唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
れ足す言葉?
「食べれる」「見れる」「来れる」など、「ら抜き言葉」と云われる言葉を聞くようになったのは、もう随分と前の事だと思うけれど、最近では「れ足す言葉」というものがあるらしい。「読めれる」「行けれる」「話せれる」などがその「れ足す言葉」なのだと云う。言葉の変化として、短縮されていくのはわかるが、わざわざ一音入れて長くなる変化は郷秋<Gauche>的にはちょっと理解できない。
今時分の高校生や大学生の標準語は「ら抜き言葉」と云っても良い程で、「食べられる」などの「ら入り言葉」は既に老人語の感がある。言葉は時代と共に変わるものだから、「れ足す言葉」も当たり前の時代がやって来るのかも知れないけれど、やっぱり抵抗感はある。いつの時代もそうだったのだろうな。「今の若者の言葉は乱れている」と、大昔から云われ続けてきたのに違いない。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、なるせの森の谷戸の畑で群れ咲いているカモミール。この畑からいただいて来た我が家のカモミールはとっくに終わってしまったけれど、ご本家さまはまだまだしっかり咲いている!
D800のファームウェアを更新した
ニコンからD800/D800Eの最新のファームウェア(B:Ver1.01)が公開された。修正個所は次の通り。
1. 画像再生をしながら静止画撮影をしていると、液晶モニターが消灯し、メモリーカードアクセスランプが点灯のまま、稀にカメラの操作ができなくなってしまう現象を修正。
2. ワイヤレストランスミッターWT-4を使用した際に、設定条件により、「RAW+JPEG送信設定」を「JPEGのみ」に設定していても、RAW画像が送信されてしまう現象を修正。
3. 「撮像範囲」が「5:4」で、「アクティブD-ライティング」が「しない」以外の設定にしていた場合、撮影画像の下端に黒っぽい影が写り込んでしまうことがある現象を修正。
修正点として以上の3点が公表されているが、ひょっとすると公表されないまま「こっそり」手直しされているところがあるかも知れない。
上に書いた修正個所は、郷秋<Gauche>の撮影パターンからするとまったく影響のない部分での修正と云えるが、既に書いた通り、実は公表されていない部分でこっそり手直しやバージョンアップがなされている場合も考えられるので、自分の使っているデジタルカメラの新しいファームウェアが公開された場合には、面倒でも必ずバージョンアップすることをお勧めする郷秋<Gauche>である。
と云う訳で今日の一枚は、ファームウェアのバージョンアップ中にはこんなメッセージが表示されますと云う一例だが、「なんだ、このノイズだらけの写真は!」と云う突っ込みをされる前に、書いておきます。撮られるのがニコンなら撮るのもニコン。COOLPIX S52、ISO 1600で撮ったものですが、なにか・・・。
ペンタックスK-30のファインダーは視野率100%
既に海外では発表され、国内での発表が待たれていたペンタックス(a Ricoh Company)のK-30が国内でも発表された。詳しいスペック等はこちらで確認いただきたいが、注目すべきは、このクラス初と思われる視野率約100%のファインダーと毎秒6コマの高速撮影性能である。
入門クラスのDSLRとしてはNikon(ニコン)がD3200に2400万画素のイメージセンサーを投入し他社・他モデルを圧倒したばかりだが、ペンタックスは画素数1600万ながら、ファインダー視野率約100%と防塵防滴ボディ、更に毎秒6コマと云ったマニア受けする部分を強化しての登場である。ちなみに価格は入門機としては高めのD3200と同レンジである。
