの写真が掲載(see here)されるなど、こちらもさすがに発表が近づいて来ているような感じである。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、霜柱。これは先週日曜日に撮ったものだが、このところ寒い日が続いているから、畑や畔では毎朝出来ているに違いない。大学一年の時、沖縄から来た学友が初めて見る霜柱を面白がり、子どものように楽しそうに踏みつけていたのを思い出す。

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24時間で変わる

昨日の朝に発見した白い箱ね、あれは魔法の箱だったよ。今となれば一昨日の夜の事だけれど、相模大野で開かれた忘年会の帰り道、町田のヨドバシに寄ったのは覚えている。プリンターなんかをちらちら見た覚えはあるけれど、特に何かを買った記憶はないから、あの白い箱は、この一年、お利口さんだった郷秋<Gauche>に、サンタさんも持ってきてくれたクリスマスプレゼントだと思うよ(黒い小さなレジ袋が部屋の片隅に落ちていたのは何かの「手違い」だと思う)。

 

郷秋<Gauche>は生まれてこの方、音楽はコンサートホールやライブハウスで聴くもの、あるいは丸い物、最初の25年は直径30cmの黒い物を、後の25年は12cmの銀盤をクルクル回して聞くものだと信じていたし、一昨々日まではそうしていた。でも、その思いと習慣は、昨朝からわずか24時間で完全に変わってしまった。

 

「シリコンチップ・プレイヤー」が本格的な普及期に入ったのは5年「も」前のことだから、「今頃何を云っているのかね」と思われても当然なのだが、正直、郷秋<Gauche>は驚いたのだよ。まさに「目からウロコ」であった。エディターを使いながらも、時に直接HTMLを書いてホームページを作っていた郷秋<Gauche>が、blogに移行した時とまったく同じである。最初は半信半疑であったけれど、あっという間に後戻りできない状態となったのだ。それでもblogの時には1週間かかったけれど、今回は僅か24時間!

 

しかし、音楽を「物」として、つまり、録音された媒体(CD)と曲目や演奏者についての解説や写真をコンパクトにまとめたライナーノーツ兼ジャケット写真をプラスティックケースに収めた「総合芸術」としてのパッケージを購入すると云う行為は、今しばらくは変わらないような気がする。

 

 LPからCDに変った時、その「ジャケ写」の小ささを嘆いた郷秋<Gauche>ではあるが、今となってはそのCDでさえも立派なパッケージ、買ったと云う満足感を与えてくれる「物」であると云わざるを得ない。給料は、金額の「データ」が送られて来るだけで、働いた対価としての「物」、つまり紙幣(現金)を直接受け取ったことのない世代には、この感覚は理解してもらえないかも知れないな。

 

 

今日の一枚は、郷秋<Gauche>が初めて手に入れたCDプレイヤー、ソニーのDiskman D-100と、一昨々日、サンタさんが持ってきてくれたiPod nano。しかしD-100、郷秋<Gauche>は世界初のポータブル・トランジスタテレビ、同じくソニーのTV8-301に勝るとも劣らないGood Designだと思うのだ、いかがだろうか。

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何だろう・・・

 今朝、郷秋<Gauche>のデスクの上に、見慣れない、白い小さな箱が置いてあった。何だろう・・・。

 

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「ラジオライフDX」創刊

三才ブックスから「ラジオライフDX」創刊とのニュース。

 

懐かしいだけじゃない! 受信&アマチュア無線の“いま”を伝える電波系マガジン創刊。ベテラン読者さんには往年の雰囲気を味わってもらい、若手の読者さんには逆に新鮮に映る。出戻り組も大歓迎の電波系マニアが待っていた1冊。

 

だ、そうだ。携帯電話とインターネットの普及であっという間に廃れ、過去のものとなってしまったアマチュア無線ですが、こういう雑誌(年4回発行。ムック形式か)が創刊されると云う事は、かつてKing of Hobbyと云われたアマチュア無線に復活の兆しがあると云う事なのだろうか。

 

19951月に発生した阪神・淡路大震災の際には固定電話回線が大きな被害を受けて使用不能となったのに対して、本格的普及期に入ったばかりの携帯電話がその存在感を大いにアピールし、その後の防災関連会議では、携帯電話による連絡網作りが盛んに議論されたりもしたが、郷秋<Gauche>は、携帯電話は利用者が少ない普及期であったから有効に機能しただけで、「一億総携帯電話時代には回線がパンクする」と、その手の会議に出席した時には主張していた。

 

案の定、3.11大震災では基地局施設が被害にあった地域以外でも、通信が集中したために電話がかかりにくい状態が長期間続いた(郷秋<Gauche>が愛用するPHSはその特性から比較的つながり易い状態が維持された)。3.11では大きく報道されたものを見かけなかったような気がするのだが、こういう災害の時に活躍するのがアマチュア無線なのである。

 

持ち運びが可能でバッテリー稼働可能な機器が多い事(車載状態の物も多い)こと、アンテナなどの設備が比較的簡易で壊れても修理が簡単、ちょっとした知識があれば、その辺りに転がっている針金で自作することも可能なことなどから、もっとも災害に強い通信方法(形態)であることが云われて久しい訳だが、携帯電話とインターネットで常時、通話・通信出来ることが当たり前の時代に入って、そのことが忘れられてしまっていたようである。それを思い出させてくれたのが3.11大震災であったと云う事だろうか。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、この時期の定番。売り積もった落ち葉の小径を歩く郷秋<Gauche>。撮影場所は恩田の森Now1218日版の4枚目の写真の雑木の並木道です。

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今年のカメラ界を概観する

こういう記事は自分で書こうとすると一週間がかりの大変な仕事になってしまうので、躊躇しているうちになかなか良くまとめられた記事を見つけた。Nikkei BP Net1215日に掲載されたこちらの記事である。

 

記事のタイトルが「ニコンなど新規参入でミラーレスが大躍進、デジタル一眼レフは2012年に巻き返しなるか」となっており、ミラーレスの躍進と、取り分け年末商戦で売るべき商品がないと云う一眼レフの残念な有様を良く捉えたタイトルとは云えるが、「ニコンなど新規参入でミラーレスが大躍進」は正しくない。オリンパスとパナソニックの頑張りにより躍進したミラーレスに、ニコンとペンタックスが新規参入したものであり、ニコンなどの参入によりミラーレスが大躍進した訳ではない。

 

しかし、ニコンのミラーレス「1」のイメージセンサーのサイズについて、評価が分かれているとの指摘や第二弾への期待、富士フイルムのFinePix X100X10に詳しいこと、ニコンとキヤノンがオリンピックイヤーに新しいフラッグシップ機を投入していること、ニコンのD700D300Sが、後継機が発表されないまま販売終了となったことなど、今年のカメラ製品の動きについて概観するには読んでおいて悪くない記事である(ただし、O社のゴタゴタなど、業界事情については触れられていない)

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、この冬初登場の「超小型湯沸しセット」。背負うデイパックが500グラム程重たくなるが、これのお陰で熱々のラーメンとコーヒーを楽しめるのだから、我慢できる500グラムである。

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