郷秋<Gauche>的にはファインダー視野率約100%、倍率0.92のガラスペンタプリズム搭載(D3200はペンタミラー)のK-30に魅かれるが、一般的に入門クラスのDSLRを購入しようと云うユーザーには高画素と、何と云っても「ニコン」ブランドが効くことだろう。申し訳ないが、初心者には視野率約100%の意味も、倍率0.92もガラスペンタプリズムの意味も理解できないのだから。それを承知の上でニッチマーケットを開拓しようと云うペンタックス(=リコー)の戦略が果たして思惑通りの結果となるかどうか、見ものであるなぁ。
例によって記事本分とは何の関係もない今日の一枚は、この時期、畑の隅や道端で咲いているのに気付くイネ科の雑草、コバンソウ(小判草)。細い枝に垂れ下がった文字通り小判のような穂(花)を付ける。ヨーロッパ原産で江戸時代に観賞用として移入され、その後帰化(雑草化)したようである。しかし、こんな地味な花を観賞用に栽培するとは、ミズヒキ(水引)を愛でる日本人ならではだと、感心しきりの郷秋<Gauche>である。
6人目の勝者
20日に、モナコはアロンソ、バトン、小林だろうなどと勝手なことを書いたが、大外れの結果であった。可能性のあるドライバーとして郷秋<Gauche>はハミルトン、シューマッハ、ウェバー、グロジャン、小林の5名をあげていたが、その中からウェバーが2012年シーズン6戦目にして6人目の勝者となった。チームとしてはベッテルが勝ったバーレーンに次いでレッドブルが今シーズン初めて2勝目をものにしたチームとなった。
ウェバーの同僚、ベッテルが4位に入ったこともありレッドブルはモナコで37拮抗するドライバーズランキングとは裏腹にレッドブルは37ポイントを積み増しし、マクラーレンに38ポイントの差をつけ1位をキープしている。
しかしだ、やっぱりしぶといのはアロンソだ。モナコでも3位表彰台をものにし15ポイントを獲得し、ドライバーズランキング1位に君臨している。とは云え、カナダカナダGPで逆転可能なドライバーは51ポイントのロズベルクまででも4人、同ポイントに並びかける可能性のあるライッコネンまで入れれば直接のライバルは5人もいると云う接戦だ。ますます目を離せない2012年F1である。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、あかねの森南麓の農家の石垣に蔓延るイモカタバミ。同類には、花弁の色の薄い順、ムラサキカタバ、イモカタバミ、ムラサキカタバミがあるが、これはその色からするとイモカタバミのようである。いずれも南米原産とされているが、今では日本のあちらこちらで我が物顔でその勢力を広げている「雑草」である。
我が家の花たち
アカバナ科の桃色昼咲き月見草(モモイロヒルザキツキミソウ)です。ちょっと長たらしい名前ですが、順に読み解くとこの花の素性が判って来ます。「桃色」は勿論花弁の色の事ですがわざわざ桃色としているのは、本来の月見草は桃色ではないからです。「昼咲き」は文字通り昼になる花であることを示していますが、裏を返せば本物の月見草は昼ではなく夜に開花することを意味している訳ですね。
郷秋<Gauche>が毎年種を採取しながら栽培している本物の月見草はこんな花です(see here)。既に書きましたように、夜に咲く(正確には日暮れ時に開花しる)白い花です。
桃色昼咲き月見草の故郷は本物の月見草同様、北米大陸のようです。北米からということは早くとも1850年代以降と云う事になるかと思いますが、日本にやって来た正確な時期について書かれたものは見つかりませんでした。いずれにせよ、当初は観賞用として移入されたものが、その旺盛な繁殖力で、道端などでその勢力をますます広げつつありことは間違いないようです。
我が家の花たち
一昨年に花が咲いている状態で買って来て庭に植えた檸檬(レモン)の木。植えた年にはたくさんの実が生ったのですが、昨年は花がほとんど咲かず、今年は蕾は付けたものの花が咲く前に落ちてしまうものが多く、咲いた花はほんの僅か。せっかく咲いた花ですので実をつけるまで頑張ってもらいたいものです。根元に牛糞堆肥でも入れてみようかしらん。
ヴィオラスペース
昨日の神奈川新聞に「人間のような魅力に挑戦を」と題して、ヴィオラスペースについて今井信子さんが語る記事が掲載されていた。半3段くらいの、決して小さくない記事なのだが、悲しいことに、ヴィオラ(Viola)が全て「ビオラ」と表記されている。ヴァイオリンでさえ「バイオリン」と表記されてしまうのが新聞の世界だから仕方がないと云う事なのであろうか。果たして新聞界はヴァイオリン弾き、ヴィオラ弾きがいないのかと思わずにはいられない郷秋<Gauche>であるぞ。
さて、この記事の中にこんな事が書かれていた。「ヴィオラを瓶詰めワインに例えれば『ヴァイオリンはラベルで、チェロはボトル。ヴィオラはワインそのもの』とも表現される。」と今井さん。そうなんだ。お恥ずかしい限りだが、郷秋<Gauche>はヴィオラがこのようなもので、このように説明するとは初めて知った。確かにヴィオラは、チェロと共に人間の声の音域・音色に近く聴きやすい音であることは確かである。郷秋<Gauche>自身もヴィオラの音色を憎からず思っている一人で、今井信子さんがバッハの無伴奏地チェロ組曲を弾いたコンサートに足を運んだこともあるが、ここまで褒め上げるとは、さすが、ヴィオラ界を背負って立つ今井さん!
こう云う褒め方がある一方で、逆の説明の仕方があることもご紹介しておいた方が良いだろうか。クラシック音楽の世界には「○○○ジョーク」と云うものがあるのだが、その中でも最もたくさんのジョークが伝えられているのが「ヴィオラジョーク」だろう。ざっとこんな具合である。
ヴァイオリンを盗まれないようにするには?
ヴィオラのケースに入れておきます。
稲妻とヴィオリストの指の類似点は?
どちらも同じところに2度は落ちません。
ヴィオラとタマネギの違いは?
ヴィオラを切って涙を流す人はいません。
短二度の定義は?
ユニゾンで弾いている2人のヴィオリスト。
何故ヴィオリストは隠れんぼをして遊ばないのでしょう?
誰も探しにきてくれないからです。
これ以上書くと、世のヴィオラ弾きに首を絞められそうなのでこの辺で止めて起きますが、これ程までにヴィオラとヴィオラ弾きはクラシック音楽好きから愛されていると云う事なのだと思いますよ。ほら、気になる可愛い子にはちょっとだけ意地悪したくなったりもするじゃぁありませんか(^^)
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、いま時分あちらこちらの庭先で見かけるこの花。実は「マツバボタン」と書こうと思い、それでも念のためにと検索してみたら見事に違う花(ポーチュラカ。これはこれでちゃんと知っている)が出てきて慌てた。郷秋<Gauche>はずっとこれがマツバボタンだと思っていた。それじゃぁ、これは何?
Nikon D600第二報
4月30日に掲載したNikon D600!と云う小文で、Nikon Rumors(以下、NR)に掲載されていたNikon(ニコン)D600の噂を紹介したが、今日はその第二報である。詳細はこちらでご確認いただきたいがが、第一報時と特に大きく変わったのはAFモーターに関する件である。
初回の噂では、D3100やD5100と同じようにAFモーターは内臓されず、AF可能なのはAF-S(とAF-I)レンズのみだとされていたが、今回のNRの記事では「The Nikon D600 will have built-in AF motor」とされている。Dタイプレンズ愛好者には嬉しい事かとは思うが、郷秋<Gauche>が所有するAFレンズは全てAF-Sだから(正確にはTamron 90mm Macroを除く)、この点は重要なものではなく、むしろモーターを排除しての更なる小型・軽量化の方が嬉しい。
とは云いながら今回のNRでは、D600は本体だけで760g、バッテリーとSDカードを装着しても850gと、その軽量ぶりが紹介されている。D700は本体だけで995gだったのが、D800は本体900gと10%の軽量化を果たしているが、DXフォーマットのD300がボディ単体で825gであったことを考えると、D600の760gは驚異的な軽さである。高齢者の写真愛好家が多いことを考えると、買ってもらうためには低価格化と軽量化は避けて通ることのできない道と云う事なのだろうな。
NRが報じるD600のスペックの中で好感が持てるもう一つのポイントバッテリーである。つまりD800と同じ(と云う事はD7000、V1と同じ)EN-EL15を使うとの事だが、これはカメラ2台持ちで撮影に出かける時に実にありがたい事なのである。2台のカメラのために2種類のバッテリーを2本ずつと充電器を2台持って行かなければならないのは、嵩張るだけではなく実に煩わしいのである。
ただ、EN-EL15を使うのは良いのだが、郷秋<Gauche>的には必須な縦位置用グリップ(マルチバッテリーパック)が新型だと云うのは怪しからんと思うぞ。D800よりも軽量小型のD600ならば、D7000用のMB-D11が使えると良いのだが、そこまでは小さくはならないと云う事なんだろう。それにしてもD600の噂、バッテリー・SDカード込みで850gなどと細部にわたる細かな数字が流れて来るとなると、いよいよその信憑性は高まっていると云えそうだな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、手持ち近作がネタ切れとなって苦肉の策、今月5日に地元郡山の布引高原で撮影したものの中からまだご覧いただいていなかったショットから。
「ブレない男」と「偏屈オヤジ」の境目はどこに
あのフィーバー(古い!)はどこに行ってしまったのだろうか。そう、もう20世紀末の出来事だったのだろうかと思える程に、記憶の遙かかなたに飛び去ってしまった出来事、金環日食の事である。
先週月曜日辺りから郷秋<Gauche>の人気が急激に高まったようで、やたらと声をかけられることが多くなった。何のことはない、声をかけられる理由は金環日食。そしてその内容はこの二つ。
「金環日食、撮るんですよね。撮ったら見せてください」
「金環日食、どうしたらきれいに撮れますか?」
そのたびに、「僕は別に天文ファンじゃないし、特に興味もないから撮らないよ」と答えるのだが、一様に白けた顔をされたものだ。白けられても、こちらが困る。郷秋<Gauche>は好きなものしか好きじゃないし、興味があるものにしか興味が無いし、撮りたいものしか撮らない。先にも書いたけれど、特に嫌いと云う事もないけれど特に好きでもない、つまりほとんど天文関係については興味が無いから、次に見られるのは何十年後、何百年先だからと云われても見る気も見るつもりも無いから、申し訳ないけれど「撮らないよ」と、にべもない返事しかしようがない。
そんなことを何度か繰り返していたら、ある女性が「郷秋<Gauche>さんはブレないんですね」と云った。云ったというよりは「云って下さった」。そうだよ、郷秋<Gauche>はブレないんだよ。「ありがたやありがたや」と思ったけれど、要するにそれって「自分の考えを曲げない偏屈オヤジなんですね」と同じ意味なんじゃないかと、今日になって気が付いた。
「ブレない男」はちょっとカッコいい気もするけれど、「偏屈オヤジ」は文字面からしてダサい。自分の考えを容易には変えないと云う意味ではどちらも同じことだろうが、でも、印象が随分違う。「ブレない男」と「偏屈オヤジ」の境目はいったいどこにあるのだろうか。
何でも禁止すれば良いと云うものではないだろう
飲酒運転は重大事故となる可能性が多いから飲酒運転禁止、公正な行政活動が妨げられるから賄賂禁止、運航に支障を来すから飛行機内での携帯電話禁止は、わかる。でもだ、生レバーを食べて死者が出たから、生レバー禁止、飲酒による不始末・不祥事があると禁酒令は、どうだろな。
生レバーを食べる人は、時に死に至る食中毒にり患することは覚悟の上、つまり自己責任で食べていることだろう。自動車の運転をしないのは当然のこととしても、飲酒だって不始末・不祥事を起こすほど飲むかどうかは自分が決めれば良いことで、その結果に対する責任は当然本人にある。
生レバーが危険だから禁止するのなら、毎年何十人もの死者が出て、遭難の度の捜索にべらぼうな税金が費やされる(特に冬山の)登山を禁止する方が先。飲酒を禁止するのなら、多くの場合、周囲の人に受動喫煙(ようするに緩慢な殺人だ)を強いる喫煙(タバコの販売そのもの)を禁止する方が先だろう。
どうも近頃、事が起きたから「禁止」と云う事が多過ぎる。法律で禁止しななければその行為を成す者が少なくならないと云うのは、誠に淋しく悲しい事である。法律で禁止されていようといまいと、善悪、可不可を自分で判断し、自己の責任において行動できるのが大人。そう云う意味では成人年齢引き下げなど、もっての外だと思う郷秋<Gauche>であるぞ。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、スイカとかぼちゃの苗が植えられた畑。スイカやカボチャはこれほど広い畑が必要なわけで、小玉とは云え、狭い我が家の庭にスイカを二株も植えてしまったのは無謀と云うべきだろうか。
今週末の天気が面白そうだ
今週末の天気は木曜日が雨、金曜日はどうでも良くて、土曜日が晴れのち雨、そして日曜日が晴れの予報だ。どこの?って、勿論モナコのだ。そう、今週末に伝統のモナコGPが行われる、あのモナコの天気予報だ。
金曜日がどうでも良いのは、通常のレースとは違い、モナコGPでは木曜日からグランプリウイークがスタートし、金曜日はサポートレースが行われるためにF1はお休みだから。そして土曜日に予選があって日曜日に決勝レースと云ういつものパターンに戻る。さて、先に書いた天気予報が何故面白いのかと云えば、こういう事である。
決勝レースは晴れの予報だが木曜日のフリープラクティスは雨だから、決勝レース用のセッティングを試すことが出来ない。土曜日の予選も晴れなんだか雨なんだか判らないからセッティングが決まらないまま木曜日と金曜日が過ぎていく。そして土曜日の予選。晴れるのか雨なのか、神のみぞ知ることだが、とにかく予選を走らないといけないわけで、どのチームも混乱する。思いがけないチームがグリッド上位に並ぶ可能性も大ありだ。そして日曜日の決勝レースは晴れ。
天候とセッティングの偶然が重なって、たまたま上位グリッドに並んだマシンが24台のパレードを抑え気味にレースは始まる。後からベテランにプッシュされて血迷った若いドライバーが「壁にキス」をする。コース上にマシンの破片が飛び散りペースカーが入る。
ペースカーの入るタイミングとタイヤ交換のタイミングが合ったチーム、マシン、ドライバーが上位に躍り出る。躍り出たのが上位チームのドラーバーなら良いが、たまたま中・下位チームのマシンだったりすると、またまたパレードになる。同じことが何度でも繰り返されることになる訳だが、こういう荒れたレースではいつもそうなのだが、結局は沈着冷静なベテランドライバーが上位でフィニッシュすることになる。ほらね、どういう思考回路を通ってもやっぱり昨日の予想と同じ結果になる。
レースのあやで、下位チームの若いドライバーが表彰台に上がる可能性もないではないけれど(それはそれで良い事なのだが)、もしそういう事があるとすれば、彼は実に運が良いと、ついていると云うべきで、そのツキに更なる期待をしてレース終了後すぐにドリームジャンボを買いに走るべきである。当たれば当せん金をつぎ込んで来季のシートを手に入れることが出来るかも知れないからね(^^)
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、これ。なんだかお判りだろう。竹林に「ゴミ」ではない。年配の方はすぐにお気づきのことと思うが、筍(竹の子)から竹への成長する過程で剥げ落ちた竹の皮である。郷秋<Gauche>が子どもの頃には見かけることの多かった、食品の包装材として使われた筍の皮だが、最近見かけるのは粽(ちまき)くらいのものだろうか。おそらくは石油由来のトレイやパックよりもコスト高になっていることとは思うが、風情があり、かつ一年で再生可能な天然素材なだけに、もっと使われて良いのではないかと思う郷秋<Gauche>である。
6人目の勝者はだれ?
今年のF1第6戦モナコGPは来週。レースもないのに今日は珍しくF1の話題である。
2012年のF1は、先週末のスペインGPまで毎回違う顔が表彰台の一番高い所に上がると云う、近年まれにみる混戦となっているのはご存じの通りだが、ここまで毎レース勝者が違うのなら、いっそのことどこまで違う勝者が続くのか、珍記録更新も面白いのではないかと思う郷秋<Gauche>である。
これまでの勝者は初戦から順にバトン、アロンソ、ロズベルク、ベッテル、マルドナード。惜しくも勝利を逃したドライバー、つまり2位フィニッシュのドライバーにはペレスとライッコネンがいる。優勝もしくは2位となったチームのもう一人のドライバーとしてはハミルトン、マッサ、シューマッハ、ウェバー、セナ、グロジャン、小林がいる。
この辺りがレース展開によっては優勝も有り得るマシンを駆るドライバーと云っても良いだろう。ハミルトンは2008年モナコを制しているなど勝者候補の筆頭とも云える存在だが、2008年のレースでもマシンをガードレールにヒットさせて一時は大きく後退しているし、モナコのみならずレース中他車との接触も多く、期待して良いものかどうか悩むところだ。
マッサとセナは今シーズンこれまでのパフォーマンスを考えるとモナコ勝利の芽はない。とすると今シーズン未勝利者の中で一番期待できるのはライッコネンだろうか。モナコマイスター、ミヒャエル・シューマッハも突然往年の走りが蘇るかも知れないし、マルドナードが優勝したことを考えれば、レースのあやで小林が優勝と云う可能性も無くはない。
あれこれ考えるとますます楽しみなモナコだが、マシンのポテンシャルでは劣るもの、ドライバーのモチベーションと抜けないモナコのコースの特殊性を考えると、一番近いところにいるのは、6人目の勝者とはならないが、やはりアロンソじゃないかな。2位にはステディな走りのバトン、次いで小林の初表彰台というのが郷秋<Gauche>の予想。果たしてこの予想が当たるかどうかは別にしても、待ち遠しいモナコGPである。
ニコンが化粧品分野に進出?!
Nikon(ニコン)が医薬品・化粧品分野に進出を計画しているようだ。5月18日(昨日)行われた取締役会において、事業内容に「医薬品、医薬部外品並びに化粧品の製造及び販売」を追加する定款の一部変更について、6月28日開催予定の第148期定時株主総会に付議することを決議したことが公表された。
写真・カメラ業界では既に富士フイルムが医薬品・化粧品分野に進出しているが、フジはフィルムを作っていた化学工業会社である訳で、そんな出自を考えれば医薬品・化粧品分野もまんざら見当違いではない訳だが、ニコンがなぁ・・・、と郷秋<Gauche>は首をひねってしまうぞ。
ニコンはご存知の通りカメラを中心とした光学機器とその技術を応用した半導体製造(露光)機械が中心の会社であり、医薬品・化粧品の基礎となるか化学分野についての技術はほとんど持ち合わせていないように思えるのは、郷秋<Gauche>が知らないだけなのだろうか。あるいは成長分野であると読んで、これから薬品・化粧品企業を買収して新規事業をスタートさせるのだろうか。
ニコンが化粧品を出すとなると、ブランドはどうなるんだろう。まさか「ニコン・スキンケアシリーズ」じゃないだだろう。富士フイルムは「ベルビア」とか「アスティア」と云った化粧品にもそのまま使えそうなブランドを持っているけれど、ニコンにはない。まさか「F3スキンケアシリーズ」じゃないだろうな。いずれにせよ、ニコンブランドの化粧品が店頭に並ぶのだとすれば、郷秋<Gauche>も化粧品をニコンに替えなければいかんかなぁ(^^)。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、恩田の森の雑木林から見上げた初夏の太陽。
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